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プロホームアドバンスとの交渉再開-8
subject: [Q]キャンセル状況の確認について
date: 02.7.3
株式会社プロホームアドバンス
□□ 様
これまで、御社といろいろやりとりをしてきました。
そもそも当方へクレームを送るきっかけとなった、製品のキャンセルについて、正確な情報を知りたいのですがお教えいただけますか?
これまでにお教えいただいた情報は、すべて、□□様がメール中で書かれた「製品がキャンセルされた」というものでしかありません。
クレームがきっかけで、お茶の水大からも(本来の研究成果も含めて)公開停止になってしまったわけで、これから先、我々はお茶大との交渉も本格的に始めなければなりません。それにあたって、元々のクレームの原因となった事柄について、確実に説明できる資料がほしいのです。
我々が知りたいのは、以下のような情報が含まれているものです。
・キャンセルされた製品名と価格
・いつキャンセルされたか
・どの代理店でキャンセルされたのか。代理店の連絡先と責任者名をお教え下さい。
・キャンセルしたのはどんな人か。もちろん、個人情報に関わることは開示しなくてかまいませんが、男性だったのか女性だったのか、年齢はどれくらいか、程度まで特定してください。
・キャンセルはどんな状況でなされたのか。例えば、何回か店頭に商品を見に来ていて予約をしていたけれどもキャンセルになったのか?一旦購入したが返品という形になったのか?単に見に来ていて口頭で購入を検討していたのを取りやめたのか?
・キャンセルの理由について。当ページを見て、ということだが、実際には当ページのどの部分を見て取りやめたのか?キャンセルした客は実際には何と言っていたのか。(特に、伝聞ではなく正確な言葉を知りたいです)
以上のことがらについて、キャンセルの件数ごとにまとめて、書面で送っていただけますか?□□様がまとめてくださる場合は、代理店でのキャンセルの記録のコピーなどを添付するなどして、第三者が見て、当方のページの内容が原因でキャンセルになった事を十分に納得できるようなものにしてください。
本来ならば、このような内容は、当方や大学に御社がクレームを送ったときに、添付してくださるべきものではないかと思います。我々としては、御社のページの改訂などに迅速に対応するつもりがあったので、確認を後回しにしておりました。
また、実際に御社の顧客にどのように我々のページ内容が読まれたのかということを知りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
Subject: Re: [Q]キャンセル状況の確認について
Date: Fri, 5 Jul 2002 15:37:37 +0900
2002年7月5日
天羽 優子様
株式会社プロホームアドバンス
担当者:□□□□
メールを拝見致しました。
現状では当社とお茶の水大学との話合いは無くなってしまったっものと考えていま
す。
天羽様のほうでは話合いが持たれているのでしょうか。
詳しい状況が良くわからないので、お教え頂けないでしょうか。
□□様
At 3:37 PM +0900 02.7.5, ****:
>2002年7月5日
>天羽 優子様
>
>株式会社プロホームアドバンス
>担当者:□□□□
>
>メールを拝見致しました。
>現状では当社とお茶の水大学との話合いは無くなってしまったっものと考えています。
>天羽様のほうでは話合いが持たれているのでしょうか。
>詳しい状況が良くわからないので、お教え頂けないでしょうか。
私とお茶大の間では公式には始まっていませんが、冨永教授とお茶大の間ではいろいろやりとりがあるらしいです。もっとも、公開停止についてどういう理由でやったのか規則の条文を示して説明しろという書類を教授が送っても返事が来ない上に、以前にはどこにも出てなかった「調査のために停止にした」という言い訳を後からつけたりしているようで、さてどうしようかと考えているところです。
冨永教授は職員ですから、研究成果を発表したり大学のインフラを利用したりする権利が不当に侵害されたことは確かです。私の方は職員ではないからそういう権利はそもそも無いのですが、それとは別に、大学の公式書類で著作権を侵害されたり、移転のために本来なら必要なかったはずの余分な費用が発生したりということが生じています。これをどうやって請求していくかを、冨永教授と話し合っています。
