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第7回
講義内容
- ミクロな世界の話の続き:電子軌道と殻構造
- 日常の化学:マイナスイオン特集(マイナスイオンは未科学である/出来る条件/マイナスイオンの測定/化学物質にしては微量過ぎる/候補となる物質/他のものも同時に発生/話が広まった理由/体に良いのか/トルマリンの本当の話/インチキ宣伝の実態/疑似科学広告の3条件/マイナスイオン関連チェックリスト/高校生物でわかる血液サラサラの大嘘)
第7回の内容に関する質問とコメント
- 中学の時に社会の先生が金ぱくを手にすり込むと消えると言っていたのですが本当ですか?
→金がとてもわずかの量なので、まとまると小さすぎて見えなくなったか、ばらばらになって小さくなり見えなくなったか、空気に飛ばされたか。物質の消滅はあり得ない。
- 分子の構造で覚える必要のある物はありますか?
→この講義では特にない。ただし、分子の種類が決まればそれによって大きさも形も決まるということは知っておくべき。
- 「血液さらさら」の話は、確かに高校の知識で分かるもので、いかに自分が日頃頭を使わず見ていたかがよく分かった。また、トルマリンの話を聞いて思ったのは、水晶をつけると頭痛がひくとか、少し当てた部分に熱を感じると聞いたことがあるが、これも放射線だとかそういうことなのだろうか。
→どういう付け方をするかにもよるが、放射線で熱を感じるほどだと、被曝が問題になるだろう。
- ハブクラゲに刺されると、酢をかけて、触手を取り除くのですが、なぜ酢なんですか?ふつうは傷口に酢なんかつけたらかなり痛くて体には悪そうなんですけど。タンパク質毒は酢に弱いんですか?
→刺されるメカニズムの問題らしい。
http://homepage1.nifty.com/Y-MURATA/d0207.html
触手の先の刺胞を破裂させると皮膚の潰瘍の原因となるが、酢を使うと破裂を止めることができると書いてある。なぜ止めることができるのかまではわからなかった。
タンパク質毒が酢に弱いということは一般に言えることではない。
- 『紫外線防止加工』と表示されている日傘や衣類がありますが、どういう仕組みになっていると考えられますか?(日焼け止めの場合、反射するタイプと吸収するタイプがありますが……)ふつうの布地とは違うのでしょうか?
→http://www2.chuo-u.ac.jp/tise/kyouyou/6kakemo1993010/
吸収剤を繊維表面につけたり、マイクロカプセルに入れて付着させたりしている。
- 6月となり、梅雨の時期に入りますが、何故雨は臭うのですか?(服など濡れると臭くなる)
→湿気と気温が、雑菌が繁殖しやすい条件となるため。濡れても直ぐに乾かせば臭わない。
- 「世界一受けたい授業」という番組は大学の先生が出てるんですが話を信じても大丈夫ですか?
→その先生の過去5年間位の学会発表と論文の内容が、番組で主張している内容と一致しているのであれば信用しても多分大丈夫。TVだけで鵜呑みにするのは危険。
- マイナスイオンの広まった理由や血液さらさらの大嘘の話を聞いて、驚き半分、裏側のからくりに呆れかえった気持ちです。世間一般に流通してるものなんて本当に怪しいものなんだなと…。効果の部分でサリンの話が出てましたが人間への致死量ってどの位なんでしょうか?あと辞書をかひいてて思ったのですが、毒物のほとんどは麻痺や窒息死を引き起こして人間を死に至らしめるのにTVなどではよく血を吐いて死んでる場面があります。TVって本当に信用できないものですね。
→メルカプタンの匂い閾値が6.45x10^-15mol/Lで3,900,000個/cm3、
サリンの最小中毒濃度が7x10^-13mol/Lで420,000,000個/cm3、
マイナスイオンの有効濃度、1.66x10^-17mol/Lで10,000個/cm3
致死量はよくわからないが量の関係はこの程度。メルカプタンは都市ガスに混ぜてある臭い物質で微量でもものすごく臭い……というか小瓶1つで大学の建物一つが臭くて居られない程になる。
TVの毒殺シーンは多分に演出効果を狙っている。以前居た研究室で、「ドラマで使いたいので、摂取してすぐに死ぬウイルスってありませんか?」という問い合わせがあった。感染症にそんな即効性のあるものは存在しないと答えた筈だが……。
- マイナスイオンに関することで社会が流されたという話が聞けて面白かったです。「〜賞」というのは公に認められたものばかりだと思っていたのでショックでした。一度ブームになってしまったものはたとえ大手会社の技術者でも逆らえないのでしょうか?会社の技術者はやはり会社の中の人間であるのだから、真実に基づいた製品開発も難しくなるものなんでしょうか?
