「事象の地平線」過去ログ倉庫
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2005/12/18
血液型の次は星占いか……
【修正】
Yahooニュースより。
今より科学が発達してなかった昔の人の方が占いの本質はよくわかっていて、ちゃんと「当たるも八卦当たらぬも八卦」という諺を残している。これをわかった上で占いと付き合うのならかまわないが、警察の交通事故対策が「当たるも八卦当たらぬも八卦」では税金使ってやる意味がない。どうすれば事故が減るかについて合理的に考えて対策しなければならないときに、星占いに走ってどうするつもりなのか。注意を喚起するのはかまわないが、占いの存在を前提にするような方法で官がやっちゃまずいだろう。不合理な考え方を助長するようなことはやめてもらいたい。
ふたご座は交通事故に注意?=星座、干支別の発生率を公表−石川県警いくら関心を持ちやすいからといって、交通事故の発生率を星占いや干支に関連づけてどうするのか。さらにワンポイントアドバイスを付けても、元になったデータの方が、星座とも干支とも関係ないわけだから、積極的な対策になってないのでは。しかも、サンプル数だって少なすぎて、順位を付けるのには役立たない。
ふたご座のあなたは歩行者に注意?−。石川県警は、交通死亡事故をめぐる星座別、干支(えと)別の発生・遭遇件数を公表した。若者や高齢者による事故が増えていることから、関心を持ちやすい切り口で注意喚起した。
データは2003年1月から今年10月までの県内の死亡事故277件が対象。それによると、星座別で最も事故が多かったのはふたご座で、32人が起こした。やぎ座30人、おひつじ座28人と続き、最低はおとめ座の14人だった。
危険度上位の星座については、事故の傾向を分析。「歩行者に注意」「スピードは控えめに」などとワンポイントアドバイスを付けた。
また、交通死者の4割強を占める高齢者(65歳以上)向けに、干支別の事故遭遇率も示した。最も死者が多かったのは酉(とり)年で17人。以下、申(さる)年、卯(う)年の順で、「横断歩道を渡りましょう」などと注意を促した。
(時事通信) - 12月18日15時1分更新
今より科学が発達してなかった昔の人の方が占いの本質はよくわかっていて、ちゃんと「当たるも八卦当たらぬも八卦」という諺を残している。これをわかった上で占いと付き合うのならかまわないが、警察の交通事故対策が「当たるも八卦当たらぬも八卦」では税金使ってやる意味がない。どうすれば事故が減るかについて合理的に考えて対策しなければならないときに、星占いに走ってどうするつもりなのか。注意を喚起するのはかまわないが、占いの存在を前提にするような方法で官がやっちゃまずいだろう。不合理な考え方を助長するようなことはやめてもらいたい。
カテゴリー:疑似科学・ニセ科学
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posted at 2005/12/19 00:41:18
lastupdate at 2005/12/19 00:50:24
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