文献メモ
「日本の理科教育における一大変質の明確な事実経過」 生井兵治
日本の科学者vol.41 No.8(2006) 24(416)-29(421)
理科教育に相対主義が持ち込まれた経緯に関するレビュー。文部科学省と一部の教育学者の仕業によって、非科学教育を学校で行う準備がなされ、現在進行中である。この件については要調査。
ここからは旧ブログのコメントです。
by たざき at 2007-03-34 00:49:34
Re:文献メモ
お、これは有用そうなレビュー。ありがとうございます。今やっている作業がおわったら図書館にコピーに行こう。
by まいまい at 2007-03-48 20:04:48
Re:文献メモ
生井兵治先生、筑波大学を退官されてから活躍してらっしゃいますね。
ずいぶん長く長く冷や飯を食わされてらっしゃいましたから。
蛇足ながら科学的相対主義、とくに誤ってそれを標榜する人たちについては、
http://www.math.tohoku.ac.jp/～kuroki/FN/relativism.html
あたりを参考にされると、ＴＯＳＳとか、水伝とか水商売の問題点がピンと
来るかと思いますよ、＞皆様。
by たざき at 2007-03-58 02:08:58
Re:文献メモ
ようやく入手。
科学者が気が付かないうちに、「新しい科学観」の勢力が着々と教育の方針を決める人たちを侵していたということですね。個人的には「ニセ科学」以上の脅威を感じています。村上陽一郎氏の本の普及版とも解釈できる竹内薫の「99.9％は仮説」も売れているようだし、状況は厳しい。
by apj at 2007-03-21 03:09:21
Re:文献メモ
一応、ウチの師匠（冨永教授）が、知り合い何人かに当該文献を送って問い合わせたみたいです。広島大の教育系の人達は問題ありという話が出てきています。