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盛岡二日目:創生水踏みますた

Posted on 9月 20th, 2008 in 倉庫 by apj

 午前中はポスター発表。会場でいろいろ知り合いにも会えた。

 夜、せっかく盛岡に来たんだから盛岡冷麺食べよう、と思って駅近くを散策。「ぴょんぴょん舎」という盛岡冷麺&焼き肉の店に入った。冷麺を注文した後、メニューを見ていたら、「「創生水」ぴょんぴょん舎のおいしい水」という囲み記事がorz。椅子からずり落ちかけたんだけど、気を取り直してケータイのカメラで証拠写真を撮影。

活性水素水・波動水・還元水・洗浄水・酵素活性能力を持つ驚異の水「創生水」。当店では美味しさだけではなく環境保護と健康の両面から、盛岡冷麺をはじめ料理、調理、洗浄全てに「創生水」を使用しています。
創生水は<自然環境にいい水・カラダにいい水・脳にいい水>の3要素を備えた水です。
(1)成分を溶かす力の高い水「界面活性力ー油脂の分解性の高い水」であること。
(2)酵素活性を高める水(体内酵素を活性化し、抗酸化物質の力を低下させない水」であること。
(3)水分子の集団(クラスター)の小さい水であること。

 どうも何かを引き当てたっぽい。冷麺は美味しかったんだが、創生水の値段を考えると、普通の水に変えてその分安くしろ、と思ったり。

物理学会で盛岡へ

Posted on 9月 19th, 2008 in 倉庫 by apj

 本日からまた出張。
 論文製作についてホンダの方と東北大の先生と打ち合わせのため、午前中は東北大学に移動。打ち合わせ終了後、物理学会に参加のためため盛岡へ移動。

 最初は、自分が座長する日からの参加でいいや、と思ってホテルを20日泊からしか予約しておらず。
ところが院生が出しているポスターが20日午前中とわかり、ホテルの予約を19日泊からにしておかなければならなかったのに……ころっと忘れていた(汗)。
 フロントに行って、「予約明日からです」と言われ、部屋が空いていたら今日から何とか……と言ってみたら、幸い空きがあったので一泊分増やしてもらえた。
 いやもう本当に、野宿一泊かとマジで思った。物理学会で皆さんが集まっているから宿はどこも一杯だろうし。初日の午前中から、という人がそんなに多くなかったから助かったのかも。

【水伝警報発令】女性校長会で水伝

Posted on 9月 17th, 2008 in 倉庫 by apj

 経緯は、ほたるいかのかきつけさんの『教育現場に水のメッセージを』(『Hado』9月号)というエントリー、それから、PSJ渋谷研究所Xさんの校長先生たちに「水からの伝言」講演会【末尾に追記】というエントリーを読んで戴ければわかる。

 関東地区の公立小・中学校の女性校長会で、わざわざ江本を呼び寄せて水伝講演会をやった(7月4日)。
→東京都以外の関東地区6件の公立小・中学校の女性校長が、全校集会等で水伝の講演会をやる可能性が高い。

 水伝はただのオカルトで、科学ではなく、道徳としても失敗作なので、相手にしてはいけません。たとえ、校長先生の言うことであってもです。水伝を真に受けて生徒に話しをしたとしたら、それは単なる校長先生の不見識に過ぎません。集会で水伝の話を校長先生から聞いた人は、そのことをどんどん投稿してください。ウチの掲示板あるいは、kikulogのエントリーあたりにコメントすれば、ある程度情報を集約できます。

 解毒薬(?)としては、
○「水からの伝言」を教育現場に持ち込んではならないとかんがえるわけ(菊池誠、大阪大学)
「水からの伝言」を信じないで下さい(田崎晴明、学習院大学)
○「TOSSランド」(教育技術法則化運動)へのコメント「波動」系水商売を斬るー量子力学の正しい理解のために「水からの伝言」江本氏の主張(天羽優子、山形大学)

