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Message-ID: <001301c07ede$d36624a0$c160fdd2@oemcomputer>
From: 日本システム企画株式会社(Japan S ystem Planning Co., Ltd.)
To:
Subject: 警告書(日本システム企画株式会社)
Date: Mon, 15 Jan 2001 19:22:52 +0900
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="----=_NextPart_000_0007_01C07F28.8DF46F40"
X-Priority: 3
X-MSMail-Priority: Normal
X-Mailer: Microsoft Outlook Express 5.00.2314.1300
X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V5.00.2314.1300
X-UIDL: Fpm!!aS=!!:F(#!T^k!
平成13年1月15日
天羽 優子 殿
日本システム企画株式会社
代表取締役 熊野 活行
貴殿はホームページ「水商売ウオッチング」の磁気処理水の項目で当社日本システム
企画株式会社が販売する“NMRパイプテクター”に関し、営業妨害的中傷文を載せて
いますが、誰の許可で実施しているのでしょうか?
当社の製品は、米国NASAで開発された広義(高次元)のNMR技術を米国ゼネラルモー
ターズ社が応用した製品を利用しています。
日本に於ける狭義(低次元)のNMRは貴殿が知っている通りですが、日米間ではNMR技術
の技術格差は大きく、NASAのレベルでは、
? 磁場は地球の磁場を使う
? 核スピンを起こすマイクロ波は鉄・ステンレス等の金属を透過するというもので
す。
以上の技術については、そちらの東大宇宙研の教授クラスの方は承知済みです。
ちなみに、日本のNMR技術は、
? 強い磁場を形成する強い電磁石が必要である。
? マイクロ波(というよりはラジオ波)は弱く、核スピンというより核の向きを変え
る程度のものである。
以上の装置は、MRI或いは分析用NMRにのみ利用できる技術です。
それ以上は東大の原子物理学の教授に聞けば、何故広義のNMR研究が日本で出来ない
かが判ります。
以上の理由により、即刻「水商売ウオッチング」の当社に関する部分を削除し、謝
罪文を載せる事を要求致します。
もし以上の処理を至急されない時には、弁護士を通じ、当社及び米国機関より名誉毀
損及び営業妨害で刑事告訴する事になります。
以上
To: 日本システム企画株式会社(Japan S ystem Planning Co., Ltd.)
Subject:Re: 警告書(日本システム企画株式会社)
From:apj@atom.phys.ocha.ac.jp (y.amo)
日本システム企画株式会社
代表取締役 熊野 活行 様
At 7:22 PM 01.1.15 +0900, 日本システム企画株式会社(Japan S ystem Planning Co.,
>貴殿はホームページ「水商売ウオッチング」の磁気処理水の項目で当社日本システム
>企画株式会社が販売する“NMRパイプテクター”に関し、営業妨害的中傷文を載せて
>いますが、誰の許可で実施しているのでしょうか?
