第7回

10Tのすごさはわかりましたが、普通の磁石や永久磁石中最強のネオジム磁石は何Tぐらいですか？あとテスラって単純に10Tは5Tの倍のように比較できる単位なのですか？
→販売会社のhttp://www.magfine.co.jp/magnetjapan/user_data/neodymium_property.php　あたり。大体1〜1.3Tくらい。他のも調べてみてください。テスラは磁束密度の単位なのでそのまま比較可能です。
祖母が「コラーゲンが体に良いのよ」と鳥の軟骨ばかり食べたり、母がいかにもインチキそうな「ゲルマニウムローラー」を買いそうになったりします。コラーゲンは分解されてしまう、美容効果の根拠がわからない、と説明して止めようとするのですが聞いてくれません。このような他人を納得させたい場合、コツはありますか？
→前回のプリントのフローチャートを見せるとか。ただ、信じてる人を改心させるのはほとんど不可能です。他人を巻き込まない、巻き込まれないように注意するしかないかと。
今さらですが、「化学」と「科学」の違いは何ですか？いまいち使い分け方がわかりません。
→化学は科学の一部、という理解でいいのでは。
窒素ガスを吹き込んで純水にするということですが、窒素そのものは水に影響は与えないのですか？
→どういう実験をするかとか、どういう測定をするかによる。電気分解の条件の比較としては窒素を使うので十分。
血液型別の本まで出版されていますが、私はけっこうあたっていると感じました。なせ、血液型によって性格が変わるのか本当に不思議です。また、血液型により相性が合う、合わないっていうのは事実なのかも疑問です。
→当たっていると感じるのは、誰にでもあてはまるように書いてあるからでしょう。なお、ABO式血液型の違う人同士で骨髄移植をするとABOの血液型は変わります。
雷ってなんでこんなふうにギザギザになるんですか？
→空気は完全に一様ではないし、少しでも通りやすいところをを通る結果直線にはならない。
原発事故の時に水素爆発というのがでてきたのですが、メカニズムを教えて下さい。TVだときちんとした説明なしに不安を煽ったり、根拠もないのに大丈夫だなどと言っていたので。
→燃料被覆管のジルコニウムが高温で水蒸気と化学反応して水素が発生。圧力容器や格納容器の破損箇所から漏れて原子炉建屋で空気中の酸素と混合、何かのきっかけ（静電気による小さな火花など）で爆発。
血液がドロドロの人どうしが寒いときにふいに触れたりすると静電気が起きやすいというのは本当ですか？（そもそも血液ドロドロが本当に存在するか分かりませんが）
→その話をどこからきいたのか（テレビや雑誌や友達からの伝聞なら信じない）、その話をきいたときに実験結果はあったのか？（experimentが示されなかったのなら信じない）。信用していい基準ははっきりしています。私に訊かず、あとは自分で判断しましょう。
「ペースメーカーの話」はずっと本当だと思ってました。電車の中でもペースメーカーの人のために、優先席の近くでは携帯電話の電源を切るようにアナウンスが流れていますし……。
→訴訟対策の責任逃れのため念のため言ってる可能性が。もし、不具合を起こした人が居たとして、訴えられた場合、そういうアナウンスを流していれば、鉄道会社に責任は無いと主張できますから。
ペースメーカーの件の回答ありがとうございました。そのおばあさんは胸のあたりを押さえて「やめてくれ、電話を切ってくれ」と訴えていたと先生はおっしゃっていた気がします。結局おばあさんは慌てて次の停留所でバスを降りていったという話だったと思うのですが、今となってはおばあさんの訴えがうさんくさいか、校長先生が話を盛ったか作ったのかなと思います。少し残念な気持ちもありますが、これからは電車やバスでいらぬ心配をしないで済みそうです。時々その話を思い出しては携帯を車内に持ち込むことに罪悪感を覚えていたので…。
血液型性格判断では「○○型は〜だ」から進んで「○○型だから〜に違いない」「○○型かくあるべし」となり、自分も「○○型なのだから〜なのが普通であり当然だ」という一種の事故暗示がはたらくのではないかと思いました。事実や由来元よりも「それが一般民衆にどう受けとられ感じられ信じられているか」の方が強い力を持ってしまうというのは、民俗学的に見ても納得がいくなあと思いました。
プリントを読んで思い出したのですが、何年か前に「○○展」的なところで、指先採血→顕微鏡写真を、祖母がされた記憶があります。怪しいと思って購入はしませんでいたが（その業者がどうかもわかりませんが）話しておこうと思います。有難うございます。
「アースファイヤー」などの機械などの装置を基本的な知識を知らない人が販売したりすることが危険だと知った。開発者にその知識があったのかはわからないが、どの実験へ経て安全性を確認したのか疑問に思ってしまう。
怪しい情報はこれからフローチャートを使ってしっかり判断していきたいと思います。
科学と考えると、難しいイメージを持つが、最近の講義の中で、マイナスイオンのインチキの話があるように、私たちの日常生活の中でおこっている科学と結びつけて考えるとおもしろいなと感じました。そして、正しい知識を身に付けることで、賢く生きていけるのだと思いました。
表面でいくら偽りの宣伝をしてても、真実はいつも１つなんですね。
爆発事故について。科学の知識がない（無知）というのは本当に恐ろしいなと思いました。
前述の続きになってしまうのですが、被害が出てからでは遅いと思います。全てのインチキ商品が体に害を及ぼすわけえはないと思いますし、調査することにも時間や手間がかかってしまいますが、早急な対応ができないものかと思います。私たち自身がしっかりしていればよいということかもしれないですが。
血液型のこと、就職に関係するというのはびっくりです。科学的根拠はなくても「自分は〜型だから…」みたいに、一種の自己暗示のようなものがある気がします。
血液型と正確の関連性は、星占いと同じで、科学的根拠は全く無いけど、何となく信じたくなってしまうみたいな、不思議な文化ですね。自分で信じるのは買ってだけど、それが差別とかに繋がってきてしまうのは恐いことで、限度をわきまえることが必要だと思いました。あと、関係ないですが、めざましテレビの「検証実験」的な企画のてきとうさは、頭にきます！！demonstrationモドキ以下で、教育に悪いです……。
水と電気、磁場は不思議な関係だと思った。
水素が火を付けると危険だと知っていても、こういう機械としての説明と化学的な知識を結びつけるのは難しいなーと感じました。
ニセ科学やマルチが多いのはには日本人の民族性が影響している気がします。多数派に流されやすかったり周りに言われるとあいまいでも納得してしまったり、悪いことばかりではないと思いますが、自身で判断することが大事だと思います。
血液型性格診断の影響って大きいものなんですね。馬鹿らしい話だと思います。
血液型で就職活動に影響がでる、ということが実際にあったことが、遺伝子で人種差別をする優生学のような考え方と似ていて、驚きました。
アルバイトの話が興味深かったです。これからアルバイトをしようと思っていたので、よく考えてみたいと思います。
最初のアルバイトについての話が非常に参考になりました。アルバイトをするとしても、給料以外のものも得られるようなものを探したいです。エンタルピー/ギブスエネルギーって何ですか？
→このプリントで説明する。
先生の息抜きは何ですか？
→いろいろ
先生は宇宙人がいると思いますか。
→生物の定義を満たすものなら居るかもしれない。
この辺で美味しいお店ってありますか。自分ミーラーですが。
→あまり詳しくないので……。
村嶋祐太朗って知ってますか。
→知りません。

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