Feed

平成20年(ワ)第5号 損害賠償等請求事件 判決公開です

Posted on 9月 6th, 2010 in 倉庫 by apj

 判決出しておきます。

html版。OCRで変換したので、間違いがあっても大目に見て下さい。
http://www.i-foe.org/h20wa5/this_trial/hanketu20100624.html

pdf版。
http://www.i-foe.org/h20wa5/this_trial/hanketu20100624.pdf

 公私ともに忙しいので暫く手つかずになってました。お待たせして済みません。
 こっちが出さなければ、(どうせ文句が山ほどあるであろう)被告吉岡氏の方で全文公開してくれるかと思ってましたが、やってくれてないのかしら。

 吉岡氏がまたウェブで何か書いてるみたいですが、忙しいので暫く放置します。まあ、あれこれ書くのは勝手ですが、訴訟のハードルを越えてしまうとまた訴えるのが面倒臭いし手間もかかるので、ほどほどにやっててほしいですね。

 それから、この間、吉岡氏が何か郵便物を私の自宅宛に送ってきたみたいです。大きすぎて郵便受けに入らなかったので局に持ち帰られてました。 これが、吉岡氏によれば、振込口座の問い合わせだったらしいのですが、配達員のミスで、不在連絡票の書留の欄に何も印がついておらず、私の方からは種類が特定できない状態でした。出張中だったのでだいぶ時間が経っていました。絵里タンに相談し、そのまま受け取らないことにしたので、保管期限が切れて、返送されたはずです。
 現状では、賠償金が支払われていおらず、どう支払うかの話もあんまり進んでないっぽい(この間、絵里タン経由で相手方代理人に連絡入れた)状態です。この状態で、吉岡氏から送ってきたものを受け取ると、何かとトラブルの元になるだろうと判断しています。弁護士の判断も同じで、受け取る必要はない、というものでした。
 判決に書かれたことが全部済むまでの間、吉岡氏からの連絡・郵便物その他は、代理人弁護士経由でなければ一切受け取りません。この期に及んで個人間のやりとりをしても、何も良いことはありません。つまりは、証拠を残しながらやれということです。
 全部終わったら通常の扱いに戻します。

【2010/09/15】
 支払がすんでるという指摘がコメントの方でありました。
 このエントリーは9月6日ですが、8月半ばの話を後から書いたのと、出張中で代理人から私への連絡がうまくいってなかったことが原因で、このエントリーを書いた時点では、進んでないっぽいという認識をしていました。
 どうもそうではないらしいので、早急に代理人に確認し、正しい情報を出したいと思います。

【2010/09/16】
 9月1日に吉岡氏が賠償金の支払いを終えたという連絡が、本日、代理人の一人である大木弁護士から届きました。
 連絡方法の部分で行き違いがあって、白山羊さんと黒山羊さんをやってた感がありますが、吉岡氏の方から支払について連絡をしてきて、きちんと支払ったということです。

 これで、東京の訴訟はすべて終わりました。

職場のサーバーの電源が死にました

Posted on 8月 30th, 2010 in 倉庫 by apj

 週末は職場が停電だったので、shutdownを仕掛けて、停電前に止まるようにしておいたのだけど、今朝来てみたら、サーバーの電源がウンともスンとも言わないorz。どうやら、停電で電源死亡というありがちなパターンをたどった模様。というかスイッチに応答しなくなってたのは、停電前からかもしれない。停電前に一度シャットダウンした後、試しに電源スイッチを落とそうとしたら既にスイッチが反応しなかったし……。

 電源交換の修理に出すにせよ、電源を特定してスペアパーツを購入して自分で交換するにせよ、数日は復旧不可能である。

 とりあえず、旧サーバーを引っ張り出して、メールだけは使える状態にした。古いコンテンツが出て混乱するといけないので、ウェブサーバーは止めた。ゲストブックとかも道連れで落ちてる。

 直前の様子からすると、多分、電源だけで話が済むだろうとは思うが……。もし、ボードごと逝ってたりすると本格的に別マシンにOSのインストールからやらなきゃならなくなるけど、それも面倒なので、まずは電源交換でどうにかならないかやってみて、その結果がはっきりするまでは作業には入らないつもり。今週後半もいろいろ東京方面で別作業が入っていて、とてもインストールをやってる時間はとれそうにない。

