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ラックの存在感があり過ぎる件

Posted on 11月 16th, 2007 in 倉庫 by apj

 でかい。40Uのサーバマウント用フレームラック。今は、古いパソコンデスクにプリンタやらサーバやらを置いているので、まとめて整理したいのと、今後サーバはラックマウントのものを買って順次置き換えることにしようと思ったので、思い切って注文。しかし存在感ありすぎ。普通の教員研究室(not実験室)に置くと、異様に迫力がある……(汗)。それでも、扉とかついてない一番簡単な枠だけのものにしたのに。
 でっけえ段ボール箱2つに包まれて、日通のお兄さん二人が運んできたので、なぜか学生にウケてしまった。
 一応、年内くらいにこのblogを置いているサーバを入れ替える予定なんだが、作業してる時間はあるんだろうか。

宿の予約でピンチ→何とかなりそう

Posted on 11月 15th, 2007 in 倉庫 by apj

 来週、福岡大である研究会の宿を予約しようとしたら、博多駅近辺も天神のあたりも全部埋まっていた。都市部だからと舐めていたら、連休の人出をあなどってたみたい。
 問い合わせたら、いくつか情報をもらったので何とかなりそう。それにしても、またばたばた走り回ることになりそうではある。
 自分の研究発表は、今回はまだ途中経過のポスターだからそれほどでもないんだけど、フォーラムは絶対に居ないといけないのよ。

福岡市民フォーラム「水の科学」のご案内
第30回溶液化学シンポジウム・JMLG/EMLGミーティング2007合同大会期間中に一般市民向けの、以下のような市民フォーラムを開催します。水の第1線の研究者が水に対する正しい情報を市民の方々に伝えることにより、溶液化学研究会が社会に貢献する良い機会になることを願っています。

日時:2007年11月24日(土)午後2時ー5時
場所:福岡大学A棟 A203教室
参加費:無料
申込方法:添付資料参照
主催:福岡大学
共催:溶液化学研究会
後援:福岡県教育委員会、福岡市教育委員会
プログラム:
講演1:水をめぐる科学とニセ科学 天羽優子(山形大学理学部准教授)
講演2:水は恋人か変人か 中原 勝(京都大学化学研究所教授)
講演3:「還元水」と「活性水素」の真偽 平岡 厚(杏林大学保健学部准教授)
講演4:水と緑の国、日本 富山和子(立正大学名誉教授)

 今回は、イントロということで、考えるための基礎を中心にした内容にするつもり。物質科学を離れるとまずいんだよ、といった内容で、最近何回かやったのよりは穏やかな感じで。

フォーラム申し込み方法はこちら。

もし、このサーバが重くてダメなときは、あっちの掲示板のメッセージからリンクをつついてみてください。

第三回口頭弁論

Posted on 11月 13th, 2007 in 倉庫 by apj

 詳細はこちら

プライベートな用事いろいろ

Posted on 11月 11th, 2007 in 倉庫 by apj

 午前中に、冨永教授と一緒に、入院中の大先輩の見舞いに行く。新しい治療(というか治験)を行った医学部の先生は、何と、かつて山形大の教授選にも出ていた(でも別の大学が先に決まったからそちらに行った)ということでちょっとびっくり。
 昼から本屋に立ち寄る。夜は、小中高と同じ学校に通った同級生と会って食事。郷里のかつての同級生の消息をいくつか聞いたが、いやもう本当に人生いろいろ状態。
 夜、神田界隈で一瞬だけ雷が鳴っていて、このまま雷雨&豪雨になるかと思ったが、そんなにひどくならなかったので、濡れずに済んだ。

