EM菌推進者の主張がニセ科学である理由
目についたものをぼちぼち集める予定です。
出典:新・夢に生きる62
微生物資材で科学的検証の必要なものは「まったく未知の微生物」か「遺伝子組み換えをした微生物」に限られており、法的な義務づけがあります。EMは、そのいずれにも該当せず、科学的検証はまったく必要なく、各試験研究機関もEM研究機構の同意なしには、勝手に試験をして、その効果を判定する権限もありません。
科学の世界では追試をするのに許可は一切不要である。追試を止める権限などEMのどの研究機関にも存在しないので、この部分は「そう言ってみただけ」以上の意味がない。また、「科学的検証は全く必要なく」、と追試を拒否している。このようなものは科学ではない。
重要な記述なので Web魚拓のありかはここ。文字化けする場合は文字コードShift JISを選ぶと読める。
出典:新・夢に生きる52
このような状況に対する根本的な対策は、EMを徹底して使い、放射性元素を検出限界値以下にする以外に方法はありません。EMを使った場合、6000ベクレルを超える汚染土壌においても検出限界値以下になっており、これまでの30件以上の調査でも、すべて検出限界値以下、または検出されずとなっています。
EMで放射性元素を減らす、と断言している。減るのではなくて他所に移動しただけで、どこに行ったかわからないのだが……。