うーむ別世界だ……
エアコン故障で暑くて仕方ないので休憩にアイスを食べながらどーでもいいことを書いてみる。
つぃった-のTLで紹介されてた「夏は…来る! 大黒摩季大先生がアラサー独女の心境を思いっきり代弁していて泣ける」というエントリーが、あまりに別世界でむしろ驚嘆したのでメモ。
1994年だと私はそろそろアラサーの足音を聞いていた頃。つまり20代後半に入ったあたり。上記のエントリーの筆者木下さんよりは、歌の設定に近い年齢だったのだけど。
近頃 周りが騒がしい 結婚するとかしないとか……
社会の常識・親類関係 心配されるほど意地になる
私が学位を取得したのが1995年で、これは歌が発表された翌年。この頃私が何をしてたかというと、博士課程のテーマが潰れてテーマ変更後間に合うかどうかで連日プログラム組んだり実験したりでてんてこ舞いで、結婚の文字すら頭に浮かぶことが無かった。
で、まあ、結婚した方がいい、と私に向かって言う親戚の叔父さんが居たりしたんだけども。
その叔父さんの所は、ちょっと前までヨメが家を出ていっちゃって別居中で、子供は祖母が育てている状態だった。そんな人に、結婚した方がいいって言われても、一体どうしてそう思えるのかが私にはどうしても理解できなかった。まさに「お前が言うな」状態。
それでは、とまわりを見渡してみたら。
夫婦仲は良かったがケンカも激しく、とっくみあいの弾みで打ち所が悪くてヨメさんが死んじゃった。
60代に突入してから夫婦別居。ヨメは浮気。
平凡な家庭にしか見えなかったのに、ダンナが死んだ通夜の席にとっくに成人した隠し子出現。
田舎でそれなりにしっかりしたお家に嫁いだけど、嫁姑問題で子供連れて別居。
どーすんですかこれ。
夏が来る きっと夏は来る 真っ白な馬に乗った王子様が
磨きをかけて 今年こそ
妥協しない アセらない 淋しさに負けない
いやこの騒動、妥協したりアセったり淋しさに負けたりした結果とも思えないわけですが。
結婚した時は皆さん平凡で幸せな家庭を築いて子育て、と思っていたはずです。でも4割くらいは失敗に終わっている。
サンプルは私の身の回りだけなので、一般化はできませんけど。
歌詞に共感なさった木下さんは
淋しさに負けない!!
と書いておられます。ここがもう根本的に違う。負けるも負けないも、私の場合、そもそも淋しいと思ったことが無いので、世の中いろんな人が居るもんだなあ、と。
一人でいることが淋しいと思う人でないと結婚しようとは思わないんでしょうねぇ。
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