【追記2010/09/03】
 サポートに連絡したら、ユーザーによる電源交換は無理なので、ディスクを外して本体を送るようにと言われた。昨日、一昨日は別の場所で仕事をしていて発送できなかったので、本日宅急便にてサポート宛に発送した。
 向こうに本体が届いたら、修理費用を見積もって連絡をくれることになっている。その後了解の連絡をすれば修理して送り返してくれるはず。

あなたに都合のよい「自然」なんか無い

Posted on 8月 25th, 2010 in 倉庫 by apj

 「自然」なお産、「自然」な治療法、「自然」治癒力……。
 病院に行ったら何やら怖ろしげな検査機器の山に囲まれてしまったり、医師からの説明が足りないと感じたり、薬をもらってきたけどあんまり良くならなかったりしたら、これらの言葉が魅力的に聞こえるかもしれません。
 さらに私達は、なぜ動くのかよくわからないまま、科学と技術の成果であるさまざまな製品に囲まれて生活しています。そういう生活に疲れたら、何となく「自然」がいいと思ってしまうのかもしれません。

 でも、ちょっと待ってください。

 少し前までは、医学も含め、身の回りに、今のような科学と技術の成果は、まだありませんでした。皆さんのおじいさん、おばあさんの時代か、その前の、ひいおじいさん、ひいおばあさんが働き盛りだった頃の話です。
 もっと昔……たとえば、世の中にファンの多い「時代劇」で描かれる時代にも、やっぱり、今目にするような科学と技術の成果はありませんでした。
 世の中、今でいう、「自然」な何とか、ばっかりだったのです。

 その頃は、出産は危険で、生まれた子供も母親も、今よりはずっと高い割合で死んでいました。無事に生まれてきても、未熟児だと死んでしまうとか、(ホメオパシーが批判される原因となった)ビタミンK欠乏症だと死んでしまうとか、ただ生きるためだけに、いろいろなハードルを越えなければなりませんでした。そのハードルを越えても、次に待っているのは感染症の連続攻撃です。これで、体力のない子供はどんどん死んでいました。ちょっと大きな怪我や病気をすると、即命の危険があるという状態でした。食糧だって、そんなに豊富ではありませんでしたから、充分な体力の無い状態で感染症と闘わなければならないことも多かったでしょう。無事に大人になっても、今の成人病が問題になるような年齢になる前に、多くの人は感染症で命を落としていました。平均寿命が40歳から50歳という時代もありました(今の日本では、この年代は働き盛りと呼ばれていますね)。

 子供が死産だった時の親の悲しみ、
 出産で妻を失った夫の悲しみ、
 病気による死で早々に別れなければならなかった肉親や近しい人の悲しみ、
 充分な薬や食事を用意することができないままにただ弱っていく家族を見ていなければならなかった人の辛さ
 ……
「代われるなら代わってやりたい」「まだ別れたくない」「何とかして助けたい」
 時代が違っても、民族が違っても、思いは同じはずです。

 いつの時代にも、その思いを受け止めて、なんとかしたいと思った人たちが居ました。
 その能力と条件に恵まれた人達が、その時代でできることを積み重ねてきました。途中で、間違いもたくさんあったでしょう。ですから、どれが正しいか見極めるための努力もしてきました。
 その積み重ねの上に、今の、医学をはじめとする技術があり、科学の知識もあるのです。
 もちろん、人のすることですから、完璧ではないし、今でも、ちょっとずつ良くするための活動は続いています。それでも、昔に比べれば、こんな悲しい思いをする人の数は確実に減っています。

 

QandAというか

Posted on 8月 25th, 2010 in 倉庫 by apj

 日本学術会議会長の金澤一郎氏によるホメオパシーに対する批判が公開された

 内容は至極もっともだと思うのだけど、ホメオパシーを擁護する人達からの反論が予想されるので、ありそうな反論を書いて、それに対するツッコミも作ってみる。

【予想される反論】
・科学が全てではない。
【それに対するツッコミ】
・一般論としては確かに科学が全てではないが、物質の種類や存在量と生理作用の関係をはっきりさせるときに人類が使えるものとしては、科学が全てである。

【予想される反論】
・パンヴェニストの論文と追試があるので、水は情報を記憶する。
【それに対するツッコミ】
・Nature vol.366 pp525-527でHirstらが追試をやって、パンヴェニストの結果を再現しなかったことを報告済みである。

【予想される反論】
・学術団体は異端を排除するのか。
【それに対するツッコミ】
・科学としては、ホメオパシーは異端ですらなく、単なる間違いである。間違いであることはとっくの昔に検証が済んでいる。ホメオパシーは、誕生した当初は、当時の科学の1つとして現れ、その後検証にかけられ、間違っているという理由で捨てられた。