→売れないと会社はどうにもならない。あるある大事典などのテレビに騙されない消費者が多ければ、おかしな製品を開発せずに済む。消費者のレベルが手に入る商品のレベルを決めてしまう面もある。
- 滝の近くに行った時、友達は「すっきりする」と胃っていたけど私は何とも思いませんでした。人によってマイナスイオンの感じ方は違うのですか?それとも私がおかしいのでしょか?
→感じているものが本当にマイナスイオンかどうかがまず疑問。すっきりするかどうかはその人の体調や、どういう環境からそこにやってきたかによる。普段空気が悪くて乾燥しすぎたところから、空気がきれいな滝の傍に行けば、すっきりしたように感じるかもしれない。
- マイナスイオンが科学的根拠のないものだとよくわかりました。以前、ダ・カーポという雑誌に東大の研究員が「プラチナ・ナノコロイド」という物質の開発に成功し、健康分野に応用えきるという内容が載っていました。プラチナの触媒作用とナノテクノロジーを組み合わせたようなもので、とてもうさんくさかったです。また、この「プラチナナノコロイド」も特許申請中だそうです。
→多分それは宮本有正教授だろう。本人の発表を聞いた範囲では、プラチナのナノ粒子を投与すると一定の薬理効果がありそうだという動物実験の報告だった。動物実験でもって直ちに健康分野に応用となるわけはないし、薬として使えるなら薬剤として認可されるよう試験手順を踏むべきで、顕著な効果がもし確認されたら、健康分野ということはあり得ないだろう(薬剤になるから)。なお、ナノ粒子が体の中でどう動くか、排泄されるのか蓄積されるのかもわかっていない間は、健康法として使うのは危険ではないか。
- 静電気は自分のなやみの種である。どうすれば静電気をちくせきしにくい体質になるのでしょうか?
→体質というよりも、靴底の材質や衣類でかなり変わってくる。また、湿度にもよる。加湿器を使うと少し軽減される。
- 今日、質問の返事の中で「犬やペットは人に飼われる前は野生で生活していた」と書かれていましたが、犬は人が人間の為に有用な物として狼やディンゴから改良されて作られたもので、ペットも元々の物からかなり改良されたものなので、人間の食べれるものはだいたい食べれる、という考え方はどうですかね?
