理由を考えてみた
既にさんざん報道されているリンゼイさん殺人事件の市橋容疑者逮捕のネタ。
最初は何とも思っていなかったんだけど、最近特に「市橋キモい」と思うようになったので、その理由を考えてみた。私がそう思った理由は「断食してる」という報道が原因。これが、子供がダダこねてるノリにしか見えない。しっかり食べた上で完全黙秘なら、何か主義主張でもあるのかと思う余地があるのだが……。ご両親に「市橋がガキの頃に断食してダダをこねて親に何かさせた」という「成功体験」をしてないか訊いてみたいところ。もし、そういうのが出てきたら、「家族に頼りたくないなどと言いながら、未だに親から離れてない」ということを意味しそうで、これは私にとっては「キモイ」と思う理由になる。
ところで、戦略的に体調を崩すことで取調べを逃れようとする、という手は使えるのかなぁ。こっち狙いだとしたら、どういう制度運用で穴を塞げるのか知りたいところ。
ここからは旧ブログのコメントです。
by もとエスペ at 2009-11-00 17:54:00
逮捕のかたち
あの事件が発生した同じ町内に1990年から92年まで住んでいて、あのマンションの前は毎日通っていたので気になる事件でした。
あの逮捕劇。やはり「逮捕状の緊急執行」なんだろうな、と、法経学部の後藤先生の顔を思い出しつつ思ったのでした。
弁護団長の菅野氏も、多少は知っている。千葉県弁護士会の会長を務めていた「大物」です。早速活躍している。
基本的には、生命の危機に陥ったときに輸液などで体調を維持すればいいので、「食べたいのに食べさせない」のでない限り、ほっておけばいい。それよりも、自供以外の証拠で公判が維持できるように組み立てればいいんだと思います。むしろ、「このままでも死刑だ」など、「虚偽事実」を伝えたりすることで、せっかくの自供の信用性・任意性が毀損する方が問題。
ところで、『朝日平吾の鬱屈』(中島岳志・筑摩書房)って本が(まだ読み始めだが)面白い。1921年に安田善次郎を殺害し自らもその場で自刃した青年の話。まるで「秋葉原無差別殺傷事件」とか「厚労省もと幹部殺傷事件」の先行例みたい。歴史家(だとおもう、『中村屋のボース』を書いた人だし)が犯罪を読み解くとこうなるのか、という本。お忙しいでしょうが、今秋いちばんのおすすめです。(だから、市橋事件も単体で見ずに、関連する先行例と比較してみたら、案外大したことがないんじゃないかって気がするんだ)
by mimon at 2009-11-39 01:03:39
ニアミス
エントリーとは、直接関係しませんが、市橋容疑者は、大阪南港で逮捕される直前に、私の町内に立ち寄ったようです。
http://www.sanspo.com/shakai/news/091112/sha0911120843013-n1.htm
以前は、瀬尾”0.5人”佳美先生や南”マルチ”秀明容疑者も住んでいたそうですが、そんな人騒がせな御仁ばかりではなく、外人野球選手なども住んでいます。
要するに、ひとつの町で、人口が2万人もいるほど大きいと、いろいろな人とニアミスすると言うことです。