私が巻き込まれたキャンパスハラスメント問題のその後について。
昨年3月の教授会で、私が申立人になった分の結果が出たので、教授会終了後1週間以内位に、確定した報告書について、保有個人情報の開示請求の申し立てをした。備え付けの書面で、窓口に行って手続きしたので、手続上の問題は無いはずである。
ところが、今に至るまで無視され続けている。情報開示もなく、遅れるという連絡すら無い。情報開示請求に対する対応としては、怠慢の極みである。もう十分待ったし、常識的に考えて、そろそろ訴訟をして情報をいただくことにしても良い頃だろうと思い始めていたら、金沢大の別の先生もトラブルに巻き込まれている模様。
情報を広く知らされることを望んでおられるようなので、URLを記載。ただ、安川氏の側で訴訟資料を整理したものが見当たらず、blogだけでは状況がよく分からないので、今の段階では私からは特にコメントはしない。
ご本人からのメールで、URLの紹介のみにしてほしいと言われたのでメール引用してたのだけど削除。私信だと言ってきたが、公開したいURLの内容以外にはプライベートなことを何も書いていないメールを面識のない人間に送っておいて、私信だと言うのはどうかと思う。
訴訟資料は公開しているので、私が書いた「ただ、安川氏の側で訴訟資料を整理したものが見当たらず、blogだけでは状況がよく分からないので」についても、事実に反すると言われてしまった。しかし、訴訟資料の整理については、事件報告スタートPを見ても、私が、実際によくわからなかったので、上記のように書いた部分の訂正はしない。訴状の写しを公開しているところを見ると「(つづく)」になってて、続いている部分がブラウザで見ると上の方に来るので全体を通して追おうとすると読みづらい。また、文章が続くのかと思うと、途中で証拠説明書が入っているので、ちょっと構造が見えづらい。
訴訟資料をまとめたページというのは、私のイメージではたとえばこんなのを想定してるので(←私が作った資料まとめのページの例)。こういうページを作ろうとすると手間がかかるのだけど、安川氏を応援している人も増えているみたいだから、ボランティアをつのってコンテンツ製作をして、一個所にまとめた方が、よりいっそう、後から来た人にとって状況の把握が楽になると思う。
http://blog.livedoor.jp/gardenursing/archives/1251002.html (最新P)
http://blog.livedoor.jp/gardenursing/archives/963456.html (事件報告スタートP)
これは一般論なのだけど、後の民事を見据えて、関係者に告訴可能な行動があったら、有無を言わさず刑事事件にしておくというのも一つの手だということも頭に入れておいた方がよい。相手の行動に依存するため、常に使える方法ではないが、検察庁にまで証拠を残しておけば、それなりの牽制の効果はあると思う。
泥仕合だろうと何だろうと、組織内にいる敵を倒さないと研究も教育も全うできないというのが現状なので仕方がないだろう。文句は先に手出しをした奴に言ってもらいたい。現場は戦場、武器は法である。
なお、上記のリンク先を見てもわかるように、心を病んでいる学生というのは、誰かを攻撃するのに利用しやすい道具として使われることがある。利用する側は笑顔で近付き、利用される側は最後まで気付かないのだろうけど。地獄への道は善意で舗装されている、って言ったのはマルクスだっけ?このフレーズは、こういう時にも使えるのかしら。
【追記】
安川氏には、「イェーリングの言葉を胸に刻め」というエールを贈っておきたい。
自分の権利が蹂躙されるなら、それだけにとどまらず、自分の人格までも脅かされる。権利のために闘うことは、自分自身に対する義務である。また、国家・社会に対する義務でもある。
学者だから云々とか教員だから云々という話ではない。学問以前のもっと基本的な、法治国家の一構成員としての立場での話である。法的紛争によって法に書かれている権利を本物にするということは、それが必要であり義務だからやるのである。