締め切られていたのでこちらでコメントを書いてみた
教えて!gooの投稿記事より。
1、ニセ科学とは、どういうものの事を指すのですか?
科学を装うが、科学でないもの。
2、具体的にニセ科学の例を挙げなさい。
マイナスイオン、血液型性格診断、水からの伝言、波動転写・測定装置。
3、ニセ科学と宗教は違うものなのですか?
一般には違う。
4、「3」の同じ物なら、同じ物という理由、違う物なら、違う物という理由を教えてください。
通常の宗教は、そもそも科学とは別の価値判断の体系であるから、科学ではないし、科学を装ったりもしない。
団体によっては「宗教上の教義に科学的根拠がある」との主張を行う場合もあるが、どういうわけかそういうことを言い出す宗教団体はまず間違いなくカルトである。
5、これを投稿した作者は、「仮説」が万人に受け入れられたら、それは、「証明された」に等しいから、現在、「ニセ科学」として、糾弾されていても、はやっていた当時、本当であると認められていたら、後でやぁやぁと文句を言うのは、卑怯者のする事だと思っている。その考え方は間違っていると思うか?
何が言いたいかよくわからないのだが……。科学は後の時代ほど精度が上がるので、昔受け入れられたことが修正されるのは当たり前に起きる。
ただ単に「昔は受け入れられていたが今では間違いとわかっている科学」であるというだけのものに対して、今の基準を適用して「ニセ科学」と呼んでいるケースは知る限り無い。ただし、「昔は受け入れられていたが今では間違いとわかっている科学」であるにもかかわらず、「今の基準に照らしてこれは正しい」と嘘の主張をすれば、ニセ科学と呼ばれることになる。
ある仮説があって、十分立証されていないのに「実証済み」と主張すれば、ニセ科学となる。後から、その仮説が正しいとわかった場合、科学の内容に組み入れられるが、「分かっていない段階で嘘をついた」事実についてはは治癒されない。