参考情報へのリンクを2つ
教育基本法改正問題。文部科学省の改正原案はここ。なお、Yahooニュースに掲載された自民党の二階俊博国対委員長の発言
「教育基本法を60年ぶりに改定しようとしている。それに比べたらやらせがあったなんてつまらないことだ」
はメモっておく価値あり。これじゃ、道徳を説こうが愛国心を説こうが、そもそもインチキに基づいてやったということになって、法案を作っても説得力が皆無、ぶちこわしもいいところだろうと……。いや実際、「味方にすると手強いが敵に回すと心強い」(by吉岡平)人って居るもんなんだな^^;)。
ニセ科学批判という立場からは、法案チェックポイントとしては「聞こえのいい倫理やら道徳といったふれこみで不合理を安易に持ち込める内容になってないかどうか」の方が重要。道徳教育をやるとなった瞬間に水伝に入り込まれたという現実が既にあるわけだし、文部科学省の心のノートを見ても、自然科学の視点と情緒的な視点をあっさり混同している。
客観的かつ論理的に考えるべきところに無用の情緒を持ち込もうとする動きの方を警戒すべきだが、忙しいので考察は後で、ということでリンクだけ貼っておく。
似たような傾向を示す別のネタとしては、酔うぞの遠めがねより、「合計特殊出生率が1.8になったら」というエントリ。人口推計甘過ぎという指摘は前からあったが、とうとう、厚労省は「現実を見ない」方針に切り替えたのか?これだと、ぼろ負けしていたのに「転進」と発表しまくったいつぞやの大本営発表と本質は何も変わっていないように見えるのは気のせいか?
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