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第7回
質問とコメント
- 体験談は全く信用できないと今日の授業でわかった。体験談や広告にウソを書いてまで商品を売ろうとする業者はおかしい。
- 良くTV番組で、ボードで表や年表が出てくるが、間違いが多いことに気付いた。本当に専門家が作っているのか?
- 食卓の安全学にも書いてあることだが「マイナスイオンが発生するパソコンなんて変わっている」とか「香りでやせるなんてすごいじゃないか」などとさらさらと書きつづられているものは、鵜呑みにするようではもうダメなのだと思う。自分自身の科学の知識を掘り起こしていけば、真実かどうかはわかっていくからだ。それなのに、記者にとってはそれらの科学に誤りがあっても、それはそれで「お得」だというところが無責任だと感じるので、なんかヤダ…。
- 通信販売などでやっている「サメ肝油」や「青汁」はお年寄りを体験者のこととして、健康になったなどとアピールしているが、本当なのでしょうか?
→ この場合考えるべきことは、本当かどうかではなく、アテになる情報かどうかだろう。
- 体験談の中でも、このお守りで宝くじが当たったとかギャンブルで勝ったというものはまだ許せるが、これで病気が治ったなどというものは悪質に見える。
→ お守りに科学的根拠があるとは普通は誰も思わないし、お守りとはどういうものかも大体京津運式があるだろう。
- コカ・コーラなどのジュースでカロリー0のものがあるが、本当にカロリー0なのか?自分には信じられない。
→ 信じる信じない以前に、何がどれだけ入っているかを確認すること。体内でエネルギー源になるようなものが入っていなければカロリー0となるだろうし、厳密に0でないけど四捨五入して0かもしれないし……。
- 最近全米で大ヒットし、日本でもミリオンセラーを記録、その後もうなぎ昇りで売り上げを伸ばしている、早稲田の斉藤投手もびっくりの「ビリーズブートキャンプ」という、踊ってダイエットするビデオが販売されていますが、体験談とかも当てになりませんよね?
→ 私にきいてどうするのか?判断の手がかりは講義でやっているのだから、自分で判断するように。摂取するカロリーより消費するカロリーが大きければ体重は減る。負荷をかけて運動すれば、それが適切であれば筋肉を増やしたり出せる力が増えたりする。実際に運動せよという内容なら、運動の分の効果は期待してよいが、定量的にどの程度か、多少オーバーな体験談が混じったりしていないかというのはまた別問題。
- ビリーズブートキャンプの効果は嘘なのですか?でも私はビリーを信じています。
- 今日、配布された体験談に目を通してみましたが、何だかどれも話が大きすぎてあやしく思えます。水1本で病が治るのなら、世界中皆健康なはずです。最近気になっているのは某会社のヒアルロン酸入りドレッシングです。
- 事実というのはそれなりに裏づけのあるものあし、ニセ科学は全く違うものだと思う。
- 何を信じるのか何を聞き流すかは自分の自己判断によるこの社会。自らの決断を間違うと自らに不利益なことになるので判断力をつけたいと思った。
- テレビでよく「○○さんが一ヶ月試してみたところ××kgやせました」という実験?を行っているが、この実験に参加した人達はどこから集まっているのか気になった。
- 分子の大きさと言われても考えにくかった。
→ 中学、高校あたりの理科の教科書や資料集に、図で説明があるはず。
- 質問のコメントや、講義を通して、ニセ科学に対し有効なのは正しい十分な知識だと、今回ようやく気付いた。また、よく考える事が重要であるとも感じた。『「おいしい」演出』の所で、通販(特にサクラがいるもの)が、見た感じは信じ難い商品も、商品の紹介が終わるころには初めの印象とは違くみえるのは、こういった効果に通じるのかなぁと感じた。
- 専門家や一般の人々で意識の差がかなりあり、また、思いこみの力はすごいと思った。
- ナノクラスター水の宣伝広告には、ニセ科学が満載だった。
