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第2回

  • テレビ番組で芸能人が「炭酸水は肌や頭皮の細胞を活性化させるから飲むだけでなく肌に直接つけるといい。」と言っていたが本当にそのような効果があるのか。
    テレビ番組、芸能人、が揃った段階で、内容の信憑性は皆無。効果の有無は何らかの臨床試験(少数の被験者集めて主観入りまくりのバラエティ番組的実験モドキのことじゃない)の結果が示されない限り無いものとして扱うべき。
  • 近年「いろはす」「天然水」などのシリーズのような、一見透明で通常の水のようだが飲むと果実などの味がほのかにするものが販売されていますが、どのようにして実現しているのでしょうか。
    味だと思っているものはおそらく味と香り。香料が入っているので、味の方をわずかに甘くするだけで果物っぽく感じさせることは可能。しっかり鼻をつまんで匂いを感じないようにして飲んだらどんな味か試してみては。
  • 不純物の平均分子量(?)はわかりますか。水1モル(水分子6×10^23個、18g)中に含まれる不純物の重さを知りたいです。
    わかりません。ただし、純水を作る時にはフィルターを通したり蒸溜したりするので、分子量の大きなものは取り除かれるだろうと思います。数万とかだと多分混じってこなくて、数百程度ならありそうです。不純物の重さは、検出限界があるので、重量で1ppt以下が何g以下になるかを計算してみてください。いずれにしても検出限界以下については、正確なことは言えません。入っていたとして上限このくらい、程度しかわかりません。
  • 水素結合について質問です。水素結合はフッ素、酸素、窒素の順に強いとありますが、電気陰性度はF>O>Cl>Nであるから、塩素でも水素結合が形成されそうな感じがします。なぜ塩素では水素結合が作られないのでしょうか?
    強いか弱いかの違いだけで、テトラメチルアンモニウムクロライド・HCl2だと、塩素…水素…塩素で水素結合ができる。ただし、水素結合の定義をどうするかということもまだ議論されていて、完全に合意に至っていないどころか、いろんな定義が混在している。それでも、分子間相互作用に性質の違うものがあることも経験的に確かではある。
  • サプリメントとかってちゃんと吸収されるんですか?分解されそうです。
    分解されるものもあるでしょうね。モノによるとしかいえないです。
  • 過冷却について、スポーツドリンクなどを冷やして過冷却の状態を作ったことはあるのですが、いまいち仕組みがわかりませんでした。教えて下さい。
    液体や溶液の温度をゆっくり下げていくと、凝固点以下になっても結晶ができないことがあります。本来なら氷ができているはずの温度で液体でいるわけですから、何かきっかけがあれば(衝撃を与えるなど)氷ができはじめます。氷ができないまま凝固点を通過して温度が下がれば過冷却で、ありふれた現象です。
  • 水道水においしい、おいしくない、はやっぱりありますか?個人的に都会などで消毒用の塩素がたくさんはいっているとおいしくなくなるというイメージがありますが、逆に蒸留水が安全でおいしいというといわれるとちがう気がします。蒸留水まず売ってるところをみたことがないっていうのもあります。
    蒸留水は安全ですが、器具のメンテナンスが販売には向かないかもしれません。フィルターを通して濾過の方が単位時間にできる量も増やせそうです。蒸留水を作る家庭用の機械は販売されています。
  • ミネラルウォーターはお金を払ってかうほど価値があるの?ちなみに硬水派?軟水派?私は水道水派です。pay money to water
    価値は買う側が決めることなので人によるとしかいえません。日本の水道水はほとんどが軟水ですね。
  • 今日は水についての授業でしたが、最後の実験が簡単で、本当にそうなるのか見てみたいと思ったので、後でやってみたいと思いました。
  • 最後のコップに水と氷を入れるとコップの下の温度が4度になるという実験をぜひしてみたいと思った。
  • アリストテレスと同時期、デモクリトスが原子論を唱えていたと思うが無視されていたのか。アリストテレスが原子論をもし唱えていたら大きく変わっている気がする。固体の方が軽い物質が氷以外にあると思わなかった。水素結合の詳しい説明初めて聞いた。
  • 身近な水についてで面白かったです。
  • もう少し文字サイズを大きめにしてほしい。字がつぶれて見えない時があるので。
    掲載できる量と紙のサイズの妥協点が今くらいなのでちょっと難しいです。