ソフトウェアの買い物とかアップデートとか
普段、PDAにClie、Macを母艦という構成で使っているのだが、OS Xを最新版にしたら、HotSyncができなくなってしまった。もともとClieは、そのままではMacとはHotSyncできないので、MissingSyncというサードパーティー製のドライバを使っていた。今回、これの3.X系列が、最新版のMac OSでうまく動かないので、新しいバージョンを入れることにした(これも不思議な話で、職場のデスクトップのG5マシンでは、最新版のMac OSで3.x系列は問題なく動いている。家のG4ノートで動かないのが謎である)。
それで、MissyngSync4.0,1を入れてみたのだが、やっぱりだめ。エラーも出ずにHotSyncが終わるのだが、確認してみると、Palm desktopに加えた変更も、PDA側に入れた変更も、両方とも相互に反映されてない、つまり同期がまったくとれていない。
おかしいと思って、iSyncをダウンロードしてきて、Mac純正のiCalやアドレス帳と同期させてみたらうまくいっている。メモ帳の方は、MissingSync提供元のMark/Space MemoPadというソフトとはうまくできているが、Palm desktopには反映されない。
一体どうしてこんなことになっているのかが謎である。別のMacで試してみるしかないのか。
そもそも、HotSyncできている3.x系統をバージョンアップすることになった理由は、年明けに、Clie側のメモリースティックをうまく認識しなくなってしまったことによる。それで、4系統に上げたのだが、ちょうどそのとき、OS X側の不具合バージョン(ネットを確認しにいくアプリを動かしているとデスクトップがめちゃくちゃ重くなる)と重なって、いろいろ削除しても直らず、結局OS再インストールからやったのだった。手帳の不具合なんて始末に負えないよなあ。
新たに買い物したソフトウェアは2つ。
1つはMellelというMac用ワープロソフト。http://www.versiontracker.com/で探せばすぐに見つかる(売れ筋らしく、最初に表示される画面の下の方にいつも出ている)。これを買った理由アウトライン機能があるから。
これまで、講義ノートの管理やら、このサイトを立ち上げた時の作業記録などは、KacisWriterを使っている。これもアウトライン機能がある。画面の左側に階層構造になった見出しを表示できて、そこをクリックする本文に飛んでくれる。似たような機能を持つ「アウトラインプロセッサ」というものもあるけど、なぜそっちを使わないかは、見出しでジャンプしたときにその前後の内容まで見えるかどうかの違いによる。実際に物書き作業をしてみると、見出しジャンプしたときに、内容の方をスクロールできて、前後の中身が見えるかどうかで、使い勝手が随分違う。多くの「アウトラインプロセッサ」は、見出しの階層はあっても、中身をテキストとして流し読みできないので、私の目的には使いにくい。もちろん、Kacisもそのまま使い続けるけど、代替案をもう1つくらいは用意しておいた方がいいし、KacisよりはMellelの方が、rtf形式でのMS-Wordとのやりとりがうまくいくようである。どうしてもWordファイルでと言われることがあるので、rtfで妥協しているというのがホントのところ。
長い文章になると、アウトラインの見出しやらなにやらに、TeXの\section{}なんかを直接埋め込んで書いて、最後にテキスト形式で保存してコンパイル、という作り方をしている。とにかくアウトライン機能が充実してないと使い物にならない。
もう1つはプレステ2のゲームソフトで、「ブロークン・ソード」というアクションアドベンチャー。何かハリウッドの映画みたいな設定の(インディ・ジョーンズっぽい)雰囲気に惹かれて、それなりに値段が下がっていたので買ってしまった。買ってみて良かったところは、登場人物の台詞が吹き替えじゃなくて字幕だってこと。よく、英会話の勉強のために字幕になってる映画を見るなんてのがあるけど、ゲームでも同じことができるんだなあと思った。字幕と実際言ってる内容や表現の言い回しを比べるとけっこう面白い。必ずしも全部ききとれるわけではないけれど。後は、不必要にプレイヤーに負担を強いないことかな。日本のゲームソフトは結構マニアックな作りで、アドベンチャーでもマルチエンディングの数がやたら多かったりで、攻略本無しでは初心者はほとんど先に進めなかったり、何回も繰り返してやらないと終わらなかったりする。その点、結構素直で、普通にやっていてもストーリーに参加できて、本を読んだり映画をみたりする気分でプレイできるのは、ゲーマーじゃない人にとってはありがたいソフトではないかと思った。ただし、ネット上の攻略情報も英語な罠。