もしかしたら……

Posted on 9月 16th, 2008 in 倉庫 by apj

 私は司法あるいは法律学を愛してしまったのかもしれない。
 人が問題解決のノウハウとして積み重ねてきた全てを、存分に使うことで、方法論そのものの進歩があったり、世の中が良くなるという確信だけがある。いつの頃からか。しかし、それを論として提示するだけの学力が私にはまだない。もどかしい。

 他人の書いたものを見たり、自分の身の回りのトラブルについて考えたりしつつ、ふと……。

焼香してきました

Posted on 9月 14th, 2008 in 倉庫 by apj

 実験終了で院生とは現地解散。その後、都内某所でおこなわれたMLメンバーのお通夜に行って、香典を渡して焼香してきた。
 私よりずっと若くて優秀な方で(これはMLの投稿内容からそのように判断)、いろいろ勉強させていただいた。まさか先に亡くなられるとは思っていなかった。初めてお顔を拝見するのが遺影だというのが何とも……[:涙ぽろり:]。逆縁というのは、遺族の方々を見ているのが本当に辛い。
 山形に戻る日だったので会食に参加する時間はとれず、東海と東京を行き来しての出張実験中で喪服も無いから普段着のままで、本当に焼香して手を合わせるだけしかできなかったけど、安らかに眠ってください。

自殺実態白書

Posted on 9月 13th, 2008 in 倉庫 by apj

 自殺実態白書2008年版がダウンロードできるようになっていて、冊子でも配っている。
 今年は、4月に、付き合いの深かった人が自殺してしまった(旧blogにもちょっとだけ書いたけど)。
 昨日原研の実験から戻ってきたら、今度は、参加しているMLのメンバーの自殺を知らされた。その方とは直接の面識は無かったが、MLでのやりとりはあり、そのうちオフ会で会ってお話できるかな、いろいろ教えていただけるかな、などと思っていたら亡くなられてしまった。
 そんな折、まとめ情報があることを知ったので、メモ代わりにリンクしておく。

 最後まで他人の役にたつというか、他人を思いやる姿勢を見せつつ亡くなられたことが何ともやりきれない。なんでこんなにいい人(真面目、几帳面、熱心、他人に対しても誠実で、客観的に見ても優秀な人)が先に死ななければならないのかと思う。

原研等から外部メールサーバを使う

Posted on 9月 11th, 2008 in 倉庫 by apj

 ポートフォワーディングする方法。環境はMac OS X Leopard。メールクライアントはEudora Pro 6.2J。以前使っていた方法ではうまくいかなくなったので変更。Macのターミナルで

sudo ssh apj@外部サーバの名前 -L 110:127.0.0.1:110 -L 25:127.0.0.1:25

と入力。パスワードを訊かれるので、最初にMacの管理者パスワード、次に外部サーバのパスワードを入力し、ターミナルに外部サーバへのログインができたメッセージが出た状態にする。Eudora側のポートの変更は不要で、受信用・返信用サーバにlocalhost(127.0.0.1)を指定し、メールアドレスは外部サーバで使っているアドレスを入力しておく。サーバ側の/etc/ssh/sshd_configは、「ClientAliveInterval 60」などと書いて、しばらくメールを送らなくても通信が切れないようにしておくと便利。

東京地裁の弁論準備手続

Posted on 9月 10th, 2008 in 倉庫 by apj

 私が吉岡英介氏他2名を提訴している平成20年(ワ)第5号の弁論準備手続があった。被告準備書面提出があり、送られてきたのが前日の9日だったこともあり、反論は次回、ということで、次回の日程を決めて終了。また、書面に別紙で添付されているものを後で書証として出すということを確認した。

 地裁1階の弁護士の待合室で、絵里タンと今後について打ち合わせ。広い部屋に、テーブルと椅子が何組もあって、パーティションで仕切ったコーナーも2つくらいある部屋だった。
 何と、お茶の水大の顧問の井口先生を見かけた。こんな所で会うなんて……とちょっとびっくり。