→犬の起源はまだ確定していないらしい。ただ、犬が人と暮らし始めたのは旧石器時代の3万年前頃と言われている。そのころなら、犬が人と全く違うものしか食べなかったとしたら、一緒に暮らすのは難しかったのではないか。人の側も自分の食糧確保で手一杯だったはずである。犬が人と同じものを食べて生きられ、人の役にたつことがわかったから飼われたり改良されたりするようになったのではないかと思うが……。
- ドイツで認められている「歯を上下くっつけて口をわずかしか開けさせないダイエット方法」がテレビで放送していた。食事は流動食しか食べれないためやせるらしい。確かに今までその方法でダイエットをした人は全員成功しているので、良い方法だと思うが、何ヶ月も流動食では栄養がかたより、体に悪いのではないだろうか。
→ダイエットしないと命にかかわるような病気の場合はそれでもいいかもしれないが、健康な人がわざわざやることではないのでは。
- 蚊がO型の人を刺しやすいという実験はテレビでやっていました。箱に蚊をたくさん入れて、O型の人や他の血液型の人がその箱の中に手を入れて実験していました。やはりO型の人が多く刺されていたと思います。けど、高校生物で蚊は二酸化炭素に寄ってくると習いました。
→検証するなら、(1)二酸化炭素に蚊がよってくることを実験で確認(2)人の刺されやすさと二酸化炭素排出量の関係を実験で確認、まではやれる。テレビの内容を検証するには、(3)O型の人の二酸化炭素排出量が多いかどうか、(4)二酸化炭素排出量が同じでもO型の人に蚊が寄ってくるのか、を確認しなければならない。(3)でO型の人の二酸化炭素排出量が多いという話なら、原因は血液型ではなく二酸化炭素だし、(4)の実験でO型が刺されるということになれば、O型の効果があることになる。テレビの実験は中途半端であり、結論を出すのに役立たない。
- イベントなんかで子供のとき風船をもらいました。あれってひもを話してしまうと上にのぼっていってしまいますが、どこまでのぼっていくんですか?また限界までのぼった風船はどうなるんですか?
→風船が上昇するのは、周りの空気よりも風船内の空気の密度が小さくて、浮力が働くから。上昇すると空気は薄くなり、気圧が下がるが、気温も下がる。同時に風船内の空気の体積も変わる。どこかで浮力を稼げなくなるとそれ以上上昇しなくなる。そのうち、ガスが抜けてしぼむと地上にゆっくり落下してくる。
- どうして炎色反応が起きるのか詳しく教えてください。
→試料が炎中で原子化・熱励起され、これが基底状態に戻る際に元素固有の発光を示すことにより生じる。比較的低温で熱励起され、発光が可視領域にある元素が、原子化されやすい状態になっているときにのみ、炎色反応が観察される。(http://ja.wikipedia.org/wiki/炎色反応)
電子のエネルギー状態はとびとびの値をとるので、熱によって励起状態(エネルギーの高い状態)にすることができる。そのような状態は不安定なので、すぐ元に戻ろうとするが、そのとき、エネルギー差に応じた波長の光を出すことがある。
- 越前クラゲが大量発生したとき、ニュースの特集でクラゲの加工工場で働いているおばさんたちの手が綺麗になったと言っていました。何でも素手で比べをあつかっていたおかげらしいのですが、これには何か根拠があるんでしょうか?それともただの演出だったのでしょうか?
→これだけでは何とも言えない。綺麗になったのが本当ならば、次は、クラゲがどんな物質を出しているかを調べ、何の効果であるかまで突き止めることになる。そこまで調べれば根拠がわかる。
- とても長い時間石に水を当て続けると石が水によって分解(?)すると聞いたことがあります。それは水が極性を持っているから可能なのでしょうか?
→化学的に溶ける場合もあるし(石灰岩など)、力学的に浸食する場合もあるので、いちがいに言えない。
- タコと梅を一緒に食べると中毒になるというのは本当ですか?
→寿司を食べに行ってセットを注文すると、たこが乗っている握り寿司と一緒に細い巻きずしの梅紫蘇巻きが出たりする。それが原因のトラブルは聞いたことがないし、危険なものならそんな物を出す鮨屋は無いはずだ。
- 酸素水ってどうなっているのですか
→溶けている酸素ガスの濃度が高いというふれこみだが、人間は胃腸から酸素を吸収するわけではないので大した意味はない。金魚にでも使ってみてはどうだろう。
- 私が買った冷凍食品にも賞味期限がありました。本当か確かめていないのですがアイスには賞味期限がないと聞いたことがあります。赤血球が昔から大好きなので今日の講義とても興味深かったです。
- 船中の水は船が揺れることで水も揺れ、そのため水は腐らないというのを聞いたことがあります。これは本当ですか?もし本当ならなぜ揺れると水は腐らないのですか?