駆けつけ……

Posted on 11月 10th, 2007 in 倉庫 by apj

 三杯。ただしお茶大の学祭でときわじるこを。
 ときわじるこは、食物学科の学生さんが毎年提供している、甘さ抑えめのおいしいお汁粉である。白あんに抹茶を加えて、かるく炙った小さい餅を入れたもので、漬け物とほうじ茶が付く。今年の値段は一杯250円。大学本館2階で営業している。明日もやっているはずなので、大学祭巡りをする予定の方はぜひ立ち寄って食べてみてほしい。
 学祭の時しか食べられないので、うまく日程が合えば必ず出かけて食べている。去年は足骨折でそもそも家から一歩も出ることができなかたので食べ損ねた。今年は、しっかり食べようと思って昼ご飯は抜きで出かけた。「お代わり含めて三倍分」とまとめて頼んで、周りの目も気にせず(汗)、お椀3つを目の前に並べて全部食べて終了。

 そういえば、随分前に、ときわじるこが白あんじゃなくて普通の小豆あんになったという夢を見たことがあって、「こりゃ悪夢だ……」と思っていたら目が覚めた。ほっとした次の瞬間「私にとっての悪夢って一体……」と自分ツッコミを入れるしかなかったり。

間違いが発覚……

Posted on 11月 9th, 2007 in 倉庫 by apj

 日中は出版社に缶詰。
 夜にお茶の水大に。データ解析に使ってたモデルの式が一個所違っていたことが最近判明して大あわてでプログラムの訂正。理論屋が数人見落とし、使った我々も特におかしなことには気付かず、論文投稿した後のレフェリーも誰一人気付かなかった……orz。
 ってことで論文改訂版の投稿も含めて、対応に追われまくっているという……(汗)。ちょっとかっこ悪いが正直に報告するしかないわな。

水戸二高で講演

Posted on 11月 8th, 2007 in 倉庫 by apj

 ホテルでちょっと遅めの朝食をとっていたら電話があって、昼食を準備するので水戸二高には正午に来て欲しいということだった。
 1時間ほど暇になってしまったので、すぐ傍の水戸地裁へ行って時間をつぶす。開廷中のものもいくつかあったが、時間が上手く合わず、傍聴できそうなものも無かった上に、旅行の荷物を抱えていて見とがめられる可能性が高かったので(∵傍聴の注意の1つに、大きな荷物を持ち込むなというのがある)、入り口の小窓から覗き見するだけにした。
 水戸二高に着いて、校長先生や担当の先生方と簡単な打ち合わせの後、体育館に行ってプロジェクターのセッティングとテスト。椅子がたくさん並んでいた。引き受けた時はそんなに意識していなかったが、全校生徒の前で話をすることになった。
 毎年、授業公開などの企画をやっていて、去年は物理学会の会長が来て講演したということだった。物理学会会長の格調高い講演の後が、私みたいなヤクザな講演でええんかいな(大汗)。
 講演タイトルは「ニセ科学にだまされないために」だったので、ニセ科学の定義と日常生活における実例、水関連の実例、因果関係を信じやすい性質や、科学が必要な理由といったことを話した。後の質疑応答では、家に還元水の装置があるという話が出たり、水伝の話にはすっかり騙されたが今後新たなニセ科学に騙されないようにするには?といった質問があった。
 後は、SSHのクラスで、簡単に懇談で、質問の続きやら今の仕事に就いた経緯を話して終了。
 山形大学の推薦入試の募集要項とパンフレットは、進路指導室に置いてきた。水戸二校からは、何人か山形大学を受験していて、今年も希望者が居るらしい。理学部が改修工事中で、入学すると4月からきれいな校舎で勉強できるはず、と営業活動してきた。

 いや~しかし女子高生は元気がいい。昔は、水戸一高が男子校、水戸二高が女子校だったが、今は制度上は共学になっている。しかし男子受験者が居ないため、女子生徒のみなのだそうな。確かに、男子生徒が受験して、一人だけ女子生徒に混じるようなことになったら、ちょっと大変そうではある。実質も共学化するなら、一クラス単位くらいで集団で男子生徒に受験してもらうようにしないと難しいかもしれない。

