2002年5月28日
天羽 優子様
株式会社プロホームアドバンス
担当者:****
1.についてですが、「古いコメント」が当社に関するコメントであることは、当社で認識でき、天羽さんもそのことを認めているのですから、関係無いとすることはできません。当社ではこの件を重要な問題としているのですから、もう少し真剣に対応して頂くようお願い致します。
また、気の済むように添削して送り返せというのも極端すぎます。
コメント内容に対するクレームは12月の時点で当社からメールを送ってます。これに関しては項目の8.にあるように天羽さんの側から主張を述べるということだったのではないでしょうか。
それに今回、修正済みのコメントとして送られた内容は12月の時と変わらないように見えますが。まずは当社の指摘している部分を良く検討していただくようお願いします。
「ちょっと問い合わせればわかるようなこと」とか「思い込みだけで」書いていて科学的批判になっていないのではないかと当社から批判していることに対し、具体的に示せということですが、これはコメント内容に対する当社の見解を読んで頂ければわかることと思います。
具体的には下記のような内容です。
1.「1枚目の写真の水の汚れの成分が何かを知りたい」
浄水器のページには「写真は湖水のアオコ」と明記していますので、単にこれは天羽さんの見落としだと思います。もし疑問に思ったとしても、問い合わせれば簡単にわかることですので、科学的に批判するという主旨にあっていないのではないでしょうか。
2.「このデータでもってこの水を飲めば食中毒予防になると結論するのは早合点だろう。高濃度の原液を保存しておいても、有害な菌が繁殖するおそれがないというデータの読み方なら可能だが。」
制菌作用については、コメントを見てもわかるように浄水器の特徴に挙げていません。上記内容は天羽さんの思い違いで書かれたものです。また内容にしても、当社は別のページで高濃度なら制菌作用を示すと書いているのであって、浄水器の水を飲めば食中毒予防になるということは書いていません。ここで天羽さんのされていることは、勝手に宣伝文句を作り上げて批判しているということになります。
3.「酸化還元電位だって、結局は水に何が溶けているかで変わるから、溶けている成分が定量的にわかりそうな水の指標になるとは思えない」
酸化還元電位によって溶けている成分が定量的にわかるという話は当社の宣伝には書いてありません。どうしてこの様な話が出てきたのかわからないので、天羽さんの思い込みと考えるしかありません。
この様な勘違いは、問合せをしていれば簡単に解消されるものだと思います。天羽さんは特に思い込みが激しいのではないのでしょうか。専門家として発言されているわけですから、もっと慎重に良く考えてから発言していただきたいのです。
これについて、以下のような返事を送った。
At 4:54 PM +0900 02.5.28, ***** wrote:
>1.についてですが、「古いコメント」が当社に関するコメントであることは、当社
>で認識でき、天羽さんもそのことを認めているのですから、関係無いとすることはで
>きません。当社ではこの件を重要な問題としているのですから、もう少し真剣に対応
>して頂くようお願い致します。
そうであったとしても、すでに御社のウェブページは変更されいるから古いコメントと現在の御社のウェブページのコメントの両方を見た人が、私の残している古いコメントを御社のページと結びつけることはないはずです。
この状態になっているものを、さらに削除せよというのは、はっきり言って行き過ぎだと考えます。
御社にとって問題であった理由は、
・古いコメントに御社の名前と商品名が書かれており
・御社のウェブページを見ると、古いコメント中に引用された内容を読むことができた
から、ですよね。どちらにも該当しなくなったコメントはすでにただの作文ですから、御社には何の影響もないと思います。それを、どういう根拠で関係有りと(今の段階で)主張するのか、私には全く理解できません。
御社にとって、今の状態が、今後具体的にどういう不利益となるのか納得いく説明がない限り、古いコメントはそのまま残します。
>また、気の済むように添削して送り返せというのも極端すぎます。
別に極端ではありません。
私は、**さんとやりとりしていて、結局御社がどういうコメントを望んでいるのかがまったくわからなくなったため、どういうものを具体的に望んでいるのか知りたいと考えたので添削を頼みました。