まず、営業妨害の意図はありませんし、単なる物理現象の説明が主な
内容であり、中傷する意図もありません。
また、誰の許可も受けていません。また、それは不要と考えています。
ウェブ上の著作物は、著作権法によって保護されますが、私の行った引用と
批判は著作権法の範囲内で妥当であると考えております。
当方のウェブページでは、「御社のNMRが我々の通常CTや分析で使っている
NMRであれば、原理の説明が違う」という主張しかしていません。つまり
御社の製品の性能について議論しているわけではなく、そちらの製品が
すばらしい機能を発揮したとしても「原理が違うのでは?」というだけ
ですから効果を宣伝して販売なさるのに何ら差し支えないと思います。
我々は正しい科学的知識を流通させるという目的で、ウェブページを
作っております。特定の会社の製品の性能を云々するものではありません。
「効果があるという会社の主張は認めるが、科学的原理は別なのでは?」
という立場を貫いております。
ですから、営業には差し障りないと考えています。
> 当社の製品は、米国NASAで開発された広義(高次元)のNMR技術を米国ゼネラルモー
>ターズ社が応用した製品を利用しています。
>日本に於ける狭義(低次元)のNMRは貴殿が知っている通りですが、日米間ではNMR技術
>の技術格差は大きく、NASAのレベルでは、
>? 磁場は地球の磁場を使う
>? 核スピンを起こすマイクロ波は鉄・ステンレス等の金属を透過するというもので
>す。
> 以上の技術については、そちらの東大宇宙研の教授クラスの方は承知済みです。
ということであれば、前述した当ページの目的からいうと、私はこの情報を
知る必要があります。どうか、東大宇宙研の教授のお名前をお教えください。
私の方で連絡をとり、私の書いた内容のどこが間違っているのかを
教えてもらいに行きます。科学的に間違った内容を公開するのは、私
の意図するところではありません。
> ちなみに、日本のNMR技術は、
>? 強い磁場を形成する強い電磁石が必要である。
>? マイクロ波(というよりはラジオ波)は弱く、核スピンというより核の向きを変え
>る程度のものである。
> 以上の装置は、MRI或いは分析用NMRにのみ利用できる技術です。
>それ以上は東大の原子物理学の教授に聞けば、何故広義のNMR研究が日本で出来ない
>かが判ります。
これについても大変興味があります。東大の原子物理学の教授のお名前を
お教えください。問い合わせを出します。教わりに行きます。
そんなすばらしい技術があって日本でできないというのであれば、
別の意味で大変問題だと思います。
私が御社のウェブページを見て感じた疑問は、広義のNMRの存在を知らない
日本人なら同じような疑問を持つのではと思います。
> 以上の理由により、即刻「水商売ウオッチング」の当社に関する部分を削除し、謝
>罪文を載せる事を要求致します。
>もし以上の処理を至急されない時には、弁護士を通じ、当社及び米国機関より名誉毀
>損及び営業妨害で刑事告訴する事になります。
まずは、上記の教授の名前をお教えください。
よろしくお願いいたします。
Return-Path:
平成13年1月16日
天羽 優子 殿
最後通告書
日本システム企画株式会社
代表取締役 熊野 活行
貴殿は世の中の常識をもう少し勉強すべきです。インターネット上で主張する事は、
何でも自由というのは誤りであり、他人がそれにより被害を受ける時は社会的に罰せ
られる事になるのは常識であります。本日より3日以内に当社の要求通り、貴殿の
ホームページ「水商売ウオッチング」上から、当社を誹謗する内容を削除しなけれ
ば、法的手段を取らざるを得ません。ここに最後通告します。
もし貴殿が自分の都合で削除しない場合は、当然本件については冨永研究室が指導し
行っている内容と思われますので、刑法230条第1項名誉毀損、及び刑法233条業務妨
害及び信用毀損で、告訴の対象として冨永研究室も告訴します。ご承知下さい。
ある企業を特定して企業及び企業の製品に対して、勝手に誹謗することは社会常識上
許されていません。そのような事が理解できない人間は社会的に処罰を受けるべきで
あります。世の中には貴殿が理解できなかったり知らない事がある事を知るべきで
す。
尚、当社の製品は磁気処理水ではありません。
以上
CC:富永研究室 冨永教授
To: 日本システム企画株式会社(Japan S ystem Planning Co., Ltd.)
Subject:Re:
From:apj@atom.phys.ocha.ac.jp (y.amo)
Cc: tominaga@phys.ocha.ac.jp
日本システム企画株式会社 御中
At 8:48 PM 01.1.16 +0900, 日本システム企画株式会社(Japan S ystem Planning Co.,
>ホームページ「水商売ウオッチング」上から、当社を誹謗する内容を削除しなけれ
>ば、法的手段を取らざるを得ません。ここに最後通告します。
こちらで書いたコメントから、御社へのリンク、御社の名前と商品名、
および御社のウェブページの内容の引用を削除し、一般的なNMRの
話として書き直しました。
また、磁気処理水の分類に入れることは誤解を招くと考え、その他の分類
に移動致しました。
なお、このいきさつと謝罪をトップページに掲載いたしました。
以上