 その後、実験のため原研に移動。原研の実験が終わったらまた東京に移動して、師匠のところの分光器で実験をしている院生と合流して、撤収作業をしてから山形に戻る。学会の準備やらその後の別実験やらが立て込んでいるので、訴訟資料の公開は遅れる見込み。

消費者庁設置法案のシンポジウム

Posted on 9月 9th, 2008 in 倉庫 by apj

 たまたま、東京行きの日程が合ったので、紀藤弁護士のサイトで紹介されていたシンポジウムに参加。
 サプライズ参加は、福田首相だった。来賓挨拶5分の予定が、20分ほど消費者の立場に立った行政について熱く語り、シンドラーエレベーターやこんにゃくゼリーやパロマ湯沸かし器の不具合で子供を亡くした母親の訴えを訊いてから帰っていかれた。消費者団体主宰のシンポジウムに総理大臣が来るというのは、これが多分最初だろうという話。会場に入った時、前の方の席が関係者席になっていて、マスコミでも来るのかと思っていたら、総理のSPの席だった。公演中も、壇の両端に一人ずつと、会場の前の方の入り口脇に一人ずつそれらしい人が居るのが見えたが、総理が立ち上がった途端にそのまわりのSPも立ち上がり……しっかりガードされていた。
 辞めるなら消費者庁をつくってからにしてほしかったと、会場の大部分の人は思っていたに違いないが、設置法案の仕事も進んでいるので、とにかくこのまま消費者庁設置に向けて盛り上げていこうという方向で進んだ。

 終わった後の懇親会では、目の前が宇都宮健児弁護士だったので、名刺交換して握手してもらっていろいろと話をしていた。山形県内で消費者問題に詳しい弁護士の一人が外塚弁護士だそうで、何と私が今別件でちょこちょこ相談している最中の先生だった。世間が狭いって言うのだか何なんだか。
 宇都宮弁護士によると、対悪徳商法の活動では「訴えられるのが勲章」。ってことは、お茶大が訴えられてそこに訴訟参加してる私は、「私がやってた活動なのにお茶の水大に勲章を持って行かれそうになったから奪い返そうとしている最中」ってことなのか?

 久しぶりに紀藤先生にも会えたし、紀藤事務所つながりの関係者にも会えた。
 そのへんで聞き込んだネタをいくつか。
 まず、お茶の水大が訴えられた裁判は、名前を付けるなら「悪マニに書かれるぞ事件」だろうという……orz。悪マニに書かれたから裁判になったというのならまだわかるが、「悪マニさんとこの話題になるだろう」という予想を述べただけで名誉毀損訴訟になったわけで、むしろこの提訴をすること自体が悪マニに対する名誉毀損ではなかろうかという話。言われてみればまあその通りで、「あそこに書かれるぞ」という表現だけで社会的名誉の低下を引き起こすっていうことだから、ある意味すごいサイトだよなぁ>悪マニ。どんだけ強力なレッテルがくっついてるんだよ。
 ツボにはまって爆笑したのが、リアルストーカーを事件番号方式で呼ぶという話。例えば、「平成19年(ス)第1号」というのが、平成19年度に新たに現れたストーカーの一人目を意味する、というやり方である。確かに特定はできるし、固有名詞を出したらまずい場合もあるのはわかるんだけど、その呼び方って……[:泣き笑い:]。ウチのblogや掲示板でも同じ方式を使いたい。「平成20年(ア)第1号」って呼び名で、コメント欄に現れた今年最初の荒らしさんを特定するとか。まあ、現実の事件番号とぶつからない方が望ましいんだけど、「(ア)」がつくヤツってあったっけか?
 

使えそうなソフトメモ

Posted on 9月 6th, 2008 in 倉庫 by apj

 Graph Paper Makerというのがある。グラフ用紙を買ってきて一束使い切らないうちに汚したりすることがあるわけで、プリンターの印刷速度が早ければその都度必要な分だけ作るというのでいいのかも。
 Eudora StyleのメールクライアントOdysseus。日本語対応が出るとうれしいんだけど。