さて、ポテンシャルをどう教えるか……
学生実験が18時頃に終わって、そのあと明日の講義の用意をしていたら日が変わって1時回ってしまった。高校物理をやってないウチの学科の1年生に物理を教えるわけだが……。指導要領の制約がない&高校物理の公式暗記型は見通しが悪くてやってられない、ということで、駿台文庫の物理入門など見ながら、最初から微積分使いまくりで導入することにした。
位置、速度、加速度が時間微分で導けるというのと、運動方程式と作用・反作用の法則をやって、力積と運動量の変化、運動エネルギーと仕事まで、可能な限り3次元(ベクトル表記)でまとめた。前半で微積分も微分方程式もやってあるので、復習することにもなる。
何とか明日の分はまとめたが、次回やるはずのポテンシャルの話をどう持っていくとすっきりするか思案中。仕事を先に定義したから、保存力を説明してポテンシャルの話につなげばいいのか……。「理工系物理学」など引っ張り出して眺めてみたり(でもこの本、アマゾンでも表紙や著者の氏名が登録されていない。著者は鐸木康孝氏だと思うんだけど、手元の本にはISBNが振ってないorz。見通しよく書かれているけど、最初に独学で読んで味わえるかというとちょっと疑問だ)。
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