体験入学
本日は、午前中が体験入学、午後から説明会だった。
体験入学はWinMATHPYCを使ったMD計算。計算機センターにお願いして実習室を使わせてもらって、中学生と高校生を集めて、分子が動く様子を体験してもらった。
おおむね好評だったが、トラブルもあった。申し込みは入試課のウェブサイトからやるらしいのだが、それがうまくいってない。直前まで人数の集計をしていたのだが、締め切り数日前くらいに申し込んだ人で、うまく登録されていない人が何人か居た。また、携帯から登録した人が登録されていないということも起きていた。体験テーマはいくつかあるが、試薬と器具を使っての実験は準備できる数が限られているので、当日の人数増加には対応できない。シミュレーションは大きい実習室を使えば端末の数までは引き受けられるため、申し込みに失敗した人や当日参加の人は全員計算機に回ってもらうことになった。別の実験テーマで申し込んでいた人には気の毒なことになった。
登録後にきちんと確認メールを流していたかどうかとか、パスワード制にして自分の登録情報を確認できるようにするとか、何らかの仕組みが必要だろう。そのへんがちゃんとできていたかどうか、入試課に確認する必要がある。
説明会は、午後から理学部全体の説明がまずあって、その後学科ごとにわかれての説明となった。院生の人に大学生活について簡単に発表してもらい、個別の質疑応答の後、学生実験室などの設備をざっと紹介して終了した。
ここからは旧ブログのコメントです。
by 酔うぞ at 2006-08-18 07:36:18
Re:体験入学
今、密にコンタクトを取っているEKジャパンの井口社長のお話がとても面白かった。
http://www.elekit.co.jp/
電子光作キットを販売している関係で、ビッグサイトで開催された電子部品関係の展示会で「自作講習会」を開催したのだそうだ。
そうしたら長蛇の列になってしまって、もちろんキットの総数などの制限で「はい、ここまでです」と行列を切ってしまった。
そうしたら、切られた人(オジサン)が「わたしは展示会を見に来たのではない。(オイ!)講習会に参加するために朝から並んでいるのだ」と言い出したのだそうです。
仕方ないから前の方で代わってくれそうな人がいないか?と探してみたら、そここそのエンジニア風の人が「私は現役の回路設計者なのですが、はんだごてを使ったことがないのでこの機会を逃すわけにいきません」なんてことなったそうです。
というわけで、実習の手配は大変ですなぁ~。
by apj at 2006-08-26 20:29:26
Re:体験入学
実際にモノを触ってもらうとなると、人数が確定しないとやる側だって辛い。大学の場合は、オープンキャンパスの機会にできるだけたくさんの人に来てもらわなければいけないから、はいここまで、とはできないんですね。
こういうこともあるから、人数が増えた時にもうまく吸収できるテーマを用意しておかないと危ないなあ、と思いました。テーマについては、人数制限の関係で希望通りいくとはかぎらない、と案内にも書いてあるわけで、何もできない人が出るよりは、予想と違うテーマでも何かできた方がずっといいので。