パーソナルツール
ナビゲーション
 

第10回

  • 駿台化学科の石川正明先生をご存知ですか?私は石川先生の授業が好きだったのですが。
    知らなかったです。大学に入る時は浪人はしなかったし、現役生の当時は、通える範囲に予備校はありませんでした。
  • この前、帰宅するとき、自転車に乗って家路に向かう先生を見ました。夜だったのですが、サングラスをかけていませんでしたか?
    夜にサングラスをかけることはしないので、別人かもしれません。
  • 口の中の口内炎が痛いです。
  • おもしろい質問が思いつきません。
  • レポートの採点のしかたは、加点方式ですか?減点方式ですか?
    基本は加点。微妙な調整をするときに減点はある。
  • ア、アイス。何個買い、何個食べれば当たりでる。
    当たりを出してもいい上限って、景品表示法あたりで制限がかかりそうですが。それより少ない方は少なくても問題なさそう。調べてみて下さい。
  • エンタルピー!
  • エントロピーって何かカワイイですね。
    萌えキャラに変換でもされたのだろうか。
  • なんでも信用しないことにしたいです。
  • 食卓の安全学をしっかりよみます。
  • レポートをがんばろうとおもう。「食卓の安全学」は読んでいておもしろいと思う。
  • レポート提出BOX、できるだけ早めに設置していただけると助かります!
  • 就活で4回くらい休んだので不安です……。
  • 高校で化学をしていない私でも何とかなりそうなレポートでほっとしました。
  • レポート課題についての話を聞いて頑張ろうと思いました。
  • 今日出されたようなレポート課題の形式は初めてですが頑張りたいと思います。
  • 文系だけどレポートがんばろうと思います。
  • レポートの課題発表が早くてよかったです。
  • レポートはやりがいがありそうなのでがんばりたいです。
  • レポートの書き方、ちょっと難しそうだったけど、100点めざして頑張ります☆
  • レポートを今日から書き始めたい。
  • レポートの書き方がよく分かった。
  • レポート難しそうですが頑張ります。
  • 今日はレポートの話を分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。
  • レポートの書き方がよくわかりました。頑張って書きます。
  • レポート大変そう。
  • レポートをよいものにできりょうにがんばります。
  • レポート頑張りたいと思います。(他14
  • 顔文字解禁しよっかな。
  • 先生優しいです!!
  • レポートがんばりたいです。温度ちょうどよかったです。
  • 暑かったです。(他1名)
  • 今日もいつもの席でカイテキ レポートがんばります☆ 0. 第十回 疑似科学・病的科学とは何か-1 0.0. 昔からある疑似科学の例
  • 永久機関:外部からエネルギーを補給しなくても永久に動く装置 17世紀から発明家が取り組んできたが,成功例は無し
  • 自然の基本法則 熱力学の第一法則:投入したエネルギーよりたくさんのエネルギーを手に入れることはできない。 熱力学の第二法則;投入したエネルギーは散逸する。 (例;機械に動力を投入しなかったら,何もしなくてもやがて止まってしまう。摩擦によってエネルギーがなくなってしまうから。摩擦によって発生する熱まで考慮すれば,エネルギー保存則が成り立つ)
  • 自然科学の中でもっとも堅固な法則。科学の歴史はこれを確認する歴史でもあり,実験によるどんな挑戦も覆すことができなかった。
  • 現在では,永久機関には特許が認められない。 (実体審査で落とされる) 0.1. 科学の間違え方 1)病的科学(プロの科学者が間違いを信じ込んだことによって起きる) 2)ジャンク科学(集団訴訟で賠償金を巻き上げるための科学。アメリカでは問題になっているが,日本では懲罰賠償制度がないのであまり問題になっていない。そのかわり,日本では,行政から補助金を獲得するときに紛れ込んでいる) 3)ニセ科学,疑似科学(科学を自称するがそもそも科学でないもの。詐欺に使われるか,オカルトのネタになることが多い) 最初は単純な誤解,誤解を認めず信じることで自分をだまし,他人を騙す詐欺に進む。 0.2. 間違いを防ぐ仕組み:人は間違えるものである
  • 新発見は,まず同僚や同じ研究チームの仲間で検討
  • 学会で発表する(学会では誰でも発表できるので,内容はさまざま。多少専門の違う人の意見をきくことができる)
  • 論文を学術雑誌に投稿する→審査は匿名で行われる。必要があれば追加訂正を行う。大きな誤りがある場合は却下される。審査にパスすれば出版される。
  • 先に学会発表することが多いが,論文投稿と同時だったり,論文審査が先になることもある。
  • 論文審査を客観的に行うのは科学者の重要な仕事の1つ。たいていはボランティア。 ◎この方法で大体はうまく機能している。 しかし・・・
  • レフェリーの無理解や偏見に引っ掛かることもある
    レフェリーを変えてもらうこともできる
  • レフェリーの甘さで良くない論文が掲載されることもある
    後日,comment on...といった反論が掲載されることもある
  • レフェリーがズルをすることもある
    審査を遅らせている間に自分トコで似たような実験をして論文発表、など
  • 特に最近では捏造疑惑があちこちで出ている。