私は、御社の主張は「企業にちゃんと製品のことを尋ねて書け」というものだと理解しているので、そうであれば、尋ねれば出したであろう測定データなどをもりこんだものに変更していただければ話が早いと思っています。
ですから、ぜひ直して送り返してください。科学的に問題がなければ謝辞を追加してそのままコメントを差し替えます。科学的に問題があればまたそこが議論になるでしょうけど。
正直な話、模範を見せてくれた方がはっきりわかります。御社が満足するコメントというのがどんなものか、私は知りたいです。
>コメント内容に対するクレームは12月の時点で当社からメールを送ってます。これ
>に関しては項目の8.にあるように天羽さんの側から主張を述べるということだった
>のではないでしょうか。
これは、私宛に送ったものですか?大学宛や冨永教授宛に送っていたとすると、私には十分伝わっていません。大学にとっては私は部外者ですから、大学宛に来た文書を私に見せる必要はありません。ということで御社が送ったコメントのいくつかを、私が受け取り損ねているということはあります。
>1.「1枚目の写真の水の汚れの成分が何かを知りたい」
>浄水器のページには「写真は湖水のアオコ」と明記していますので、単にこれは天羽
>さんの見落としだと思います。もし疑問に思ったとしても、問い合わせれば簡単にわ
>かることですので、科学的に批判するという主旨にあっていないのではないでしょう
>か。
御社の、写真の出ているウェブページ
http://ww51.tiki.ne.jp/%7Emineral/prohome/home.htm
を確認しました。写真のキャプションには、「アオコ」とは書いてありません。通常、このような説明では、写真のキャプションに何であるかを書くのが読者にとって親切と考えます。一方、御社の主張している浄水器のページ
http://ww51.tiki.ne.jp/~mineral/onsui/sizuku.htm
には、「アオコ」と書いてあるのを見つけました。これのことですね。
2カ所で同じような写真を使っていて、片方にはアオコだと書いてあるのに片方には書いてないから、混乱しました。
なので、こちらのURLにリンクして、コメントを以下のように修正しました。
「1枚目の写真の水の汚れの成分が何かを知るには、ここではなくて、浄水器のページを見るとわかる。同じ写真があって、「アオコ」だと書いてある。」
「浄水器のページ」について、リンクをして、ちゃんと「アオコ」と書かれているページが別ウィンドウで見れるようにしました。これで誤解はないと思います。
>2.「このデータでもってこの水を飲めば食中毒予防になると結論するのは早合点だ
>ろう。高濃度の原液を保存しておいても、有害な菌が繁殖するおそれがないという
>データの読み方なら可能だが。」
>制菌作用については、コメントを見てもわかるように浄水器の特徴に挙げていませ
>ん。上記内容は天羽さんの思い違いで書かれたものです。また内容にしても、当社は
>別のページで高濃度なら制菌作用を示すと書いているのであって、浄水器の水を飲め
>ば食中毒予防になるということは書いていません。ここで天羽さんのされていること
>は、勝手に宣伝文句を作り上げて批判しているということになります。
別に宣伝文句を作っていません。
書かれていることを、私が正確にはどう読んだか書いただけです。この部分は批判ですらないですね。効果に疑問をさしはさんだわけでもないし、書かれている効果が変だと書いたわけでもない。ただのコメントあるいは感想の類です。
御社の考えすぎでしょう。何が問題ですか?
>3.「酸化還元電位だって、結局は水に何が溶けているかで変わるから、溶けている
>成分が定量的にわかりそうな
>水の指標になるとは思えない」
>酸化還元電位によって溶けている成分が定量的にわかるという話は当社の宣伝には書
>いてありません。どうしてこの様な話が出てきたのかわからないので、天羽さんの思
>い込みと考えるしかありません。
私が批判したのは、「酸化還元電位を水の指標として使う」ことに対してです。ですから御社の主張は的はずれでしょう。
>この様な勘違いは、問合せをしていれば簡単に解消されるものだと思います。天羽さ
>んは特に思い込みが激しいのではないのでしょうか。専門家として発言されているわ
>けですから、もっと慎重に良く考えてから発言していただきたいのです。
慎重に書いていますよ。