postheadericon 答案(違)提出

 絵里タンに準備書面の草稿を提出した。前半を当事者参加の弁論,後半を不法行為に関する弁論に分けて,証拠書類も一応は揃えて,証拠説明書も作ってみた。素人のやることなので冗長だったりピントを外してたりするだろうし,主張の順番やら削除追加もあるだろうということで,丙号証の印を押した後,番号は薄く鉛筆書きして出しておいた。書面の方は12ポイントA4で19ページほど。
 ネットの議論と違うところは,相手を論破しようとする必要はなく(まあ,ネットでも本当の相手がギャラリーの方だという場合もあるけど),裁判官の心証形成ができればそれ以上やる必要は無いということ。とはいっても,論理に説得力がないとだめだろうし,極端な議論はしても受け入れられないので,「常識の範囲」というアナログな部分を入れて,かつ法的に間違ってない範囲で書かなければならない。
 絵里タンにはどこまで主張するかも含めて検討してほしいと頼んだので,書面の分割もあり得る。今回、原告と被告には裁判所から宿題が出ているが、独立当事者参加人には特に宿題は出ていない。だからといって何もしないで居るのが良いとも言えないし、主張を全部一気に出すのが戦略上良いかは検討課題だし、かといって、あんまりのんびりしていると「時機に遅れた攻撃防御」といって反撃を喰らうことになる。まあ、最初のうちはそんなに急がなくてもいいのかもしれないけれど。
 しかし,絵里タンがどう直してくれるかが,興味深くもあるしちょっと恐ろしくもある^^;)。何て言うか,厳しい先生に実験レポートを提出して採点を待つ学生の気分だ。ともかく,プロの目を通るとどうなるかを直接知る貴重な機会なので,積極的にやり方を学んでおきたい。

 モトケンさんのところについていたコメントの表現をお借りするなら,裁判官は料理評論家かあるいはお客様,料理人は弁護士,私は材料の下ごしらえをして料理人に届ける役,ってところか。

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