第12回
○水銀に超高圧電気を流すと金と白金ができるが、費用とできた貴金属の価値が割に合わないとの話でした。電流でも錬金はできるのでしょうか。
→できません。誰がそんなおかしな話を言いだしたのかわかりますか?伝聞で不確かな話であれば、質問するまでもなく信用する価値はありません。
- 僕の実家は福島第一原発に比較的近いところにあり、未だに公園には放射能測定器がおいてあり、ラジオ等でも県内各地の放射能の値を発表していますが、あれはα、β、γのうち、どれを測定しているのでしょうか。
→γ線。 - 肺炎菌の研究をしたグリフィスやアベリー、T2ファージを使って大腸菌の研究をしたハーシー、チェイスは寿命が短いとききました。それも被ばくによるものなのでしょうか。
→この人達がどういう手段で研究したかがわからないと、そもそも放射能をどれだけ扱ったかもわかりませんし、被曝云々と結びつく話かどうかもわかりません。なお、放射線は微量で検出されることと、検出器の性能が良くなっていることから、むしろそんなに大量に使わなくても研究はできるようになってきています。 - 錬金術がすごく流行っていたそうですが、そもそも何故金(きん)は価値があるのでしょうか?実用的ではないし、キレイっていうだけで今も昔もここまでの価値はつくのでしょうか?
→化学的に安定で錆びたりしないというのが、貨幣や装飾品をつくる上で大事なのでしょう。なお、金(きん)の使い道はいろいろあるのでけっこう実用上大事な物質です。耐食性、電気伝導性が良いので、集積回路の配線などで重宝しています。 - 錬金術は絶対不可能なわけではなく、とても難しく現実的ではないという話がおもしろかった。金をつくることに成功した事実があったことに驚いた。放射線の話が少し難しかった。
- 将来、活かしていきたいと思いました。
- 巫女さんの例えがとてもわかりやすかった。
- レポートがんばります。