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読書三昧・DVD三昧の正月になりそうな

Posted on 12月 31st, 2006 in 倉庫 by apj

 東京に来たので、真っ先にジュンク堂へ。
 懸案だったウチ(=と学会)の会長の本「審判の日」「アイの物語」をゲット。トンデモ本大賞の時にも売ってたはずだが、荷物が重くなるので山形で買えばいいや、と思って後回しにしていたら、山形の本屋ではちっとも遭遇しなかった罠。SFつながりで、同じコーナーにあった「天涯の砦」(小川一水)も購入。
 コンピュータ関連のコーナーに行ったが、Mac OS Xのプログラム関係はあまり目新しいものがなかった。そのかわり、読み物「ハッカーズ その侵入の手口」を購入。
 新書コーナーを回って「知られざる「水」の超能力」(藤田紘一郎)を購入。これは、水商売Bookウォッチングのネタとして。大体、NMRで水クラスターが測定できるなんて話を間違いと見抜けない人に水の話なんか書かれても困るんだよな。
 地下のコミックスコーナーで「PLUTO(4)」が出てたので即買い。
 そういえば正月だし、書き初めでも……と思ったが毛筆道具なんかドッカにやってしまって久しいしなぁ、とうろついていたら「読める書ける アラビア文字練習プリント CD付き」が並んでいたので衝動買い。あの文字いっぺんちゃんと書いてみたかったので、今年の書き初めはアラビア文字に決定、と。ついでに語学コーナーをざっと見渡したら、カエサルの「がリア戦記」をみつけたのでまたまた衝動買い。塩野七海のローマ人の物語も今年で完結したし、じゃあ、名文と名高いカエサルの文章が一体どんなのかぜひ見てみたいと前から思っていたんだけど……でも原文はラテン語な罠。一応英語と対訳になってるし、ラテン語はCDエクスプレスが手元のipodに突っ込んであるし文法書も持ってるが……意味とれるんかいな(汗)。買ったのはLOEB CLASSICAL LIBRARYのシリーズで、 Harvard University Pressから出ているギリシャ・ローマの古典を、原典と英語の対訳にしたもののうちの1冊である。このシリーズには世界史や倫理社会の授業で聞いた覚えのあるタイトルがいっぱいあって、なかなか興味深い。
 自然科学関係では、朝倉物理学大系の中身を確認。良さそうなんだけどちょい高目なので、揃えるべきかどうするか悩んでいたのだが、持ってても良さそうだという結論に。値段が値段だから1割引のある生協で買うことにする。
 ちっとも進んでないイタリア語は懲りずに継続中だし、海外モノTVドラマのDVDも溜まってるし、熱力学関係も一通り読んで来年度に備えたいし……。何か正月は本読んでDVD見たら終わってしまいそうな。

 ってことで、家にいたら本を読んで年を越すし、大学に居たら年越し実験になると決まっているわけだが、今年は読書で年越しのパターンになりそう。それではみなさんよいお年を(と書いてみたものの、あと3時間半ほどで新年の挨拶を書くことになるよなぁ……)。