- 「食卓の〜」の3章で、キャスターが発した「おいしい」についてあったが、宮崎のッマンゴーを東国原知事が持ってきて、タレントが「おいしい」と連呼したのを見て、自分もおいしそうだと思った。やはり、人間は宣伝に影響されやすいのかなと思った。
- 「あるある」は実験サンプルとして3人くらいの人間を使っていたが、もしかすると10人くらい、いて、都合のよい結果のでた人のを厳選していたのかもしれないと思った。
- 母が飲んでる「セサミンEX」と「山田養蜂場」の蜂蜜が気になる。しかし、もう2年近く飲み続けているため、ニセ科学かを調べる勇気がない。そして仮にニセ科学だったとしても母に教える勇気がない。
- 今度通信販売で購入したいと思う物があるのですが、信用して良いのか分からないので問い合わせ先に電話していろいろ聞いてみて、怪しかったら購入するのを止めたいです。
→ 仮に怪しかった場合、問い合わせ先に電話をしても、真実を伝えるはずがない。むしろ丸め込まれるだけでは。
一般的な注意として、しつこいセールスの電話は相手せずガチャ切りが正しいし、失礼でも何でもないということを知っておいて欲しい。話を聞いた瞬間から丸め込まれる。相手はプロなので議論で勝てると思わないこと。
- 体験談ののっている広告は、新聞に何枚も入っていますが、つい読んでしまうことがあります。でも、こんなに効くならなんで医者が使わないんだろうと思うことが何回もあったので、やはりそのまま信じてはいけないんだなと思いました。
- 今まで話を聞いてきて、お金をかせぐために何でもやる大人が正直あわれに思えてきます。
→ ニセ科学宣伝に走る場合、やってる人が内容をしんじて善意でやっている場合もある。
- よくマッサージ機等のCMで一見、体験談のような宣伝をしておきながら画面の端に「本人の体験談ではありません」と小さな文字で付け足しをしているものがあり、ふと同じようなCMで宣伝していたソフトバンクの予想外割引を思い出した。
- 実際に患者が書いた体験談でも、得られた結果は他のもののためであったり、かん違いや、あるいは信じて使ったことによって気が直したということもありそうだ。
→ 慢性病の場合は良くなったり悪くなったりするのが当たり前だから、たまたま悪いときに使い始めると、効果を誤認することになるだろう。
- 「食卓の安全学」の第一章で有機農業なのに農薬が使われているということを知った。しかもその中には有害な物も含まれているということだ。科学的にある程度の安全が証明されている農薬を使うのは、使いすぎなければ作物にとって逆に良いことだと思う。しかし有機農業という名前のイメージに安易にダマされてしまっている人はたくさんいると思う。
- 先日、松岡農水相の事件で、直接ニセ科学とは関係ないのかもしれないが、ゲルマニウムの水のことも根本にはあるのではないかと思った。人を死にやるニセ科学というのは直接的でも間接的でも「こわい」と思った。
→ 事務所費の使い道について言い訳するにしても、何であんなアホな内容にしたのかの方が気になる……。
- 例の松岡農水相が自殺した。人間めったなことはしてはいけないなと思った。
→ 官製談合疑惑があったわけで、説明責任を果たさない極めて無責任な態度というべき。
- 松岡大臣が亡くなりましたね。
→ ニセ科学とは関係ないが……死んでも公人としての責任をとったことにはならない。昔のように、身分や職業と特定の個人があらかじめ結びついている社会であれば、公人としての責任をとれと言われたら個人が腹切りするしかないが、今の民主制というか近代社会は地位や職業と個人を切り離し、だれでもその地位や職業になれることが大前提である。また、どんな政治の要職にいても、辞任すれば等しく一市民である。
- 体験談をする人は、本当にそれらによって効果を得たと思っているのだろうか。少しくらいは罪悪感を感じてもらいたい。
→ 本人が信じている場合が多いし、他人に勧める場合は善意だったりするから無理かと。
- 体験談にネコの余命が云々という話が載っていますが、ここまで来ると冗談にしか見えません。
→ 宣伝のためにネコの手も借りたかったんでしょうな。
- 漢方薬や温泉の効能についてはどうなっているのですか。これらにも科学的根拠がないように思えるのですが。
