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第7回

  • 「健康情報を評価する方法」や、それ以外で実験などでもラットやサルで試しただけというものをよく見る。ラットで出た結果=ヒトでもほぼ同じと思わされていたが、注意を払うべきだということで、何を信じたら良いのか分からなくなった。人体実験できない場合も多数あるので、特に心配になった。
    病気が治る、などの良い情報についてはヒトの確認結果が出るまでは信用しない。有害情報については動物実験でも一応は注意するが、何かを食べさせると癌になった、などという話で、体重1kgあたりどれだけ食べさせたか計算すると非現実的な量であることもあるので、ヒト換算でどれくらいの量になるかチェック。
  • 研究デザインの「無作為割付臨床試験」についての質問です。くじ引きや乱数で患者を2つに分け、一方は実際の薬、もう一方は偽薬を与えるとありますが、その後の患者のサポートはどうなっているのでしょうか?詳しく聞かせて下さい。よろしくお願いします。
    効果判定をしないといけないので継続して受診しているはずです。なお、命に関わらないような場合には一方を偽薬にしますが(私の知っている例だと、電解水を飲むのと水道水を飲む比較、腹部愁訴という特に命にも健康にも重大な影響のない症状に対する効果を調べたというのがあった)、治療しないとまずい場合は従来の治療法と新しい治療法で比較するので、治療されないまま悪化ということはありません。
  • 朝の番組で血液型占いをしたり、何かのブームをおおげさに取り上げたり、マスコミ(主にTV)をあまり真面目に見ているとたまに気がくるいそうです。基本信じないのがよいのですよね?
    地上波を見る必要はもはや無いし、衛星放送の専門チャンネルを見るか、テレビ無しにするかでも全く困らないと思います。
  • あと、論文とかに発表されていても正しくないことはいっぱいあるということですか?フローチャートに従うと「ためしてガッテン」もあやしい気がしてちょっとショックでした。
    論文になっていれば信頼度は段違いにありますが、100%じゃないということです。
  • 水は反磁性ということですが、磁石から遠ざかる方向だけなのですか?鉄のように強い力で磁石と反応するような水を作り出すことはできるのですか?実証などしていますか?
    水の性質は水であるかぎり変わりません。
  • 水が反磁性体であることを利用した実例はありますか。
    実用になったかどうかはわかりませんが、周りを酸素(常磁性)濃度の高い環境にして水滴を空中に保持し、擬似的に無重量状態を作るという研究があったかと。
  • 健康というのは誰もが良好でありたいと思うはずなので、健康情報の評価方法を知ってとても為になった。酸素が実は有毒であるということは知っていたが、何故有毒なのか。取り入れるとどのような事が起るのか?仮に酸素100%の空間に人間ないしは動植物を入れるとどうなるのか?
    たとえばこんな研究。http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/08672580 酸素ラジカル種ができるといろいろ悪さをするらしい。
  • 純水に窒素ガスを吹き込むと水中のイオンが追い出されてしまうのですか?
    窒素ガス以外に溶けている気体が追い出されるだけです。イオンが追い出されるわけではない。臭い物質は追い出されやすいらしい。
  • 10Tの超伝導磁石とはどれ程強力な物なのですか。リニアモーターカーに使用されている物よりも強力だったりするのですか。
    10000ガウスらしい。1テスラが10の4乗ガウスなのでちょうど同じ。
  • 以前、ゴムチューブの中に水酸化ナトリウム水溶液を電気分解した気体をためて、そこに点火して爆発させるといった実験を行ったことがあるのですが、危険なものでしょうか。名前は「爆鳴気」だったと思います。
    口が狭い容器でやらないこと、量が多く無いことさえ守れば危険はないです。
  • 今までテレビの実験をすごい信じていたが、実際は、信頼があまりできないと分かり、ショックを受けた。TVはdemonstrationモドキなのか…。天羽先生は、TVを見て、モドキ実験が行われているとどのように感じるのですか?これからTVを見るのがつまらなくなりそうです。生き抜くために勉強します。
    モドキ実験といい加減な結論を知るために1時間費やすのはばかばかしいので、とっくにテレビは捨てました。テレビ持たなくなって十年以上経ちますが、無くてもまったく困りません。ニュースも天気予報もネットで十分ですし。
  • 水が磁石から遠ざかることを知っておどろいた。「モーゼ効果」「逆モーゼ効果」など、名前のつけ方がおもしろい。
