(Circus Point) Notebookを使ってみた
講演依頼や非常勤の依頼を管理するために、Notebookというソフトを使ってみることにした。画像やpdfなど何でも貼り付けられるNotePadで、自動で目次がついたり、項目の入れ替えができたりという、ばらばらになりやすい情報をまとめるのに便利。
データをため込むソフトとしては、Devon thinkを使っているのだけど、それよりは手軽で何でも書いてまとめておける感じ。やりとりしたメールや、書き換えて送った添付書類などを一個所において一覧できるので、なかなか具合が良い。
ここからは旧ブログのコメントです。
by Mac好き at 2008-07-25 00:25:25
Notebook
面白そうなので私も購入しました。機能的には OmniOutline に似ていると思うのですが、見栄えがよいのがすてきです。仕事で見栄えが良い道具を使うと、普段よりはかどるのが不思議です。今までは Emacs + LaTeX + OmniOutline + OmniGraffle + gcc で仕事をしていましたが、しばらくは OmniOutline の部分を Notebook に変更してみたいと考えています。面白い情報ありがとうございます。
by apj at 2008-07-03 03:42:03
アウトライン機能重視だと……
Mac好きさん、
アウトライン機能重視ということだと、エディタとして、私は Mellel IIを使っています。
http://www.redlers.com/
Emacsもいいんですが、章立てのある文章を書きながら、何章何節というのを横に出しておいてクリックして飛ぶ、といった作業ができるので重宝しています。
TeXで作業するときは、一段目の最初のタイトルに%を入れてコメントになるようにし、documentclassからbegin{document}あたりまでを入れます。各章・節は、自動番号付けを外して入力できるようにし、section{何とか}、と入れ、本文は普通にTeXで入力します。
最期に、プレーンテキストで書き出すと、TeXソースが出来上がるので(但しUTF-8のみ)、TeXShopを用いて、UTFのコードのファイルをコンパイルできるように設定しておいて、コンパイルをしています。
TeXで作業しない場合は、章立てを、自分に合ったような形にしておいて、適宜適用して作業し、普通のワープロと同じように印刷します。本文やタイトルや引用、といった、文章の部品(?)ごとに書式を自分で決められたり、新たな書式を定義できたり、自動番号付けタイトルを自分で定められたりするので、非常に便利です。
実は、裁判関係の書類が全部Mellelです。準備書面だと、1段目が第1、第2、2段目が1,2、といったぐあいに、chapter, section , subsection…にあたる項目の番号の書き方が決まっているので、これに合わせたスタイルを定義しておくと、内容を書くことに集中できます。大体書いたら、弁護士さんがいる場合はそちらに案として投げるのですが、このときはRTFで出力すると、MS-Wordとのやりとりも問題ありません。自分でやってるときは、印刷してそのまま出します。
もちろん、他の作業でも重宝しています。
by Mac好き (実は数学萌え) at 2008-07-44 15:02:44
ありがとうございます
おはようございます。Mellel も一月間無料で使えるようでしたので、さっそくダウンロードして試してみました。うーん、Emacs 一筋 20年 (というかこれしか使えない) なので、私にとってエディターとしてはちょっとつらいかも知れません。プログラマー一筋20年なのにいわゆるワープロも表計算ソフトも使えないし。お客さまから仕様書を Word と指定された場合、いいかげんに書いたテキストをそのままコピーした .doc を提出し、さらに LaTeX で書いた見栄えも内容も良いほうを PDF としておまけにつけるのです。何回かそれを繰り返すと、仕方がないですなあ、とうまく順応して下さる場合が多いです (悪)。
Notebook の方は現行のプロジェクトに関する資料を全部詰め込んでみたところ、大分見通しがよくなりました。それから私は出来もしないのに数学萌えなので、数学関連のリンク集や、自分で考えた断片や疑問点、覚えきれないステートメントを整理したりに重宝しています。というか「数式満載のノート萌え」なのですよ。残念ながら直接数式を入力できないので、Notebook に数式を TeX 入力して、LaTeXiT で PDF 化したのをその直下にはりつけたりして楽しんでいます。今回は色々詳しく説明していただきありがとうございました。