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第5回
質問とコメント
- 冷凍庫を放って置くと、中は、空気中の水分が凍ったものでいっぱいになるんですか?
→ 霜取り機能のない安い冷凍庫は、空気中だけでなく、中に入れたものから出た水分が凍って、氷に覆われてしまう。
- 波動の波長の間を極限までせまくするとどうなるのか?
→ 光以外の波動を考えることができるのは、媒質を連続体として扱っている場合なので、媒質を構成する分子のスケール程度になると、波動とは呼べなくなる。
- 波長についてなのですが、光の波長はどこまで小さくできのでしょうか。あと、水を冷やすと氷になりますが、水分子を冷やし続けるとどうなるのでしょうか。
→ エネルギーを高くすればするほど波長を小さくできるが、宇宙の高エネルギーでもγ線程度なので、極端に短い波長の光は発生させる方法が無いのでは。どの辺が限界かは素粒子・高エネルギーの人に訊いてみてほしい。水分子を冷やし続ければ氷のまま温度が下がるだけ。
- 貧血の人は、氷をたべたくなるそうなんですが、どうしてなのでしょうか?
→ この話は初耳なので私にもよくわからない・
- 電子の軌道は原子核のまわりに3次元敵に広がって描かれていますが、この軌道が導かれた数式などは存在するんですか?
→ 存在する。水素原子のシュレーディンガー方程式を極座標で解いて、解をグラフにするとプリントの形になる。
- 昔、恐竜の体を構成していた原子が、今、自分の体の一部を構成しているかも知れないと考えるとロマンがある、という話を聞いたことがあるが、水素原子や水といった単純なものは変わらず存在しているのだろうか?電子の話は難しかったです。
→ 地球ができてからであれば、元素の種類はさほど変わっていないはず。
- 熱と電気に類似点ってあるのでしょうか?
→ どちらもエネルギーだどいう以上の共通点はない。また、熱になってしまうとエネルギーとして利用しづらくなることが多い。
- 黒体輻射の意味がよくわかりませんでした。
→ どんなものでも、温度に対応した光を出しているという現象。目に見える光を出す前には赤外線を出すし、うんと温度が上がってくれば可視光を出す。
- 太陽光は、プリズムにとおすと、7色の光にわかれるのは、電磁波のちがいなのか?
→ 波長の違う電磁波が混じっていることによる。
- 積雪量40cm程度っていうのは1日に降る量の話ですか?年間ですか?冬に自転車に乗ることは可能ですか?
→ 平均して積もっている量だから、多い日は一日で40cm程度降ることもある。冬に自転車に乗るのは不可能ではないがかなり危険である場所が多い(私は自転車通勤だが、冬はバスを使っている)
- 水素原子から出る光があることにびっくりしました。高校で習う金属の炎色反応以外にもたくさんあるのでしょうか。また花火は炎色反応によるものですか。
→ 花火は炎色反応による。他の物質でも加熱すれば光を発生する。
- トンネルのナトリウムランプの寿命はどれくらいですか?以前ラジオで「安価で寿命が長いからトンネルで使われるようになった」ときいたことがあります。
→ 道路公団に訊くとよいと思うが……。寿命については私も知らない。
- 空想科学読本は嫌いですか?「物質の波動性」についてよくわかりませんでした。
→ 読めばそれなりに面白いが、著者の作品世界への愛が感じられないし、調査不足のまま書いている部分もあるのであまり楽しくない。「すごい科学で守ります」シリーズの方が、SF考証としては、作品をきちんと検討して書かれている。
- 光を波で説明されたことがないので新鮮でした。
- 「波動」系インチキを見抜くために、の話で、科学が比喩的表現に使われたり、また逆もあると思うが、それにだまされるのはかなりの損。今やネットなどで知りたいことを調べられるが、ネットの情報にも間違っていることがあると思うので、正しい知識を身につけていきたい。
- 野球はよく見るが、球速だけでなく、球種なども出ることがある。身近な所に科学が生かされているのだと気づいた。
