バズビー基金へ、二度目のメッセージ
一昨日から書いていた、バズビー基金の訴訟関連の記事もいい加減まとまったので、もう一回、問い合わせ欄から書き込みをしてきました。書き込んだのは以下の内容です。
二回目になりますね。
山形大学理学部物質生命化学科、准教授の天羽と申します。まずは、私のブログ
http://www.cml-office.org/archive/?logid=564
をごらんください。被告として名乗りを上げたことを公表しました。
既に、あなた方のおっしゃる、被告になる条件は満たされるはずです。が、足りないといけませんので、近日中に、プルトニウムもストロンチウムも飛ばないというもう少し詳しいエントリーを上げます。
http://www.cml-office.org/archive/
に追加していきます。あなた方が、特定個人に嫌がらせをする目的で訴訟を考えたのか、それとも、ある主張が本当に社会的に問題だと考えて訴訟を考えたのかは、私を被告に加えるかどうかではっきりします。私を加えれば、あなた方の訴訟が社会的なものであるという証拠になります。
もし、私を被告に加えないで訴訟を行った場合は、私は被告応援団を組織し、あなた方が特定個人への嫌がらせで訴訟をしたと大々的に宣伝いたします。
誰にも訴状が来なかった場合も、やはり、あなた方の主張は口先だけであるという評価になるでしょう。このメッセージを送ったことも、上記blogにて公開いたします。
対応をお待ちしています。いずれ法廷でお会いしましょう。
では失礼します。
私の名前を被告に加えなかった場合は、バズビー基金を、特定個人への嫌がらせをする団体として批判する理由ができます。バズビー基金のサイトを見ていれば、どなたでもわかりますね。
私が被告になれなかった場合でも、訴状が来たかどうかは、多分、情報をもらえると思います。ただ、訴状ができあがるとしたら、向こうが原告と被告を確定させてからになるはずなので、だいぶ先かもしれません。
この件のツイッターのハッシュタグは、
#バズビー基金による提訴予告
です。
ところで、バズビー基金の中の人についての情報です。日経バイオテクに記事があることを教えていただきました。
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/0560/ 2008年2月15日
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/1658/ 2011年9月16日
さらに「業界こぼれ話」というコーナーでも言及されていました。
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6783/ 2011年2月3日
有料記事ですが、来月末まで、登録後2週間だけお試しで無料です。
上記3つの記事内容を箇条書きにしてみました。
(最初の分)
・日本のバイオベンチャーの会社「ステムセルサイエンス」を、オーストラリアのStem Cell Sciences(SCS)社とそーせいが合弁で設立(02/08)
・ステムセルサイエンス、再生医療事業に乗り出すが、資金繰りが悪化、全従業員を解雇し、事業事実上停止。機材購入の未払いの分が残っていたり、オフィス賃貸料が残っていたりする状態。
・Joseph Ryan氏を社長とするジェイ・アイ・ジー(JIG)(本社所沢)、一株1円でステムセルサイエンスの株式を取得、ステムセルサイエンスの経営権を握る。ステムサイエンスの事業再建継続すると主張。
(続報)
・ステムセルサイエンスの株式を1円で買い取ったA氏(記事中で実名は伏せられている)、知人に、上場予定がある、と株式とネット販売権を売る。
・上場もおこなわれず販売権も実現せず、その知人がA氏を提訴
・A氏、裁判で答弁まともにせず、代理人も出廷せず。1審はその知人勝訴。A氏控訴。高裁で争っている
・A氏は、事業停止した別の会社アルプラストの株式の過半数も取得。
(こぼれ話)
・「ある外国人投資家」が、再生医療ベンチャーのアルブラストの株式過半数を取得。
・アルブラストは自家培養角膜上皮の確認申請を通過させるも、2010年夏頃に経営難になった後、株式を買い取られた。
事実上廃業してる会社の株を激安価格で取得し、これから再建して上場するからと称して他人に高額で売りつけるという詐欺商売に見えますね。
経営難に陥ったバイオベンチャーの株式を買いたたいて転売で儲けるのがビジネスモデルだとして、バズビーの名前を掲げて何をするつもりなのか謎です。
中の人がA氏だとすると、訴状くらいはくるかもしれないが、まともに争ってくる可能性は低そう。返金しなきゃならん訴訟でこの対応なら、金にならない訴訟の扱いがどうなるかは推して知るべし、といったところか。事件番号を知りたいな。A氏=Joseph Ryan氏かどうか、念のため確認したいのだけど。
バズビー基金の訴訟の原告になることを希望してる人のブログ。
http://blogs.yahoo.co.jp/harunoashioto2010/13935275.html
拡散希望だそうですから、被告希望の私が拡散してもいいでしょう。内容を見た限り、福島の子供達が心配と謳ってはいますが、ニセ癌治療のシンチモニーの宣伝から始まってたり、Seldon Technologiesの宣伝をしているいるところをみると、福島云々は隠れ蓑で、関係者の宣伝サイトの意味合いが強いように思います。
さらに、元の提訴予告の文章ですが、
http://gorgui.blog40.fc2.com/blog-entry-485.html
のコピペだろうという指摘が出ています(https://twitter.com/#!/stratos1976/status/127961446289113088)。
順序と消し忘れ?の[、]の位置、防衛医科大学[校]の書き間違いが全く同じ。
だそうです。このような同じ間違いを2つ同時にするというのは、無いとは言いませんが希でしょう。
Ryan氏関連の団体についての、もっと詳しい調査が公開されました。
バズビー基金に対する疑念が確信に変わる・・・
訴訟するぞ、と言い出したのは、詐欺の疑念を持たれた後の話なんですが、それを逆にするという印象操作を行っていることが指摘されています。今の状況ですと、福島の子供達が、を持ち出しさえすれば「絶対善」の立場に立てますので、他人を騙したい人にとっても、掲げる文句としては都合が良いのでしょう。
なお、この情報を公開したFEDisさんは、コメント欄にもありますように、被告として名乗りを上げられたようです。
これで、例の訴訟の被告自薦は、知っている範囲では、私を入れて二人となりました。他にもいらっしゃいましたら名乗りを上げていただきたく思います。
追記。所沢の住所はテナント募集中。ステムセルサイエンスはもぬけの殻の模様。
http://ameblo.jp/fedis/entry-11057206728.html
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