磁気処理水資料室

文献を利用するときは必ず原典にあたること。ここに書いてある要約を一人歩きさせないように!
カテゴリ 印刷物
資料名

"EVALUATION OF TWO ELECTROSTATIC & MAGNETIC ANTISCALING AND ANTICORROSION DEVICES"
A. L. LEWIS and K. U. RAJU
Saudi Arabian Oil Company, Lab Research & Development Center, Material Science Division, Corrosion Services Unit, P.O.Box62 Dhahrah, 31311, Saudi Arabia
CORROSION97 Paper No. 443

要約

 メーカーが提供した、静電気式および磁気式のスケール防止装置の試験を行った。試験液は、常温でスケール生成がなく、高温でわずかにスケール生成する組成にした。スケール析出速度は、20cm2のステンレス鋼の重さを量る方法や、メッシュスクリーンを入れて重量増加で測る方法を用いた。腐食速度は炭素鋼の腐食減量と分極抵抗法で求めた。水温、pH、酸化還元電位を常時モニターした。

 磁気法・静電気法のいずれも、スケール生成にも腐食速度にも有効な効果は認められなかった。炭酸カルシウムのX線回折の結果は差がなかった。

コメント

 磁気方式については、パイプの外側に磁石らしきものが付いているのだけれど、静電方式の原理がまったく出ていないのが惜しい。

この学会予稿論文はコロージョンテックの藤井様よりいただいた。




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Y.Amo /
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