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第2回
質問とコメント
- 先生にとって化学は一体なんですか?
→ 飯の種。 (追記:何だか哲学的な問いだったので、敢えて即物的に答えてみた)
- 人工雪を使用したスキー場っていうのを聞いた事があります。ほんとうにあるのでしょうか。
→ ある。(追記:バブルの頃、ドームの中に人工雪を敷き詰めたスキー場が都内近郊にあったはず)
- 話とびますけど「火」って物体なんですか?
→ 高校の物理で出てくるような意味での物体ではない。
- 分子には大きさがあり分子間力などで体積があるのが分かったのですが、理想気体というものがありますが、どれくらいまで実気体で近づくことができるのでしょうか。
→ 実気体で、分子の間の距離が充分広い希薄な状態が理想気体に近い。温度が低く密度が高い状態になるとずれる。
- 燃焼を助長する気体によって激しく燃えた火というのは、温度そのものが違うのか、それともただ規模が大きくなっただけなのかが気になりました。
→ 燃やし方にもよるけど、規模も大きくなるし温度も上がる。
- マックスバリューで「アルカリイオン水」という水を提供していますが、なぜあの水でお茶をいれたり、ご飯をたくと、おいしくなるんですか?
→ 水の中の不純物組成や、pHの違いによるのでは。おいしいかどうかは好みによるので、何とも議論が難しいが……。
- 水をものすごく純水にして(超純水?)コンピュータのICチップの洗浄などに使っているというのをTVでも見たのですが、他には何か使用法があるのでしょうか?また、水にかぎらず、純粋な物質は特殊な性質を示すのでしょうか?
→ 半導体だと、わずかの不純物で伝導度等の性質が違ってくる。
- Å←これは何ですか?
→ オングストロームといって、10-10m=0.1nm。
- 同族元素であるのに、O、Sとでは構造に大きな違いがあることがわかった。もしSeなどのちがう同族元素の場合、構造はよりこまかいものができるのだろうか?
→ 最密充填より細かくはならない(それ以上近づけない)。
- 水の融点は0℃である。そして水の凝固点も0℃である。0℃の部屋に置いている水が融けるるのか?それとも凝固するのか?
→ 水を0℃にしても氷にはならない。氷を0℃にしても融けない。氷と水を適当に混ぜて0℃にしたら、混ぜたままの状態になる。
- 異常水の発見など、普通の人でも疑問を感じるのに、先入観などの落とし穴があると思いました。
- 「水」というものに、純水は存在しないことを初めて知りました。
- 水が4℃が一番重いというのはおどろいた。同じ水なのに重さが変わるのはとても不思議です。
→ しかし、同じ金属でも温度によって伸びたり縮んだりする、つまり重さ(正確には密度)が変わるから、電線やレールの継ぎ目には変形しても大丈夫なように余裕を持たせてあるのだけど。
- 水素結合の距離とか角度にも色々な傾向みたいなものがあっておもしろいと思った。
- 私たちが普段接している水にもいろいろと多様な側面があるのだなと思いました。
- 水の代わりになるような物質というのは存在しないのでしょうか。資料を見ると、水は一極異質な物質に感じたので。
- 水は我々人間にとっても切っても切れない関係であり、その性質の研究にはとても長い歴史がある事を知りました。
- 身近な水ほど理解しがたいものは無いと思った。生命が存在するために必要なものだからこそ難しいのだろうか。
- 水の研究史年表の説明で、水や氷のいろいろな特徴を聞けておもしろかった。
- 水について深く学べて、知らないことばかりで難しかった。
- 質問に答えてくれるとは思ってなかったです。ありがとうございました。純粋な水は存在しないことを初めて知りました。きっと化学の授業などで出てきたはずなのに。
- 水のことをいろいろ知ることができた。
- 純粋な水が存在しないのははじめて知った。
- 水は異質性が高い物質なのだと思った。
- 水はとてもおもしろい物質なんだな、と思いました。生活している中で水が一番身近にるので、水を基準にものごとを考えてしまいます。でも実際には水がもつ性質のほうが異常だったりすることがあるんですね。
- コップの実験はやってみたいと思いました。
- 先生が黒板に書いた実験をやってみたいと思います。
- 今まで水について詳しく知らなかったので、今回の講義で、様々な研究が行われてきたことを知って驚いた。純粋な水が存在しないことは高校の時に学んでいたが、完全な氷の結晶も作れないということは記憶になかった。
→ 格子欠陥は高校ではやらないから。
- 水の研究史年表をひとつずつ説明されるのをきいていて、”すごいなあ…”って思いました。普段何気なく生活の中に存在する水からこんなにも多くのことを発見できることに感心しました。これからも講義でたくさんの物質の現象に興味をもっていきたいです。
- 日本でも大きな研究成果を出しているのが誇らしい。
- 普段水についてあまり考えたことがなかったがこの講義を通して水の研究年表をみていくとたくさん研究しているのがわかり、奥深いことがわかった。
- 化学はそんなに好きではなかったが、周期表にモノが書いてあって興味がでてきた。身の周りに化学を感じられた。
- 人物について少し理解できた。
- カラーの周期表がもらえてよかった。前からほしかったし、しかも身の回りの物質をわかりやすく表していたのでよかったです。
- 周期表をみて、身近なものがこんな物質からできているんだと思った。
- 前回に引き続き、基礎的な部分を思い出せた。周期表がカラーで見てて楽しそうなのがうれしいです。
- 科学の深い話が聞けてよかった。
- 元素周期表がカラフルで見やすかった。
- 高校の時に習っていない自分の知らないこともたくさん知れて、化学は奥が深いと思った。
- だんだん化学の基礎的なものがわかってきた。積極的に講義を聞いていきたいと思う。
- 水って奥が深いですね。
- ”(教訓)ある学説が信じられると、そこからの脱却は難しい”のところで、現在常識と考えられているものが、実は間違いで、ある日それが常識でなくなってしまうことがあるのかもしれないと思った。
やっぱり化学を履修してなかったので、今日の講義も難しかった。よく復習したい。
- ある説を信じてしまうとその先入観から脱却することはとても難しいのだと感じた。その説を提唱した人が何らかの学者であったり、偉大な人であるほど難しくなると思う。ラヴォアジェのおかげで水の研究が進むきっかけが作られたのだと思う。
- 化学は専門ではないが、趣味としてでも、もう一度勉強してみたいと思う。
- ファンデルワールス力(分子間力)は高校で習ったのでよくわかりました。
- 中学・高校の時の化学の授業の内容が出てきて、よく理解することができました。
- 高校のときの教科書で確認してこようと思います。かなり忘れてしまっていました。
- やっぱり苦手だなあと思いました。
→ 要は慣れの問題かと。
- もうちょっと資料が欲しいです。今日もわかりやすかったです。
- 先生が話すのが少し速いので、もう少しゆっくり話していただけませんか?
- よくわかりませんでした。
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