【予想される反論】
・「ホメオパシーのような非科学を排除して正しい科学を広める役割を果たさなくてはなりません」などと、学術会議が権威を使って言うのは異端審問と変わらないのではないか。
【それに対するツッコミ】
・むしろこの場合は異端審問ではなくて品質管理。科学の側が既に間違っていて使えないという理由で捨てたもの(=ホメオパシー)が世の中にはびこるというのは、製造の途中でできた不良品(効果がないし使うと危ない)をゴミ捨て場においておいたら、勝手に誰かが拾って「便利なもの」として売っている、というのと同じである。製造元としては、「それ不良品だし使うと危ないから捨ててください」というのが当たり前。

【予想される反論】
・医療機関がプラセボとしてホメオパシーを使うことがない、といっても、臨床試験でプラセボを使っているんじゃないか。
【それに対するツッコミ】
・治療しないと命に関わる病気の治療法の試験でプラセボを使うことは無い。例えば対照群には従来の治療を行い、新しい治療を行ったグループと比較する。勿論患者の同意は得る。これならどちらのグループに入ったとしても、ちゃんと治療を受けられる。「放っておくと大抵死ぬ病気ですが、治験をするために、患者の半分は何もせず放置します」というのが倫理的に通る話の筈がない。

【予想される反論】
・製薬会社の陰謀だ!
【それに対するツッコミ】
・間違いを間違いというのは陰謀でもなんでもない。陰謀を主張する前に、ホメオパシーに効果があることを治験によって示すべき。体験談は却下。
 というかその論法だと、外から帰ってきたら手洗い・うがい励行だって製薬会社の陰謀になるよな。石けんとうがい薬が売れるから。

ビタミンK問題、読売新聞に詳しい解説

Posted on 7月 31st, 2010 in 倉庫 by apj

 YOMIURI ONLINEのyomiDr.に詳しい記事

[解説]「ビタミンK与えず乳児死亡」提訴

助産師の一部が代替医療、命への責任再認識を

 昨年10月、山口市内で生後2か月の女児がビタミンK欠乏症となり死亡した。女児の母親(33)は、出産を担当した同市内の助産師(43)が標準予防法のビタミンK2シロップを女児に与えなかったことが死亡原因だとして、助産師を相手取った損害賠償請求訴訟を山口地裁に起こした。

 要約

 ・来月始まる裁判は、助産師の行った代替医療が注目点

 ・死亡乳児への療法は、効果が疑問視されている

 ・助産師は、医療従事者の基本に立ち返る必要がある

 第1回口頭弁論は8月4日に行われるが、この訴訟が注目されるのは、助産師がビタミンK欠乏症予防として代替療法「ホメオパシー」の錠剤を女児に与え、ビタミンK2を与えなかったとされる点だ。代替医療は現代医学には限界があるとして患者の自然治癒力に働きかける治療法の総称で、ホメオパシーはその代表的存在。約200年前に欧州で登場、治療者によっては軽い頭痛から心臓病、がんなどまで対応する。

 一方、ビタミンK欠乏症は、新生児の4000人に1人の割合で発症する。生後1か月頃に頭蓋
ずがい
内出血を起こして死亡する症例が多いが、ビタミンK2を生後1か月までに3回与える予防法は確立している。厚生省(当時)も1989年、投与を促す指針を策定し、10万人当たりの発症率は平均18人(78~80年)から2人(90年)まで低下した。

 しかし、投与は義務ではないため漏れもある。この助産師もビタミンK2を投与したと母子手帳に記していた。日本助産師会の岡本喜代子専務理事は「ビタミンK2投与は当然行うべき基本的な処置。助産師はホメオパシーなどの伝統医学や食事療法などを妊婦のケアに取り入れる人が多いが、極端に偏った考えの助産師がいたことを重く受け止めている」と話す。

 特にホメオパシーについては、同会支部主催で講演会が開催されたこともある。今回の助産師もホメオパシー普及団体の認定資格者の一人。予防接種などを否定する傾向の強い普及団体に関係している助産師もいて、同会の中でも懸念する声があがっていた。

 ホメオパシーで使う錠剤は、様々な成分をその分子が検出できないほど水で希釈して砂糖玉にしみ込ませたもの。それ自体有害ではないが、現代医療を受けていれば助かったはずの命が救えない恐れもある。

