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こっち借りて連絡

Posted on 12月 24th, 2005 in 倉庫 by apj

 お茶の水の方で上げてるatom11サーバが落ちたっぽい。深夜に来るはずのsecurity run outputのメールの自動送信も来てないし、ログインもできない。幸い東京に来てるので、今から出かけて見てくる。ただ、途中でちょっと買い物する予定なので、夕方になるはず。ハードウェアのトラブルなら数日かかるかも。やれやれ。

火星人ゴーホーム

Posted on 12月 23rd, 2005 in 倉庫 by apj

 フレドリック・ブラウンの「火星人ゴーホーム」を途中まで読んでいる。人類3人に対して1人の割合でやってきた緑色の火星人が、どこにでも入り込んで何でもばらしまくって人類の活動の邪魔をするという話。軍事機密もプライバシーもあったものではない状態のどたばたを描いていてなかなかに笑える。原著が出たのが1955年、翻訳が1976年だから、SFとしては古い部類に入る。まあ、最近では、火星人ネタ自体がSFに登場することがほとんど無くなっているのだけれど。
 ただ、この本の面白いところは、緑色の火星人=インターネット、と置き換えて読むと、50年前のSFであるにもかかわらず、今の社会に一部当てはまっているということである。軍事機密だだ漏れまではいかないにしても、人の目があるし、一旦出た情報は無かったことにはできないので、「昔のことまで調べ上げていらんタイミングで曝露しまくる火星人」と一緒に過ごしているような状況が出現していることは確かなのではないか。ただし、火星人がやってきたのではなく、人類と火星人の一人二役をやっている。

雪で新幹線遅れ

Posted on 12月 22nd, 2005 in 倉庫 by apj

 午前中の講義を終えてから東京に出てきた。途中、米沢駅の手前で、大雪のため米沢駅でポイント故障が発生、という理由で新幹線が止まってしまった。30分以上止まっていた。東京到着は40分以上遅れた。
 夕方からリンク総合法律事務所の懇親会に参加する予定だった。山形市内の移動がバスなので待ち時間のロスがあるため、順調に行ってもだいぶ遅刻することになるので、山形駅からリンクに電話を入れておいたのだが、さらに遅れることになってしまった。もう終わってるかと思ったのだが、会場にたどりついた時はまだやっていた。
 その後、2次会、3次会に参加したので帰れなくなり、新宿の漫画喫茶で始発を待つことになった。ネット席がとれたので、これはそこから書き込んでいる。すでに日が変わってしまったが……。
 クライアントもたくさんきて一緒に盛り上がっていたが、「普通の弁護士事務所じゃありえねぇ」という意見も出ていたりして、とにかく怪しい集まり(笑)ではあった。

サーバー不安定

Posted on 12月 21st, 2005 in 倉庫 by apj

 ここ数日サーバが不安定である。ログを見ると
Dec 21 13:17:46 ks-cm01 /kernel: swap_pager: out of swap space
Dec 21 13:17:49 ks-cm01 /kernel: swap_pager_getswapspace: failed
Dec 21 13:17:49 ks-cm01 /kernel: pid 24652 (httpd), uid 65534, was killed: out of swap space
Dec 21 13:17:51 ks-cm01 last message repeated 18 times
となっている。これが延々出続けているが、理由がわからない。さっきもこれでリセットした。たいしたものは動かしてないし、動いてるプロセスの数もそんなに増える筈もなく、何が原因でこうなってるかがわからない。ただ、一旦こうなるとログインもできないので、リセットスイッチを押すしかないのだが、仕事で何日か山形を離れる予定の上、年末年始の休暇を挟むのでちょっと心配ではある。最近やったことといえば、PHPのバージョンを変えた程度なので、こいつが何か悪さをしている可能性はあるが……。blogのこともあるので、あまり変えたくはない。どう対策するかは年明けに考えることにする。

ウチにもやってきた新聞広告の勧誘

Posted on 12月 21st, 2005 in 倉庫 by apj

 chemist_at_univさんのところでも取り上げられた新聞広告の勧誘だが、ウチにもやってきていた。
 先月、いきなり電話がかかってきて、「先生の研究を新聞で紹介……」ということで、何だかよくわからないからfaxを送ってもらった。その後、別件で忙しかったのでそのままになっていたのだが……。ウチに来たのは、株式会社広報社という鹿児島県の会社からのもので、サンプルとして添付されていたのは、朝日新聞の広告特集欄であった。私の研究分野では……京大の中原勝先生が登場している(汗)。
 改めてチェックしてみたら、「本企画のスポンサーとして、企画関連企業の紹介をお願いしております。広告料金は新聞一頁で4,284,000円(税込)です」と書いてあった。新聞広告の値段ってこういう金額なのか。

 大きな研究費を取ったわけでもないし、マッチングファンドで何かやった覚えもないし、研究が別のメディアに出た覚えもないのに、何で私のところに勧誘が来たのだろう。

 chemist_at_univさんは「 これって、悪徳勧誘と五十歩百歩でないかい?と思うのだけど。」と書いておられるが、私の方はもうちょっと微妙である。つまり、これまで散々怪しげ水商売を批判してきたし、これからも、疑似科学ニセ科学批判のスタンスを変えるつもりはまったくない。広告特集に出たとして、その頁の下半分に名前を連ねてる企業の中に怪しい会社が紛れ込んでいたりしたら、信用にかかわる。

