第13回
講義内容
- 疑似科学・病的科学の定義(生物学者O.ウィルソンによる/カール・ポパーによる反証可能性/アーヴィング・ラングミュアによる「病的科学」の特徴/マリオ・ブンゲによる疑似科学のチェックリスト/マーティン・ガードナーによる疑似科学者の特徴/M.W.フリードランダーによる,疑似科学批判の際の注意事項/カール・セーガンの主張/ロバート・アーリックの判定法(「トンデモ化学の見破り方」の著者)/オッカムの剃刀/その他のチェックポイント(特に宣伝を見る場合))
第13回の内容に関する質問とコメント
これが最終回だったので、いただいたコメントを配布プリントに反映させることができなかった。ウェブ上でまとめさせていただく。
- 寝てしまうことも多々あったのですが(化学が難しくて)先生の話してくれたインチキ話とか、とってもおもしろくて聞き入ってしまいました。先生は他の授業の先生と違って私に”こうなってほしい”っていうのを明確にしてくれていたから、なんか嬉しかったです。半年間ありがとうございました。
- 教室が涼しく。授業に良い環境が保たれていました。
- オッカムの剃刀での「ふきでもの」に関する話で、人の常識によってただのふきでものとも思えるし、宇宙人による仕業だとも考えられる、ということの考え方が面白かった。人の価値観によっても物の見方は大きく変わってくるので、人間の思考は幾通りもあり、同じような考えの人もいれば、全く違うことを考える人もいて、楽しい。
- 今日の内容はレポートを書くときに役に立ちそうだった。特に、マリオ・ブンゲのチェックリストは役に立ちそうだった。疑似・病的科学が存在するのはしょうがないが、それを冷静に見る目をこの講義で養えたと思った。
- だまされやすく、目新しいものに飛びつきがちな私ですが、この講義を受けて成長したと思います。雑誌にのっているあやしい広告も疑って見れるようになりました。ありがとうございました。
- 資金が先にあるのではなく、「学ぶ」ということがまずあって、それに伴ってお金が動くのでは?
→というか、社会のしくみとして、知識を得ることができるインフラにコストを投入しているという話なのだけど……。 - 世の中はうそだらけといのがよくわかりました。何が正しくて何がうそなのか分かる人になりたいです。とてもためになる授業でした。ありがとうございました。
- バラエティー番組・雑誌などをうたがう知識を身につけたと思います。
- これから、少しずつでもインチキなことを見抜く力をつけていきたいと思います。科学リテラシーを受けてよかったです。
- 良いレポート内容になるようがんばります。(他2名)
- これから勉強していくうえでも重要なことを学べて良かった。
- 色々な見方でテレビや広告を見ることができるようになったので、この講義を受けてよかったと思います。ありがとうございました。レポート、一生懸命がんばります。
- いろいろと、ためになる講義、ありがとうございました。
- 先生が言ったとおり、この授業が本当に役に立つのはこれからだとわかった。ありがとうございました。
- 前期、お世話になりました。ためになる話を沢山聞けてよかったです。レポート頑張ります。
- 情報化社会において、様々な情報(ウソやホントの)が流れている中で、その判断というものは結局自分自身でするしかなく、そのため自分でしっかりとした答えを持って、また、情報をそのまま取り入れずに疑いたいと思う。とても勉強になりました。ありがとうございました。
- 先生の話はすごい自分にとってためになるものでした。ありがとうございました。今後色々なことに目を向けられるようにしたいと思います。
- 前期、この授業を受けたけど、とてもいい授業だと思った。学んだことを役に立つようにしたい。
- これまで科学(化学)についていろいろな話をきかせてもらいました。やはり水についてが印象的でした。
- 今まで疑うことの大事さや、インチキにだまされないための知識を得ることも大事だということもわかりました。今までありがとうございました。
- 今まで面白い講義をありがとうございました。これからはインチキに騙されないように物事をみていけたらいいと思います。
- いつも講義に対するコメントが勉強になってます。ありがとうございました。
- よかった。
- 岐阜県の研究所の新光源がかなり怪しいと思った。この授業で習ったインチキそのものだと思った。医学博士を持っているとしゅちょうしたり、効果がないものをすばらしいものだというように高額で売ったり、本当におそろしいと思う。