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第1回
- 原子量がまだ確定しておらず、未だに改訂されつづけていると云うのは驚きだった。Q.水以外の物質は液体から固体に変化するとその体積が減少するのに水だけは体積が増加するのは何故ですか?高校の時は無理矢理覚えたのですが、改めて考えてみると非常に不思議です。不規則的配列から規則的配列になると”スキマ”がなくなるから体積は減少すると思うのですが…。何時でもいいのでそこを教えて下さい。身の回りの科学はフシギがいっぱいだなあと改めて気付きました。
→固体になるときに四面体的に腕を伸ばして並ぶので、隙間の大きい構造なのです。イメージとしては、結晶が崩れると隙間に入り込む分子の割合が少し増えるという感じです。大きさの違う球を並べて詰め込んだ結晶の模型とは違っています。何回か後に氷の話をする予定で、その時に結晶構造のイラストも出します。
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- この間テレビで、水を電気分解したものを高速で撹拌することで水中にH2とO2をとどめ、それを燃料とする、という発明品を見かけたのですが、それは水や水素や酸素と異なる性質を示すそうです。本当にかくはんするだけで別物質同然の性質を示すものなのでしょうか。それとも単なる番組を盛り上げるためのヤラセ・インチキなのでしょうか?
→元々水素の溶解度は小さいですから、撹拌して細かい泡にしたところでそんなに長時間水中に留めることはできません。その話ですと、番組を盛り上げるというよりも、番組に出たことを宣伝材料にした投資詐欺の商材ではないかと疑いました。なお、酸素と水素は濃度が高ければ爆発しますので危険です。
- よくスーパーなどで「電解水」なるものが売っていますが、あれは体に良かったりなどの効果があるのでしょうか?また、一般に言われているおいしい水とはどんなものでしょうか。
→電解水は、酸性のものとアルカリ性のものがあります。どちらも弱ければ人体には影響がないし、強ければ危険です。pHの違う水溶液なので、料理に使ったり、お茶を出すのに使ったりすると色がよく見えることはあります。
- ある制汗剤のCMで、 というような絵を見ました。これは正しいのですか?原子核の周囲を波状に周っているのは電子だったと思うのですが、プラスのイオンが(陽子?)波を描きながら周回することはあるのでしょうか?
→間違いです。原子核の周囲に存在するのは電子です。
- 高校で、イオン化傾向は Li K Ca Na Mg Al …と、Kの前にLiがあると習ったのですが、配付されたプリントのイオン化列とどちらが正しいのですか。
→Kの前にLiがあります。また、掲載したのはイオン化列の例(つまり一部分)です。金属の完全なイオン化列ということになると、周期表の中の全ての金属を並べることになり、高校で習った数ではとても足りません。ですから、高校で習っているイオン化列も一部分ということです。
- マイナスイオンとは何ですか
→宣伝用語。イオンカウンターで測定できる(たいていは)空気中の何か。体に良いとされたが科学的根拠は無い、濃度と効果の関係もはっきりせず、効果の原因である化学物質が何であるかも定まらないまま今に至る。
- 原子そのものは目に見えないが、奥が深いと思った。原子の構造の解明方法は初めて知ったが、非常に興味深く思う。
- 高校でやってきた内容だったので、復習みたいな感じでした、でも、「マイナスイオン」は無いと云われたり、中性のものはイオンと呼ばないなど初めて知り、驚きました。今まで日常生活で聞いて違和感なかったので、注意していきたいです。
→医学部の方からのコメント。多分将来、かなりの確率で、きちんと治療しようとしてるのに、怪しい健康グッズの方を信じて言うことをきかない患者の相手をするはめになります。
- 食卓の安全学のはじめのほうを読みました。わたしのまわりにも「みのもんた病」の人がたくさんいます。これから学習していって、様々な嘘の情報に惑わされないで、自分の頭で判断できるようになりたいです。
→こちらも医学部の方から。仕事を始めたら、みのもんた病の患者の相手もすることになります。
- 久しぶりに化学の話が聞けてよかったです。色んな授業でSI単位系の話が出ているので、使いこなせるようになろうと思いました。
- 高校の化学の良い復習になりました。初めて見る単位の接頭語がたくさんあったので使いながら少しずつ覚えていきたいです。今まで受験科目でしかなかった化学が、身の回りの生活でどのように利用されているのか、今後学んでいくのが楽しみです。
- 高校でも化学をとっていたけど、忘れたり理解できていないことがあったので、今日話をきけて良かったです。
- 原子量が毎年改定されていることを初めて知った。高校で化学は好きだったのでもっと知りたいなと思う。
- 接頭語などがあやふやのままだったので助かりました。
- ラザフォードの実験の話が興味深かった。
- 高校の時、習ったはずだが全く頭に残ってなかった。
- 基本からやってくれて助かった。
- 良い復習になりました。
- 化学の復習ができて良かった。
- いろいろ忘れてる部分があった。
- やっていることは大体高校のと同じだったけど、内容が生活に密着している形なのでおもしろかったです。
- 教科書の内容が面白いです。
- 原子について基本的なことから説明した講義で分かりやすかった。
- 今回は化学のおさらいといった内容だったので、次回の授業以降、どのような内容なのか興味深い。Fahrenheitは初見だった。 今回の講義は復習的な講義だったので、正直目新しいことは何もなかった。周期表…どこまで発展していくんですかねえ。少し楽しみです。あっt、でもFahrenheit(°F)はあまりよく知りませんでした。毎年周期表が変わってるんですね。
- 科学について興味がわいた。
- 大学受験で学んだ化学の基礎と結びついて、わかりやすく、とてもおもしろかった。
- 高校の時に化学をとっていましたが、得意な範囲と苦手な範囲の差が激しくあまり好きではありませんでした。科学リテラシーでは、化学の復習をしつつ世の中にまわる科学のうそを見破れるようになるように取り組もうと思っています。
- 洗剤とか中性イオンの宣伝してました。そんな気がします。
- 高校のときから化学は好きなので、でも好きでもできないので、がんばりたいです!なんでか、すぐにトイレにいきたくなります。
→トイレが日常生活に差し障るほどの頻度なら、一度医者にみてもらうことを勧めます。
- 科学のエッセンスがつまっていた。
- 私はあまり化学が得意でないが、私でもわかる内容だったのでよかった。
→途中で難しい内容も出て来ますが、あきらめずに受講を継続してください。
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