お手軽な法哲学
「よくわかる法哲学・法思想」深田三徳・濱真一郎編著(ミネルヴァ書房)978-4-623-04848-9。
見開き2ページで1テーマをまとめてある。高校の時に使っていた倫理・社会の資料集のような趣である。素人が簡単に全体を見渡すには使いやすい本。参考文献も充実している。
【追記】
読み始めた。で、高校の時の教育に今さらながら感謝。
私の学年は、共通一次試験の社会科は、現代社会(倫理社会・政治経済)+世界史・日本史・地理から1科目選択だった。が、高校は、理系文系を問わず現代社会、世界史、日本史、地理をフル履修させてくれて、どれを選んで受験するかは生徒の判断に任せてくれていた。細かい年号はもはや覚えていないから、今試験をされるとかなりやばいが(汗)、世界史の流れやら思想家の名前くらいは頭に残っているから、今、上記の本を読むときに、そんなにハードルを感じずに入っていけている。
高校での世界史未履修が問題になっていたが、将来どんな分野に進むにしても、高校の内容は全科目可能な限りフル履修すべきだろう。大人になってから別分野に手出しするときの基礎体力として効いてくる。