 今年2月には、英国議会も科学的根拠に乏しいことを理由に保険適用の中止を求める報告書を出した。唐木英明・東大名誉教授(リスク管理学)は「代替医療は『自然』『安全』といった言葉で語られるが、治療効果の検証が不十分で、医療従事者が提供すべき医療ではない」と指摘する。

 助産師主体で行う出産は全出産数の約1%に過ぎないが、現代医療が濃厚に関与する出産とは異なる選択肢として、一定の支持を得てきた。助産師など医療従事者は存在意義を失わないためにも、その姿勢が患者の命を左右することを肝に銘じるべきだ。(山口総局 橋谷信吾 科学部 片山圭子)

(2010年7月31日 読売新聞)

 講義資料に使うかもしれないのでメモ。

東京新聞に水道水推奨の記事が

Posted on 7月 27th, 2010 in 倉庫 by apj

 東京新聞の記事。これで謂われのないクレームに悩まされてきた水道局の人達への援護になれば……。

品質向上 味わう水道水
2010年7月26日

 夏本番、冷えた水が欠かせない季節だ。節約志向や環境への配慮から、水道水が飲み水として見直されている。手軽に一工夫加え、おいしく水分補給をしよう。 (杉戸祐子)
 横浜市の会社員男性(34)は半年前、自宅の飲み水を市販のミネラルウオーターから水道水に変えた。市販のポット型の浄水器にくみ置いて炭を入れ、冷蔵庫で保管する。「ペットボトルの購入や再資源化のコストと手間をなくしたかった。水道水は想像よりおいしい」
 「明日の水は大丈夫?」(技術評論社)などの著書のある水問題のジャーナリスト、橋本淳司さん(43)は「地域にもよるが、一九七〇、八〇年代の水道水はカビ臭やカルキ臭などが強かった。最近は都市部を中心に『高度浄水処理』が導入され、改善された」と話す。
 「高度浄水処理」とはオゾンや活性炭などで行う水処理法。従来の、薬品を利用する「急速ろ過方式」よりもカビ臭や発がん性物質トリハロメタンなどを多く除去し、水質が向上した。東京都や大阪市などは高度浄水処理した水道水をペットボトルで販売している。
 利用者も実感しているようだ。「ミツカン水の文化センター」が今年、都市部の住民を対象に水道水を十点満点で採点してもらった調査によると、東京圏六・九点、中京圏七・七点などで平均七・二点。調査を始めた一九九五年の五・七点より評価は高まってきている。
 水道水をよりおいしく飲むには? 橋本さんは「塩素をどう取り除くかがコツ」と明かす。消毒に使われる塩素は、水道法施行規則により、水道水中に一定以上残留している必要がある。だが独特のにおいがあり、おいしさにはマイナスだ。
 塩素を取り除く二大方法は、くみ置きと煮沸だ。就寝前に水がめにくんで一晩置くと塩素は揮発する。透明なペットボトルに入れ、ふたをせずに三~六時間日光に当てても、紫外線で分解される。やかんで数分沸騰させて揮発させる方法もある。またレモンなどの果汁を加えると、ビタミンCで中和できる。
 橋本さんは「集合住宅などで水道水が貯水槽から出る場合、貯水槽の状態でおいしさは変わる」ともう一つの課題を挙げる。活用したいのが炭だ。
 くみ置きや煮沸の際に木炭を入れると、汚れやにおいを取りのぞける。冷蔵庫の脱臭剤に使われる粒状の活性炭も有効だ。使用後にアルミホイルに載せてオーブントースターかフライパンで約十分焼くと、吸着したにおいが取れるので、不織布パック(お茶パックなど)に入れて使える。塩素の除去にも有効だ。どちらも週一回煮沸消毒。効果を保つため月一度、木炭は天日干し、活性炭は焼き直す。
 水は冷やして飲む。「一〇~一五度が一番おいしい」と橋本さん。朝一番の水は飲み水に使わない。「夜間滞留した水なので、水道管内のビニールのにおいがついている。朝は一分間出しっぱなしにし、掃除や植木の水やりなどに使って」
 橋本さん自身は毎晩就寝前に、水がめに十リットルほどくんで炭を入れ、翌日の飲み水や煮炊き用に使う。「野菜や米を洗っても水の塩素でビタミンが分解されることがなくなったので、おいしさが増した」と意外な効果も。
 塩素対策をした場合、日持ちは落ちる。橋本さんは「くみ置いた水は一両日中、冷蔵庫でも三日以内に飲んで」と助言する。

