大学で学ぶのに必要な能力の具体例
Posted on 5月 13th, 2014 by apj
○○力、といった曖昧な表現だと、入試ごときで全人格的評価するような印象になってしまうのだけど、実際のところ必要なのはこの程度だという話。
○「コミュニケーション能力」
わからないところをきちんと言葉で説明して質問できる能力。
グループで学生実験する時にメンバーと意思疎通できる能力。
社交的とか友達を沢山作るといったことは個人の趣味の問題なのでどうでもいい。
○「道徳観および誠実さ」
試験でカンニングしない。
レポートなどで、他人の書いたものを丸写ししない(ネットのものも友達のものも)。
データ捏造や改竄をしない。
実験器具を壊したら迅速に正直に報告。
その辺に置いてある自転車を借りパクするとか、犯罪にあたることをするのは論外。
○「知識および創造力」
大学の講義についていける学力。入試で相当なところまで測れる。
創造力は必ずしも全員に求められるものではないし測るのも無理だろう。自分からいろいろ考えたり調べたりする態度は欲しいところ。
○「計画性および運営力」
試験前の一夜漬に頼らないよう、毎日予習復習する。
実験について事前の段取りが必要な場合は適切にこなせること。
○「回復力」
何かトラブルがあったからといって引きこもらない。
大学にはきちんと出てくること。
○「チームワーク」
班組んで実験したり共同で1つの作業ができる。話し合って仕事の分担を行える。
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