→大腸菌の培養で振とう培養というのがあって、容器を揺さぶりながら培養している。腐る=微生物の繁殖、と考えると、揺れても微生物には問題なさそうだが……。
- 血液型で性格を決定しようとする考え方があり、自分はB型なのですが、そのおかげで根拠のないようなことを言われたりします。この場で先生が血液型性格診断はデマであるとばっさり切ってください。セルミへの先生の武勇伝には感動しました。
→私が何か書かなくても、すでに阪大の菊地さんが文書を公開しているので、今回のプリントの最後に資料としてつけた。
- 物理化学に関するお薦めの参考書を教えてください。
→マッカーリ・サイモン「物理化学」上・下(東京化学同人)
実は私の研究室で、4年生と一緒にこれでゼミをやっている。
- エアロゾルって何ですか?そして空気をイオン化したものっていうのはどういうもののことですか?
→気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子(日本エアロゾル学会の定義)
http://www.jaast.jp/hanashi/
イオン化した空気とは、空気の分子から電子を取り去ったり電子を追加したりして、電荷を持った状態にしたもの。
- マイナスイオンについて、ずいぶん充実した内容でした。削除要求が出たというのが生々しく、やり返したのはすごいと思います。会社の裏側がずいぶん分かった気がしました。今度から「マイナスイオン」という文字を見たら、まずは疑ってかかることにします。
→「マイナスイオン」が下火になっても、また別のものが同じような形で出てくるだろう。そのときも同じように疑ってかかる必要がある。
- 世の中って思ったよりいい加減なのかもしれないと思ってしまいました。自分で調べるのはとても大切だと思いました。ところで、含む金属の関係で生物の色は緑だか青のものがいると聞いたことがあるんですが……。
→銅タンパク質を含む生物で、青色のものが居る。
- 前に脱水症状になったことがあるんですが、体内の何%の水が失われると脱水症状になるんですか。あと、今売られているスポーツドリンクなどで水分吸収に最も効率のよいものは何ですか?
→水、電解質、無機物、酸ー塩基の代謝
http://merckmanual.banyu.co.jp/cgi-bin/disphtml.cgi?url=02/s012.html
浸透圧の変化を指標にしているらしい、何%という基準は見つけられなかった。医者にきいてみてほしい。
スポーツドリンクについては良く分からない。この場合の「効率」というのは何を意味するのだろう?吸収速度であれば測定可能だが、個人差が出そうである。
- 晴れの日より曇りの日の方が紫外線が多いと聞きますが、晴れの日の方がジリジリして焼ける感じがします。どちらの方が日焼けしやすいのですか。
→http://www.osaka-jma.go.jp/hikone/oumiotenki21.html
天気:快晴の日が一番紫外線量が多く、曇りの日は快晴の日の約60%、雨の日は約30%に減ります。
- 「イオン測定の場合、装置を金属で覆ってアースしないと……」のアースって何ですか?
→http://www.snowman.ne.jp/hochan/i/chisiki-06.htm
もともとアースは地球のことで、予定外のところに電気が漏れ出てきて感電を防ぐために、地面につながる電気の通り道を造って逃がしてやるためのもの。ノイズ対策のアースの場合は、装置同士の0Vの基準を接続する。「イラストで読むアースとノイズの話」伊藤健一著、ISBN4-526-05003-2あたりが手頃な入門書か。
- 記憶能力を鍛えることはできるんですか?本の内容を一字一句覚えている人とかよく話で聞きますけど。
→たまにそういう一種の天才がいるが……。凡人は繰り返して覚えるしかない。鍛えられるかどうかはわからないが、語呂合わせとかコツをつかむと上手くなるかもしれない。
- アセチルサリチル酸とイブプロフェンはどう違うんですか?(薬の効果として)
→非ステロイド系の抗炎症薬で、医学的作用に大差はない。
- やっぱりトルマリンもインチキだったんですね。ところでゲルマニウムはどうなんですか?