日が変わる頃に……

Posted on 11月 7th, 2007 in 倉庫 by apj

 水戸に到着。4コマ目の教養の講義が終わってから大学を飛び出して一旦家に戻って10分で支度して出てきたのだけど。
 生徒さんへの事前アンケートの結果がホテルに届いていたので、それを見ながら、スライドを並べ替えたりしようかと検討中。
 今回はうまいこと代休と年休をくっつけたので、火曜日の口頭弁論まで東京に居る予定。とはいっても、出版社に缶詰になる予定だったり、お茶の水の方で実験の準備やら打ち合わせやらいろいろ。
 おかげで、訴訟資料やら六法やら法律の教科書やらも一緒に担いでの移動になって、荷物が妙に重いぞ^^;)。

ゲルマニウムブレスレット詐欺

Posted on 11月 6th, 2007 in 倉庫 by apj

 Yahoo経由毎日新聞の記事より。

ブレスレット詐欺 「血液さらさら」と偽り販売、社長逮捕
11月6日17時6分配信 毎日新聞

 「身に着けると血液がさらさらになる」と金属製ブレスレットを高額で販売したとして、千葉県警生活経済課などは6日、健康器具販売会社「サンキョーコーポレーション」(東京都豊島区)社長、梶本稔容疑者(60)=同区池袋2=ら7人を詐欺容疑で逮捕した。同社は04年1月から今年4月にかけ、39都府県の高齢者ら約8200人にブレスレットを販売、約24億5000万円の売り上があったとみられ、県警は全容解明を目指す。
 他に逮捕されたのは▽同区西池袋3、元同社社長室長、末光秀男(40)▽同区池袋2、元同社監査役、後藤厚子容疑者(51)らいずれも元同社幹部の6容疑者。
 調べでは、梶本容疑者らは昨年2月から10月にかけ、同社が愛知県内など13カ所で開いた特設会場で、同県一宮市の無職の男性(63)ら18人にブレスレット18個(合計代金680万円)を販売した疑い。仕入れ値は1個約2万円だが、20万~45万円で販売していた。
 同課によると、同社は衣類や日用品の格安販売会を各地で開催。会場では、訪れた客の指先の血液をブレスレット装着前と後の2回採取して、顕微鏡で実際に見せる「検査」を実施していた。ガラスのプレートで押しつけることで赤血球の間隔を広げ、さらさらになったように見せかけて効果があるように装っていた。
 事件は、千葉県鎌ケ谷市の女性(66)が昨年7月、「無理やりブレスレットを買わされた」と県警に相談したことから発覚。同課などは今年4月に特定商取引法違反容疑で同社を家宅捜索し、詐欺容疑での立件に向け裏付け捜査を進めていた。【山本太一】

最終更新:11月6日17時6分

 講演資料をまとめている最中に嬉しい情報が^^;)。とりあえず千葉県警GJ。

高校生向け活動

Posted on 11月 6th, 2007 in 倉庫 by apj

 第一学習社の「改訂スクエア最新図説化学」の特集記事に、「ニセ科学に惑わされない!」を書いた。見開き2ページ。今日、宣伝用の見本が送られてきた。どうやってチェックするかというだけではなく、ニセ科学が蔓延すると、社会にどういう悪影響があるかというところまで言及した。

 明後日、水戸二高のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の企画に協力し、高校生に、ニセ科学の話をする予定。今、スライドを作っている。言葉の説明を丁寧にやればとっつきやすいものになるかな、と思いつつ編集中。
 講演後に懇談をすることになっていて、多分今の仕事に就くまでについていろいろ訊かれるんじゃないかと思う。しかし悲しいことに、若い人達に向かって、同じ道を歩んで欲しいと言える状態ではない。博士やポスドクの就職難がひどすぎる。
 月刊THEMIS11月号にも、『「大衆化」の成れの果て 「博士」の就職難・大学院の失敗は当然だ』という記事が出た。博士課程で企業向けの人材養成をするべきだろうというのが趣旨だが、理工系は何とかなったとしても文系は難しいだろう。
 政策的に大失敗をやらかした影響で、当分どうにもならないから、その時になったら就職率やら生涯賃金をよく考えて進路を選ぶように、という現実的なアドバイスをするしかないだろうなぁ。本当は、若い人に向かって希望を語れる職種であってほしかったのだが>研究職やら大学教員やら。