 みんなでコスト負担をしておいしくしたのだから、使わないと損です。東京新聞GJ。

「助産院は安全?」ブログ、脅しにより移転

Posted on 7月 22nd, 2010 in 倉庫 by apj

「助産院は安全?」ブログに圧力がかかった模様。

今回、このブログに関してブログ運営会社の方に批判を受けている助産師の知人と名乗る人物から、
『名誉棄損や営業妨害で訴えるかもしれませんから、そちらの方で先になんとかしてください』
との要請が入ったそうです。

移転先で管理人さんが詳細を出して下さることだろう。
とりあえず、迷う人がいるといけないので、新しいURLをこちらに掲載しておく。→助産院は安全?

コメントについては移転できないけれども、管理人さんの方で保存済みであり、
引っ越し先にブログの過去記事は移せるのですが、引っ越し先のブログ会社の方針で、コメントは移せないのです。

出来ればこれからは新しい方へコメントください!
今までのコメントのデータはバックアップをとっておりますので、個別にお許し頂けた方から順に、私の方でペーストしていきたいとおもっておりますので、特に最近書き込んでくださった方には新しいブログの方へ「いいよー」とお知らせ頂けると有難いです。

というメッセージが出ている。

 ところで、名誉毀損されたと主張する本人であれば削除要求を出すなり訴えるといったことができるが、ただの知人には何の権利もない。従って、言うことをきく必要はない(∵知人では当事者になれないから、まちがって訴状が来たところで当事者ではないという理由で訴訟にならない)。従って、要求を出したのが知人であるかぎりそれは「脅し」でしかない。

腹筋崩壊した

Posted on 7月 16th, 2010 in 倉庫 by apj

【ニコニコ動画】ホメオパシー救急病棟

手かざしもキタ

Posted on 7月 15th, 2010 in 倉庫 by apj

 RKB LOCAL NEWSの記事より。

「2人交代で一日中“手かざし”」 07/12 19:56

信仰する宗教の教えから病気で衰弱した7か月の息子に手かざし療法を続け、死亡させたとされる夫婦の初公判が開かれました。

検察側は「危険な状態だと知りながら、2人が交替で、1日中、手かざしをしていた」と主張しました。

きょう初公判を迎えた福岡市の宗教法人・「新健康協会」の職員、高月秀雄被告と妻の邦子被告。

去年10月、生後7か月の長男がアトピー性皮膚炎などの悪化で衰弱していたにも関わらず、必要な治療を受けさせずに死亡させたとされています。

警察は2人を殺人容疑で逮捕しましたが、福岡地検は、殺人罪の成立は立証できないとして保護責任者遺棄致死の罪で起訴しました。

きょうの初公判で夫婦2人は、いずれも間違いありませんと述べて、起訴内容を認めました。

その後、妻の邦子被告は、ハンカチで涙をぬぐいながら、検察側の冒頭陳述を静かに聞いてていました。

検察側は犯行当時の状況について、「生後7か月の長男の体重は、平均の半分ほどの4,300グラムだった。(中略)医療行為を受けさせなければならない危険な状態だと分かっていたが、2人は交替で1日中手かざしを続けていた」

2人が勤務していた「新健康協会」には、「病気になっても『浄霊』と呼ばれる手かざしをすれば治る」という教えがあります。

検察側はこの浄霊について「教義では、医師の医療を可能な限り回避し…とあり、医療行為を受けるかどうかはあくまで信者の判断である。適切な治療を受けさせていれば救命は十分に可能だった」と主張しました。

一方、弁護側は、起訴内容は争いはないとしながらも、「浄霊という手かざしで病気が治癒したと信じことができる経験があったことなどから、教えを信仰していた。今では、手かざしで病気が治るというのが誤っていることを認識している」と述べて、情状酌量を求めました。

 これも講義の材料のためにメモしておく。ニセ科学というよりはむしろカルトなんだが。

夫婦別姓について鋭い指摘

Posted on 7月 15th, 2010 in 倉庫 by apj

 cyla_nonさんのツイートがあまりにおもしろかったので、こちらにメモ。

いいこと考えた! 選択的夫婦別姓じゃなくて、強制夫婦別姓にすればいいんだ! で、同姓名乗りたい人だけが、通称で同姓名乗ればいいんだ! だって賛成派は通称じゃ嫌、反対派は通称で充分って言うもの! 充分て言う人が通称使えばいいんだよ! #bessei #besseisansei