毎日新聞より「闇サイト:不倫相手の上司を傷害容疑で逮捕 警視庁」
東京消防庁渋谷署の女性救急隊員(32)が、インターネットの「闇サイト」を通じて交際相手の妻の殺害を依頼した事件に絡み、警視庁捜査1課は11日、女性隊員を殴るなどして重傷を負わせたとして、交際相手の同庁職員、■■容疑者(32)を傷害容疑で逮捕した。■■容疑者は女性隊員の上司で、交際を続ける一方で女性隊員に暴力を加え、現金を脅し取っていたという。
芋づる式というか泥沼というか、逮捕者増えまくりなわけだが。
これまでに逮捕された登場人物見ると、
■■(妻有り、上司)
女性隊員(■■の不倫相手、■■妻の殺害を奥平に依頼)
奥平(自称探偵、駆込寺=復讐サイト運営)
田部(奥平から紹介されて女性隊員から金をだまし取った)
とまあ、4人が4人ともよくわからない。事件発覚のきっかけは、金を受け取ったのに殺人が行われないと女性隊員が通報したから@_@;。つか、この設定で通報するか普通……?
■■が何をやったかというと、「■■容疑者は9月上旬、女性隊員と一緒に旅行をした静岡県内の宿泊先で、女性隊員に殴る、けるなどの暴行を加え、胸や腰の骨を折る1カ月の重傷を負わせた疑い」のうえ、不倫相手の女性隊員から現金500万円を脅し取っていたらしい。
女性隊員は、■■容疑者の妻の殺害が実行されないため、警視庁に「(田部容疑者に)だまされているのではないか」と相談していた。これを知った■■容疑者が、女性隊員に相談を取り下げさせることもあったという。
って一体……。
普通は「殺人の依頼」などという違法行為を他人に頼んだことがばれたら犯罪で自分だって捕まるのに、進んで警察に通報してどうするのか?金を脅し取るような相手と不倫を続けて何が楽しいのか?てゆかこの人の男を見る目って一体?殺人依頼したことを警察に通報するのをやめさせて一体何の意味があるのか?人目を忍ぶ不倫旅行の筈が行った先で傷害事件って一体何がしたかったのか?つか、この人にとって「不倫」って何?不倫相手に逆ギレするならまだわかるが妻殺害を依頼する方向にぶっとぶ思考回路ってどうなってるのか?殺害する気もないのに依頼を受けてどうするのか?不倫男の正妻(妊娠中)は一体どうなるのか?とか、まあ、とにかく、誰に向かってどこをどう突っ込んでいいのやら。何だか、事実は小説より奇なり、の斜め上45度を突っ走ってる気もする。
「黒い事件簿報告書」あたりで取り上げて、もうちょっとまとまった読み物にしてくれないかなぁ。週刊文春(週刊新潮でした)だっけ?>黒い事件簿報告書。まあとにかく、週刊誌の記者さんの筆力に期待したい。登場人物が全員DQNってのがアレだが、少なくとも日経新聞で連載中の「愛の流刑地」よりはドラマがありそうに思う。
そういえば、松本清張の小説に「悪い奴ら」てのがあって、登場人物が全員悪者という設定だったが、今回の事件は、もしタイトルを付けるとしたら「馬鹿な奴ら」で決まりかもしれない。
ただまあ、こういうことがあったので、一応書いておくと、国大協と文科省にまでメール送って圧力をかけたのは、この奥平の関係者名乗る奴だったんだよな。ウェブに書くなとかなんとか言ってたけど、これだけ報道されてるわけだしまあいいか。あ、そうそう 、こんな詐欺師の味方をした、国大協と文部科学省の責任はそのうち追及するしかない。心当たりのある担当者はそのつもりでいてほしい。わざわざ転送なんかしなくてもいいメールを大学に送ってきたことについては、いずれはっきりさせる必要がありそうだ。本当に規則の根拠のある行動だったかどうか。