アニメの最遊記が示唆に富んでいると思う件
だいぶ前にTV放映があったアニメ「最遊記」。確か、あの世界観では、「魔術と科学を一緒にすることはタブー」ということになっていたのだが、これがなかなか意味深長ではないかと。
ガンが治るなどと、科学の領域に踏み込みながら信者を勧誘するような「宗教」が、大抵はカルトで被害者を出していることを考えると、やっぱり実際タブーなんだよなぁ、と思ったりするわけで。
(宗教=魔術、と言いたいわけではないです、念のため。比喩的表現です。)
むしろ、科学にすり寄ってくる宗教はロクなもんじゃない、という判断基準を立てる方がいいのかもしれない。
宗教独自の価値判断の体系を立てるにあたって、科学なんかに頼らなければならないというのは、思想的に脆弱であることの証左である。
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