→ 漢方は科学的方法で効果を調べているものもあるはず。温泉は……よくわからないが、一応効能が書いてあっても、医学として実証されたと考える人は居ないかも知れない。温泉だけで病気を治すというのはあんまり効かないし、温泉側も温泉だけで治りますとか科学的根拠がありますと主張しているわけでもない。
- 科学とは関係ないが、よく幸福を呼ぶグッズなどの広告でもうさんくさい体験談が書かれている。そんなものにだまされないいように気を付けたいと思った。
→ 安いお守り程度のものならそんなに神経質になることもないと思うが……。
以前見て笑ったのは、「幸運を呼ぶ石」をアクセサリーにしたもので、その石は某国某王女の墓を調査して見つけたという設定になっていたこと。オカルト的設定としては、普通、「墓を暴いて得られるもの」は「幸運の石」ではなく「たたりや災いをもたらす石」ではないのかと……。
- テレビ番組で、食べ物を口に入れてすぐに「おいしい」って言う時は信じない。噛みもしないで、本当に味を感じたのかと言いたくなるような場合がほとんどだったから。
- 昔、健康食品の体験談をよむのが好きでした。でも、あれはウソだらけだったと知っておどろきました。
→ 基本的に、夢を持たせるいい話、だから。
- 新聞の下の方にあるアガリクスの広告と体験談を見て、信じ切っていた。最近、見かけなくなったと思ったら、体験談のすべてがフィクションだということで、ショックだった。あの体験談を語っていた人達は何だったのだろう。
→ 単なる詐欺師。
- 「二重盲検は信頼できる」と自分も思う。高校のときから、腹痛でも歯痛でも筋肉痛でもなにかわるいところがあったらバファリンをのんでた。そしていつもそれなりに効いていたと思う。自分は昔の宣伝文句である「バファリンの半分や優しさ」に今でも影響される「プラセボ効果」を体感しているのだと思う。
- 話の中に、先入観はこわいという話があったが、私も本当にそう思う。以前、物理の力学の問題で証明するというのだったのだが、問題の図を見た瞬間に結果がわかった。しかし計算をやっていくと結果は違ったという、先入観の恐ろしさを体験したことがあった。
- 「相手の立場に立って考える」道徳的にも、人によって感じ方が違うということを学ぶためにたいせつだと思うが、科学とニセ科学を見分けることにおいても役立つと聞いて、なるほどと思った。しかし、やはりメディアは自分が言った誤りは正してほしいと思った。道徳的にも。
- テレビの制作者の立場で考える、というのには目からウロコだった。確かに、向こうもそういう仕事なんだから、軽々しく責めるのはお門違いだと思う。
- 講義で食卓の安全学の中の広告について企業側として都合の悪い部分を覆い隠して良い所だけを書いたり、小さい文字で書かれていたりと、一般の人にとっては間違える原因になると思うが、これは今の法律では規制することはできないのだろうか。
→ 他の製品にくらべて著しく優良と誤認させるような表現は、景品表示法にひっかかる。まあ、多少良く書いた程度のものは、広告なんだからそんなものと思え、ということになる。
- 「プラセボ効果」は実生活でも応用できるかも、と思った(イタズラとか)。
- 記事や広告について今の講義を聞いて、もっと用心しなくてはなと思った。以前も”ご都合主義”と書いたが、まさしくそのとおりだと思った。他人の立場で考えれば、自分の立場を悪くするものはうやむやにしたり、除いたりといったことは仕方がないと思ったが、他人の名義や勝手な引用(しかも都合のいように書き換えして)をして、名義を使われた、引用(改変)されて知らないことで他人が迷惑をうけるようなやり方は納得できないと思った。そういったことで名誉等が傷つけられて人は回復が難しいのではないかと思った(”都合”で消されると思うので)。
→ 宣伝は人目に触れるので、証拠が残りまくるから、完全に消し去るのは難しい。
- 思いこみや先入観はとても怖いと思った。私も今までTVや雑誌などで思い込みや先入観にかなりたくさんおどらされていたのではないかと不安になった。これからは最初から信じきって思い込みや先入観にだまされないように気をつけようと思った。