本探しメモ

Posted on 12月 20th, 2005 in 倉庫 by apj

 結局、「宇宙電波天文学」(共立出版)はこの先も入手困難な状態が続くらしい。ということで、同様の内容の教科書や参考書が海外で出ていないか、amazonで調べてみた。結果はこんな感じ。
An Introduction to Radio Astronomy 標準的な教科書?
Tools of Radio Astronomy (Astronomy and Astrophysics Library) 初心者向けのテキストか。この本の問題の回答集も出ている。
Interferometry and Synthesis in Radio Astronomy VLBIやるためのアンテナの設計が中心か?
Interferometry in Radioastronomy and Radar Techniques レーダーの話も入っているので、こちらの方が扱っている話題は広い?
Advanced Array Systems, Applications and RF Technologies (Signal Processing and its Applications) レーダーの専門書か。
Interpreting Astronomical Spectra 回転準位でも決めてるのかと思ったのだが、もうちょっと広い話題を扱っている。

 リモートセンシングをーキーワードにしてみたがあまりよろしくない。

 赤外分光だと……。
Infrared Detectors and Systems
Fundamentals of Infrared Detector Operation and Testing

山形は雪

Posted on 12月 19th, 2005 in 倉庫 by apj

 山形は昨日から雪で、そこそこ積もった。しかし、市内の除雪がいまいちで、道路に押し固められた雪が凍り付いている状態である。新潟出身の人に言わせると、山形は中途半端な雪国で、対策も中途半端だということらしい。新潟くらい降ると、市街地の除雪がしっかり行われることになるとか。

血液型の次は星占いか……

Posted on 12月 18th, 2005 in 倉庫 by apj

 Yahooニュースより。

ふたご座は交通事故に注意?=星座、干支別の発生率を公表-石川県警

 ふたご座のあなたは歩行者に注意?-。石川県警は、交通死亡事故をめぐる星座別、干支(えと)別の発生・遭遇件数を公表した。若者や高齢者による事故が増えていることから、関心を持ちやすい切り口で注意喚起した。
 データは2003年1月から今年10月までの県内の死亡事故277件が対象。それによると、星座別で最も事故が多かったのはふたご座で、32人が起こした。やぎ座30人、おひつじ座28人と続き、最低はおとめ座の14人だった。
 危険度上位の星座については、事故の傾向を分析。「歩行者に注意」「スピードは控えめに」などとワンポイントアドバイスを付けた。
 また、交通死者の4割強を占める高齢者(65歳以上)向けに、干支別の事故遭遇率も示した。最も死者が多かったのは酉(とり)年で17人。以下、申(さる)年、卯(う)年の順で、「横断歩道を渡りましょう」などと注意を促した。 
(時事通信) – 12月18日15時1分更新

 いくら関心を持ちやすいからといって、交通事故の発生率を星占いや干支に関連づけてどうするのか。さらにワンポイントアドバイスを付けても、元になったデータの方が、星座とも干支とも関係ないわけだから、積極的な対策になってないのでは。しかも、サンプル数だって少なすぎて、順位を付けるのには役立たない。
 今より科学が発達してなかった昔の人の方が占いの本質はよくわかっていて、ちゃんと「当たるも八卦当たらぬも八卦」という諺を残している。これをわかった上で占いと付き合うのならかまわないが、警察の交通事故対策が「当たるも八卦当たらぬも八卦」では税金使ってやる意味がない。どうすれば事故が減るかについて合理的に考えて対策しなければならないときに、星占いに走ってどうするつもりなのか。注意を喚起するのはかまわないが、占いの存在を前提にするような方法で官がやっちゃまずいだろう。不合理な考え方を助長するようなことはやめてもらいたい。

ある意味贅沢なDVD

Posted on 12月 17th, 2005 in 倉庫 by apj

 最近入手して感激したのが、OVAの「マジンカイザー」の5巻である(ただし、感激のポイントは世代を選ぶかもしれない)。ストーリーは、悪役のあしゅら男爵(柴田秀勝・北浜晴子)が、正義側のヘッド弓教授に変装して、爆薬を仕掛けるために正義側の基地である光子力研究所に潜入するが、当日が弓教授の誕生パーティーだったため、トンデモなプレゼントを渡されどたばた騒ぎに巻き込まれる、というお笑い系の話である。本物の弓教授の方は、視聴者の期待を裏切らず、しっかり悪役に襲われて逃げ回っていて、最後の方で登場する。
 この巻では、弓教授を演じておられる八奈見乗児氏の仕事がすばらしい。八奈見氏は、元々のマジンガーZでも弓博士役を演じておられたが、同じ頃に放映された「ヤッターマン」の悪役ボヤッキーも演じておられた、で、このOVAでは、弓教授(本物)はいわゆる「正義側の博士声」、弓教授(あしゅら変装)は「ボヤッキー声」で演じておられる。この切り替えが実に上手い。潜入中だから、本物っぽく振る舞わなければいけないシーンでは本物っぽい(つかそもそも本物を演じてるわけだが)な声、それが何となくぼろを出すに従ってボヤッキー声になる。1枚のDVDで、八奈見氏の「博士声」と「ボヤッキー声」の両方を聴けるとは思わなかったのでちょっと感激した。なお、最後の方のシーンで、自爆……じゃなくて起爆ボタンが登場するので、いつボヤッキー声で「ポチッとな」が出るかと、思わず期待したのだが、さすがにそこまで別作品をネタにはしていなかった。
 まあ、私の世代で両作品ともリアルタイムだったという人には、お薦めの1枚である。

日が変わったあたりで地震

Posted on 12月 17th, 2005 in 倉庫 by apj

 日が変わったあたりで地震があった。まだ起きててパソコンの前だったので、状況を見るより先に2ちゃんねるビューア立ち上げて、「地震キタ━━━(((゜∀゜)))━━━!!」スレに書き込んでる自分が居ましたよ……orz。「人はなぜ逃げおくれるのか」なんて本が出ていて、ドッカで「野次馬根性」とツッコミが入っているのを見たけど、「2ちゃんねる」てのが理由に加わってもおかしくない気がしてきた。