→これはあなたへの宿題にしよう。物質としてのゲルマニウムの性質は、理化学事典などを調べれば出ている。体に対する作用は、医学事典などを調べよう。ネットを使ってもいいが、ac.jpやgo.jp限定で検索しない限り、インチキ情報が大量に引っかかってくる。正しい情報を得たら、今度は普通にネットサーチし、健康法として宣伝しているページと、前回教えた疑似科学広告の4条件を見比べ、いくつ当てはまるかチェックせよ。なお、本日の講義内容の健康情報を評価する方法も参考にせよ。
- インチキ宣伝を科学的根拠を挙げてみてみるととてもおもしろい。オカルトな話についての論理展開はすごいと思った。
- マイナスイオンというものが、今の所、まったく根拠のない信用できないものであるということがわかりました。根拠がないのに良いものと語るテレビや宣伝は、まず疑ってかかりたいと思います。
→非常に微小な効果ならあるかもしれないが、みんなで大騒ぎして買い出しに走るシロモノではない。なお、工場の静電気防止装置のイオナイザは狙った通りの効果(静電気防止)がある。しかし、健康に対してミラクルな作用を及ぼすわけではない。
- マイナスイオンについては怪しいなぁと思っていたので、すごくスッキリしました。でも効果があることもあるようなので、すべてがデマではないんだと、わかりました。これからは流行していてもきちんと見極めていきたいです。
- 「科学」を掲げて商品を売り、そして宗教法人を立ち上げて人々を騙そうとする人は本当に実在するのだと怖くなりました。本当に気をつけなければいけない世の中ですね。
- 疑似科学広告の条件が4つあがっていたが、4つそろっていなくともうさんくさいものはいっぱいあるなと思った。宣伝、流行などというものは誇張がある程度あって当たり前ではあると思うのだが、あまりに過ぎていて「嘘」になってしまってるのがとても多いのではないか。信頼するに足るソースを見つけることが出来るようになりたいものだ。
- 前から話題にあがっていたマイナスイオンの話だったのでとても興味深かったです。
- マイナスイオンの効果が本当はそれほどすごいものがあるわけでもないのに間違った推論からテレビなどで取り上げられることによって広がってしまったということがよくわかった。
- なにか、今までテレビなどでやっていたものが、ほとんどちがうということを、この講義をきいていてい思うようになりました。本当のことと、うそのことのみわけかたがよくわかりました。
- 今回の講義で一般で良くしられているマイナスイオンの現状がよく理解できました。特にあの血球の図はかなり衝撃をうけました。
- マイナスイオンについての広告はだいたいいろいろ疑いのあるものがほとんどなんだと思った。肩書きを利用しての広告も「有名大学教授が」とかだったら信じてしまいがちなので、よく注意しなければならないと思った。
- 自分で情報をしっかり確認するということがどれだけ大切かということはわかりましたが、自分でどうやって情報の嘘を見抜けばいいんでしょうか。情報の嘘を見抜けるだけの知識をつけられるか心配です。
- 家の洗濯機に銀イオンコーティングがついています。使ってはいないのですが、授業をきいてその効果を疑ってしまいます。
- この婚儀でいろいろな話を聞いて、最近どの製品が本当のことを言っているのか分からなくなってきた。しかし、一つの買い物をするのに、わざわざたくさんのことを調べなければいけないなんて面倒だと思った。
→疑似科学広告の4条件を一つも満たして居らず、体験談が出てこない宣伝をしているものを選べばよい。
- マイナスイオンが静電気などにはいことがわかったが、ほとんどがインチきだとわかってよかった。
- マイナスイオンについてあまり知らなかったが、あまり効果がなかったり嘘だということがわかりました。
- 試供品を配っただけで「全国で使われている」という表現がされることに驚きました。また、健康な人であれば水を飲むと血液の流動性が変わることも驚きでした。
