水じゃなくて人を見ましょうよ
昨日投稿した、女性校長水伝問題だが、当の女性校長によるウェブサイトの内容ががキャッシュに残っていた。写真を除いて全文引用する。
― 美しいことば 美しい心 美しい学校 - を目指して
大いちょうだより
所沢市立小手指小学校 平成20年3月3日
「水」にありがとう !
そして、1年間 ご協力ありがとうございました!!
校長 柳沢 栄子
毎日といってよいほど、「食の安全」について新聞等に掲載されていますが、日本の食糧自給率は約4割だそうで、肉類、野菜類、魚介類等・・・ほとんど輸入に頼っています。スーパーの店先の約6割の食料品が輸入されているのです。以前から言われていることですが、冷凍食品の問題からクローズアップされたのです。しかし、もっと考えなければならないことが新聞に掲載されていました。
「日本に1年間輸入される主な農畜産物を生産するために必要な水の量は、427億トン。日本国内で年間取水量のほぼ半分に匹敵。大豆は126億トン、トウモロコシ109億トン、牛肉80億トンの水を消費して生産されるため、輸入は生産物だけでなく、他国の貴重な水資源を大量に消費していることになる。更に化石水と呼ばれている水も29億トンも使用している。・・・化石水とは、地層の関係で雨水がしみ込んでいかない部分にある地下水のことで、1000年単位でたまるため再生が難しい貴重な水。(国立環境研究所と東京大が発表」(M新聞から)
私たちは、給食や食事の前に、「いただきます。」
と言って食べ始めますが、生きているものの命をいただいて私たちの命があること、作ってくれた人への感謝の気持ちがあったのです。残さず感謝して食べたいものです。先週金曜日の児童朝会がありました。朝会では、「ユニセフ基金」の募金に協力した本校の子どもたちに、感謝状の伝達とお礼のことばをユニセフの埼玉支部の方が述べたのです。世界中で困っている子どもたちのために、予防注射や安全な水を供給するため等に使うと話されていました。
特に水については、「住んでいる近くに水源がないため、小さな子どもが1日に何度も往復2・3時間かけて水を汲みに行くため学校にいけないこと、汚れた水を飲んで下痢になり、多くの命を失っていること、安全な水がいかに貴重であること。」などを話してくれました。
ここ数年大きな災害もなく、水不足(数年前は水不足でプールなしの夏休みがありました。)の経験もない地域で育った子どもたちには、実感として理解できないかもしれませんが、話を良く聞いていました。理解して、節水させるためには、学校と家庭で共に実行することが必要でしょう。
ご協力ありがとうございました。ユニセフ募金 32741円
使える切手 3581円
古切手 6000g
カード 3495枚
はがき 412枚「水からの伝言」1・2 江本 勝著 の本を読みませんか。
昨年3月の卒業式の式辞で、この本から学んだことを伝えました。日常使っている「ことば」が、水の結晶に表現されるというのです。(所沢市の雨水を撮影した写真もあります。)実験では、基本の水に「きれい」という文字を見せた水は美しい結晶に。「きたない」という文字を見せた水は、汚い結晶になってしまった写真がありました。人間の体は、約70%が水で出来ています。だから、励ましの言葉で立ち直ったり、やる気が出たり、許してあげたりできるのではないでしょうか。「ふわふわことば」をたくさん使い、学校教育目標の1つ「仲の良い子」を更に目指したいものです。
実験には「魂」「鬼」「天使」「悪魔」などのことばを使った時の結晶や音楽を聴いた時の結晶の写真も掲載されていました。。ご覧になってください。
【柳沢先生へ、そして水伝を受け入れてしまった全ての先生方へ】
※まず、科学的事実として、「水からの伝言」のやり方で水結晶を作ると、六角形のものもそうでないものも、ランダムにできます。それを踏まえて以下をどうぞ。
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「水からの伝言」には、「ヒットラー」という名前を書いて水に見せたら、汚い結晶だったって話も出ていましたよね。この間、先生はそう言って、写真集を見せてくれましたね。水は、人の名前を見せると人の本性まで現してくれるんですよね。本当にすごいですよね。私、感激しました。
先生、私ね、普段仲良くしている「○山□子」ちゃんの名前を書いて水に見せて、結晶を作ってみたんですよ。○山ちゃんは、私にとても親切で、仲良くしてくれます。この間学校を休んだ時も、プリントを私の分までもらってきてくれて、宿題とかも教えてくれました。きっと、水の結晶はとてもきれいなものになるに違いありませんよね。私、すごく期待して結晶を作ったんですよ。でも、何だか半分溶けかかったものしかできなくて、全然結晶には見えませんでした。もう、「○山□子」ちゃんとはお付き合いしない方がいいんですよね。実は、○山ちゃんって、悪い子だったってことですよね。だって、人間の70%が水で、水は言葉の善し悪しがわかるんですよね。「ヒットラー」が悪い人だってのもちゃんと見せてくれたんですものね。
そうそう、2学期になって、「△川×男」君が転校してきました。△川君は無口で、あんまり話をしてくれなくって、無愛想で、ちょっと恐い感じです。だから、仲良くしてもいいかどうか知りたくて、水に「△川×男」君の名前を書いて見せたあと、結晶を作りました。結晶、うまくできませんでした。探したけど、6角形とかありませんでした。水が教えてくれたんだから、無理に仲良くならなくたっていいですよね。
ウチのママが「友達は選びなさい」とか「悪い友達と遊んでいるとお前まで悪くなる」とか言うんです。他の友達も、同じようなことをママに言われてるみたいです。それで、クラスみんなの名前を書いて、水に見せて、結晶をつくったんです。きれいな6角形の花のような結晶が出来た子とだけ遊ぼうって。結晶ができなかった子たちは仲間はずれ、ってことにしました。だって、その子たちは「鬼」「悪魔」と同じ結晶しかできなかったんですもの。その子たちの名前は「鬼」「悪魔」と同じなんですよね。だって、結晶が同じような形だったし。そんな子たちと一緒に遊んだら、私まで「鬼」「悪魔」になっちゃいますよね。「水からの伝言」のもとになっているのは「波動」で、「波動」は人や水に情報を自由に写せるんだって、近所のオバちゃんが言ってましたし。
……でも先生、先生は、だいぶ前の道徳の時間に「誰とでも仲良くしなさい」って教えてくれたはずなんですけれど……
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