第一回口頭弁論:すっぽかされますた
飛騨の中の人を訴えている件。
本日午後から第一回口頭弁論だったので山形地裁に行ってきた。昨日の段階で何一つ書類が届いていないので、予感はしていたのだがやっぱり当日に被告はやってこなかった。反論が無かったため、訴状に書いた事実認定終了。甲29号証の2まで提出。
郵券の金額が違っていたので訂正、被告の住民票の原本を裁判官に見せて当該人物がその住所地に存在していることを確認。そのあと内容について、裁判官からいくつか質問があった。
裁判官の話では、よほど被告が何か主張したいと言い出さない限り弁論の再開はないとのこと。で、再開がなかった場合は次回で結審して、損害額の認定をやった後は判決が出るのだそうで……。
びっくりしたのは記者さんが3人来ていたことか。でもなぁ、被告がすっぽかした裁判じゃ取材してても様にならんだろうなぁ、と思いつつ、提訴の意味について簡単にコメントしておいた。
私自身の興味は、
・ウェブサイトを作って名誉毀損をやった部分は既に刑事の判断が出ているので民事でも同じだろう。
・大学に対して犯罪の事実を摘示した部分の名誉毀損が認められるかどうか。これが認められると、安易に大学に対して削除要求を出すことに対する歯止めにはなるはず(あること無いこと書き送っても大学側の事務作業は発生するので)。
・掲示板荒らしがどう認定されるか。アクセス制御では現実にプログラムの作業が発生するし、他の参加者への対応も必要になる。荒らしが来なければ発生しなかった作業であり、これがどう認定されるのか。
・メールでしつこく嫌がらせをする行為が、いくらの損害賠償と認定されるのか。
といったあたりである。
しかし、嫌がらせメールやら掲示板荒らしにはやたら積極的だったり、ウェブの内容を削除させようとすることについても書類を送ってきていたくせに、主張を述べられる反撃の場所を作ったら出てこないとは、一体どういう被告なのだ?
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