- きちんとした実験結果や根拠がなくても、テレビなどによってこんなにも広まってしまうだとしりびっくりしました。
- テレビなどの広告がいかにデタラメであるかがよくわかった。
- マイナスイオンの出るドライヤーを買ってしまいました。アイロンもマイナスイオンの出るものを使っていました。普通のドライヤーより高かったので損した気分です。多少はさらさらになるのですが……。この授業の話は楽しいし、役に立つので続けてください。
- トルマリンの話がグッドでした。
- 当時は様々なテレビ番組でマイナスイオン(又はトルマリン、チタンなどの商品)についてとりあげていました。しかし現在は、マイナスイオンの商品は一部あるものの、話題としてはごぶさたです。けっきょくデマ情報は知らず知らずのうちに消えていくんですね。
- よくテレビで今日の血液のような画像を見ます。やはりテレビを見る時は気をつけて見なくてはいけないのだなと感じました。
- 前回の講義のコメントで「人が死ぬとき体重が少し軽くなるらしい」というのがありましたが、私も人が死ぬとき魂が抜けると21g体重が減少するという話を聞いたことがあったのですが、先生の話を聞いてオカルト的にも21g減少するのは嘘であってほしいと思いました。
- インチキ宣伝はこわいと思った。現代は何でも疑うことから始めた方がいいのかな、と思ってしまった。
- 「血液さらさら」のところは生物の復習にもなりました。マイナスイオンについて詳しい話がきけてよかったです。
- ○○研究所や○○センターで使われているという宣伝には、そんな裏があるなんて知らなかった。世の中、宣伝をうのみにしてはいけないとしみじみ思った。知識を身につけることは大切だと思った。
- マイナスイオンが流行った時、私もついその流行に流されてしまいました。これからは流行などについていかずにちゃんと調べて、デマかづかを確認してからダマされないようにしたいと思う。
- 今回の話で、世に出回っているモノが怪しいものばかりだといいう事がよくわかりました。基本的にうまい話は信じちゃダメですね。
- 友達が、えらく高いマイナスイオンを出すくしを買っていました。講義を聞いていてドキドキしたんですが、とりあえず髪がぱさぱわになるのを防げるならよかったです。友達のことはあたたかく見守っていきたいと思いました。
- 信じてないものを商品にしなくてはいけないなんて技術者はいやだろうと思います。
→大人の世界にはいろいろあるのだ……。
- 私のアパートは築年数が不明で、鉄錆の粒々が混じる水道があります。だから、蛇口につけるこしきで粒々をとって、まず沸騰させて、さめたら浄水ポットでろ過させてから飲んでいます。マイナスイオンの話とか衝撃的でした!世の中にはインチキがたくさんあるのですね。変なインチキを探してみるのもおもしろいかもしれないです!!この講義を聞いてなかったら、色々なものに騙され続けていました。天羽先生に感謝です。
- 今回の話を聞いて、世の中には疑似科学がまかり通っているんだなと感じました。
- マイナスイオンもこう見ると全然違うなと思った。そして疑うということを強いる色々なためになりました。
- マイナスイオンの効能について以前はけっこう信じていましたが、今回の講義をきいてそうでもないなと感じました。
- こんなに徹底的にマイナスイオンの正体があばかれてすごいと思った。これからもテレビそかの宣伝を見たら一度は疑わないといけないと思った。
- 世の中に流されず自分をしっかり持つことが、難しいけれど、大切だと思う。また、どこまでがうそで、どこまでが信じて良いものか、線引きが難しそうである。
- 特になし。
- 早口で聞き取りにくかったので、もう少しゆっくり喋ってくれたらうれしいです。
- 知識が増えました。
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