- 自分の知識があいまいだと、科学用語を用いられた時、その文章がインチキでも見抜くことが難しいので、まずは、科学用語の定義をしっかりと身につけたいと思います。
→ たくさんあるから、専門外のことまで全部覚えるのは無理。そのかわり、「理化学事典」などで、正しい意味を調べる週刊を身に付けるとよい。
- ミクロの世界はとてもおもしろそうだと思う。肉眼では見れないものがたくさんあり、とても興味深い。
- 量子力学にとても興味がでた。これから少しずつ勉強したいと思った。
- 工学部の授業で電子軌道の話を聞いたが、今日プリントを見てもっと知りたくなった。
- 物理は高校でしており、電子軌道も専門でしたので、復習になってよかった。
- 物理っぽい。
- 今日は難しい話でした。
- 授業は話がおもしろく良いです。内容をちゃんと理解するように頑張ります。
- 科学は小さい分野の話がとても多いと思う。ほとんど全ての「変化」の根本を人間の肉眼で見ることができないのが残念だと思った。
- 難しくてよくわからなかった。でも、興味のある話がちょっと出てきたのでおもしろかったです。
- 水の話もおもしろかったのですが、今回のような光や波の話も、とても興味深いと思いました。
- 一応、量子化学は勉強したが、難しくて理解ができなかった。
- 全ての物質に波動性があることにびっくりしました。
- 波動ナントカの相談がきてるというのは先生の所にきたのか、それとも消費者センター等にきたのか、どうでもいいことだが気になった。
→ 私に直接メールが来たので、ボランティアで相談にのった。多分、消費者センター等にも相談している人が全国にいるのではないか。
- 波動については深い知識がないので、波動のことについてはインチキかどうかなど考えたことはなかった。波動のことが書いてあったら注意してみていきたいと思う。
- 決して「波動」=「健康」という方程式はありえないことがわかった。
- やっぱり物理は難しいですね。
- 今日の講義はおもしろくて勉強になった。
- 全体的に難しい話だった。
- 電子の軌道で、絵がすごく分かりやすかったです。3次元に広がっているんですね。
- ミクロな世界を想像するとわくわくしてきました。
- 物質が小さくなればなるほど、速さを測るのは難しいことがわかりました。
- よく考えてみると、インチキな科学は結構身の回りにあふれているなあと思った。理系の人間として、インチキな情報には気をつけたいと思った。
- ちゃんと理解できたわけではないけれど、内容はおもしろいなと思いました。
- 話の半分くらいしかわからなかった。
→ 全く新しい話をきいたのならそんなもんでは。そのうち頭に馴染むようになる。
- 前に教養教育で波動方程式をやったのを思いだした。めんどうな式だったのを覚えています。
- ちょっと最後の方はトイレ行きたくなっちゃって集中できなかったのが残念です。
- 何を理解すればいいのかわからないです。
- ミクロの世界は普段見えないだけに理解するのも一苦労なので、昔の人々は法則1つ見つけるのも大変だったと思います。前回に引き続いてニセ科学の実話は楽しく日常に活かせると思いました。次回も楽しみにしています。
- 5−2での嘘の話で、何が嘘なのかという事が明確に分からなかった。だから、やっぱり、もっと科学的知識を身に付けなければと思った。今回の内容は全体的に難しかった。
- 水って不思議でおもしろい物質だな、と思いました。これまでの講義でも初めて知ったことがたくさんあったのに、今回の講義でまた多くの事を知りました。
- インチキにだまされないためには科学の知識を身に付けることが重要だということが分かった。
- 難しかったので気で復習しようと思った。
- 今回の話は難しかった。来週からもこうゆう話が続くんですか?
→ 入り組んでいて難しいかもしれないのは電気化学3回分程度。後はまた別の話になる。
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