  • 健康情報の信頼性を評価するフローチャートがわかりやすかったです。何に注意したらいいのか、ポイントが書いてあったので、それに本当に当てはめて信頼性を評価したいと思いました。
  • 日常生活における科学への興味が広がった。
  • 水が反磁性体であるということが初耳でとても興味がわいた。
  • デモンストレーションをされると、だまされてしまうというのは、その通りかもなあと思った。目の前で実験されるとその結果を信じてしまう気持ちはわかる。気をつけようと思った。
  • 水は反磁性体で、強い磁石を近づけると、とても弱い力で磁石から遠ざかる方向に動こうとすることは初めて知った。とても不思議な現象でおもしろいと思った。また血液型の話ももしろかった。やはりまったく関係ないようだ。
  • ほんとにたくさんの情報があふれているんだなと思った。
  • 最初の方の話は少し難しかった。
  • 爆発事故の話が怖かった。よく理解していないものに関わるのはやめたほうがいいと思う。
  • 酸素と水素の爆発事故を聞いて、せっかっく500万円も出した買った装置も知識がなかったために自分の命を落としてしまうことがとても悲しく思えた。自分の命を自分で守るために生涯学習し続けるべきだと感じた。
  • なんとなく、先生が「掲示板の書き込み」というデータベースから情報をもってきてプリントに記載するというのが意外でした。
  • 知識が大切だということがよくわかった。気をつけたい。
  • 血液型性格診断は、誰も信じていなくて遊びでやっているだけだからいいと思っていたが、信じる人も必ず居て、いつか自分に返ってくるという話を聞き、気を付けなくてはいけないと感じた。
  • 水素を使っているのに爆発しないと考える方が逆にすごいと思った。血液型の話では「君、A型に見えない」など言う人がたくさんいるが、そう考える方がおかしいと思えた。こんな「バカ」のせいで、これから生きにくくなるのが恐い。
  • 知識がないと、簡単な実験であっても大きな事故に繋がるということなのでとてもおそろしいことだと思いました。安全な生活をするためにも科学の知識や信頼できる情報を見分けらえっるような力をちゃんと持てるようにしたいと思います。
  • 科学知識がないとだまされてお金をとられるだけでなく、命にも関わる事故になることが分かった。
  • 水素と酸素を混ぜて火を付ければ爆発するという学校で習うようなことを知らないがために死んでしまうのは悲しいことだと思う。血液型性格判断は差別で、容認してはならないという話は心に刺さった。
  • 今まで学校でやってきた”実験”はexperimentではなくdemonstrationだと始めて知った。自分が今まで行ってきた”実験”はexperimentではないと心に留めておきたい。
  • 酸素と水素の爆発事故が驚いた。
  • 湿気って換気でどうにかなるのでしょうか。外晴れてるならまだしも外が雨で風もそんなに無いと意味も無い気が。
    人間の呼吸が水蒸気と二酸化炭素を出すので、水蒸気については変化がなくても二酸化炭素については空気を循環させる意味はあるかと。
  • 血液型性格診断は周りの人も話題にしていたが、今度話題になったら聞き流して心の中で笑ってやろうと思います。
    それは嘘だ、と指摘して減らす努力をしない限り、いずれは自分が不利益をうけることになります。笑って知らんぷりの人間は、血液型性格診断の流通に荷担しているのと変わらないのです。
  • 楽しかった。
  • 自分の興味のある分野で面白かった。
  • 学会発表だけでは信用性が低いということは知らなかった。
  • 今日の後半の話は非常におもしろかった。正直、ニセ科学については自分がひっかからなければいい、という風に思っていたが、巡り巡って自分に影響がくる可能性が分かると、個人でどうにかなる話ではないのだなと思った。また、理科離れが本当に深刻化すると何かと恐ろしいことになりそうな。
    個人でできることは、ニセをニセだとその場で指摘し続けることです。
  • バラエティなどでやってる実験をこれからは自分なりに考えてみるようにします。
  • アースファイヤーは名前からして危なそうです。
  • 真偽がよく分からない事に出会ったらとりあえずフローチャートでステップを踏んで慎重に判断したいです。
  • 「実験で効果がでた」と言われると信じちゃいそうになるので、フローチャートを利用して自分で判断できるようにしたい。
  • 血液型の話などはとても共感できる。人を4種類で区別して優劣を決めるなどということを、よくできると思う。B型というだけで「えー」と言われると腹が立つ。
  • 血液型性格判断はよくテレビで目にしますが、科学的根拠がないということに驚きました。よく朝の情報番組で放送している血液型による運勢についてもうたがいしか感じられなくなりました。
    血液型占いだとすると、昔から、占いは、当たるも八卦当たらぬも八卦という諺がありましてねぇ。