- 「BSEで死ぬ人より、牛肉を買いに行く途中の交通事故で死ぬ方がかなりありえるのだからBSEでそんなにさわぐことはない」ときいた時はただのへりくつかと思ったが、必要以上に神経をとがらせる必要もなかったんだなあと思うようになった。
- 体験談にはだまされやすいと思う。たいがい商品を買う人は太っていたり病気持ちの人である。同じ状況の人がいて、克服した記事を見れば誰でも信じてしまいそうだ。
→ ガンになったとばれたとたん、親戚やら知人がこぞって怪しい民間療法を薦めに来る(しかも善意で)ということも起きるらしい。
- マウスやラットで実験済みという報告は、人間にもそのような効果があると思っていました。今後、そのようなことが書かれてあったりしたら、少し疑うようにしたいと思います。
→ 実験結果そのものはひとまず受け入れるが、人に適用することはできない、というだけの話。
- 金がたまるサイフやパワーストーンの体験談ならすぐにウソだとわかるのに、飲食物の体験談はなぜかウソだと判別しにくい。人が気付きにくいところにこそ落とし穴があるのだということを考えて、これから判別していきたいと思う。
- 食卓の安全学を読んで、私たちは日常生活の中で、様々な情報がすり込まれていると思いました。先入観があると、美味しいと感じたり、体に良い効果が出たり…。話亜つぃもそのような体験があるので妙に納得してしまいました。
- チラシなどの宣伝で「お客様の声」はよく見かけるば、それが本当に正しいのか?とずっと疑問を持っていた。それをやめさせることができないと知って驚いた。
- 二重盲検について、重篤な場合は偽薬だけではなくきちんとした治療をする、とのことでしたが、命に関わらないような場合は偽薬のみの投薬となるのですか?前もって患者に伝えるのというのは、各々のグループには偽薬を投与しますと宣言するということでしょうか。そもそも命に関わらないような病気ってどんなものでしょう。どんな病気だとしても早く治りたいのは皆一緒なのでは。
→ 偽薬を与えているかどうかを伝えてしまったら二重盲検にならないので、「偽薬になることがあります」ということだけ伝えて同意を得るしかない。命に関わらなかった例は腹部愁訴(ただし特に目立った原因なし)で、片方に蒸留水、もう一方にアルカリイオン水を与えたという臨床試験がある。
- アガリクスを協和発酵のような大手が便乗して製品を売っていたのは許せないと思った。うちも協和発酵のアガリクスを買っていたので。
- 世の中には本当にニセ科学が多いということを知って驚いた。
- 世の中にはニセ商品が出回っていて怖いと思った。本物とニセ物を注意深く見破れるよう心掛けたい。
- 1回、1回の授業で、みんなが思っている日常生活について、一緒になって悩むことができるので、とても良い授業形態だと思います。
- アガリクスの体験談のように、全てがフィクションで消費者をだまし、お金をもうけるということは、とてもひどいことだと思った。本当に病気に悩んでいる人が見たら信じてしまうと思う。
- 広告記事などの疑いがわかってよかった。
- 改めて、テレビなどの報道などによる先入観にはきをつけないといけないと思った。その先入観を防ぐ二重盲検の偽薬を使う方法は医療の場にもっと活用していくべきだと思う。
- よくテレビショッピング等で見る愛用者の意見は全く信じられない。
- 「先入観」とはどんな人でも持ってしまうものであると思う。「先入観」は食品のおいしさだけにかかわらず、他人を”こういう人だ!!”と勝手に思ってトラブルをまねいたりするので、気をつけた方がよい。
- ニセ科学のCMをうのみにして怪しい健康食品、健康グッズを買うよりも、普段からの正しい食生活や運動をいた方が、体に良いのだと思う。
- 雑誌とかテレビとか何も信じられなくなってきました。
- お金を払っていても不都合な部分を隠すのはやはり不快だと思った。
- 世の中ニセだらけなのだな…
- 世の中どんなものにもニセ科学があると思った。
- 科学はおもしろいです。
- 今日も楽しかったです。
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