パリティ7月号
生協で見かけたので衝動買いした。パリティ7月号。特集は「超音波物理の最前線」。
以前、atom11の掲示板でキャビテーションの話やらソノルミネッセンスの話が出て、予備知識が無かったのであまり議論できなかったのだが、パリティの解説はとっかかりとしては良さそう。
気泡の圧縮が、過程の全てにおいて断熱的ではない(等温過程も混じる、準断熱過程)であるとか、発光スペクトルから気泡の温度を求めると10000Kに相当するという話が出てくる。気泡内部も一様ではなくて、内部がもっと高温と考えられている。
圧縮でどれだけの領域が高温になるかわからないのだが、普通の意味で温度を考えていいのかが微妙な気が。この分野の参考書はまだ読んだことがないのだけど、黒体輻射をあてはめていいような話なのかなぁ……。
#参考文献にあがっている、一番基本的っぽい本は品切れ絶版で入手できないし。
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