まあ、大学の対応如何では、我々と大学の間で本物の係争に発展する可能性もゼロじゃないって話を教授としていたりもします。
ここまでが現状です。
そうすると、そもそもお茶大が公開停止を決める原因となった御社からのクレームですが、その原因について正確なところを知る必要があります。
御社がクレームを出すきっかけは、製品のキャンセルであるときいています。ですが、御社がお茶大に送った資料は、我々とのやりとりのメール、八戸工大の研究紹介、御社のウェブページのコピー、御社の主張、というもので肝心のキャンセルがどう行われたかということを示す具体的資料が何も含まれていませんでした。少なくとも、私が冨永教授経由で見せてもらった資料にはありませんでした。我々としては、実際にどういうキャンセルが行われたのかを正確に知りたいのです。
もし、既に、キャンセル状況を客観的に示す書類をお茶大に送っておられるのでしたら、その旨お教え下さい。
キャンセル状況の調査が現実にどの程度可能なのかということによって、公開停止措置に至るまでの意志決定プロセスの瑕疵の追求の仕方が違ってくると考えております。
上記以外の理由としては、我々もキャンセルの状況に興味を抱いたというのが正直なところです。御社が大学にまでクレームを送る原因となったキャンセルとは一体どんな状況で行われたものだったのか?ということを正確に知りたいです。
調査にはある程度の時間がかかると思いますし、本業もあることでしょうからうまくスケジュールを調整して対応していただけるとありがたいです。代理店との連絡はつけられそうでしょうか?代理店から正確な情報をとれる見込みはありそうでしょうか?それとも既に手元にキャンセルの状況を示すものをお持ちなのでしょうか?
以前にいただいたメールでは、キャンセルは当方のページを見たのが原因、という話でしたので、当方のトップページに、御社の製品のキャンセルをした心当たりのある方は連絡してくださいという、情報提供の呼びかけも掲載しました。
Subject: Re: [Q]キャンセル状況の確認について
Date: Tue, 9 Jul 2002 14:46:52 +0900
2002年7月9日
天羽 優子様
株式会社プロホームアドバンス
担当者:□□□□
これまで当社との話合いの争点はコメント内容についてだったと思います。宣伝文句に対する批判になっているかとか言う脱線も多々ありましたが、キャンセルについては争点になったことはありませんでした。
これがなぜ天羽さんとお茶の水大学の話合いで必要となってくるのかがよくわかりません。
また、もし情報が得られた場合は、どのような使い方をされるのでしょうか。
6:09PM 02.7.9 +0900
株式会社プロホームアドバンス
□□様
At 2:46 PM +0900 02.7.9, **** wrote
>2002年7月9日
>天羽 優子様
>
>株式会社プロホームアドバンス
>担当者:□□□□
>
> これまで当社との話合いの争点はコメント内容についてだったと思います。宣伝文
>句に対する批判になっているかとか言う脱線も多々ありましたが、キャンセルについ
>ては争点になったことはありませんでした。
>これがなぜ天羽さんとお茶の水大学の話合いで必要となってくるのかがよくわかりま
>せん。
>また、もし情報が得られた場合は、どのような使い方をされるのでしょうか。
これまで、キャンセルが争点になっていなかったのは、お茶大が、まともな事実確認をせずに御社へのクレームに対処するということをしていたからです。
私も、御社への対応は内容の話し合いのみで済むと考えていたので敢えて争点にはしてきませんでした。
ところが、御社が「製品がキャンセルされた」という内容を含むクレームを大学に送ったために状況が変わりました(変わったのは昨年11月ですが、その後の学内の行き違いとサーバー移転作業などのために、今までそれが反映されていなかったのです)。
ともかくその結果、以下のようなことを理由として、我々のサイトは本業の研究内容の情報公開ごと停止にされてしまいました。以下の理由は、大学内の委員会で話し合われた内容を、私が冨永教授からきいたものです。大学から御社への正式な連絡は、公開停止にしたことでさえも、何ら公式には知らされていないと私は認識しています。
1)御社からのクレームに製品のキャンセルがあったと書かれていたことを大学は確認もとらずに最重要視した。その上で、我々のウェブページを、国立大学の名を借りた中小企業いじめであると考え、企業がかわいそうだから、そのような内容のウェブサイトを公開させないという措置をとった。
2)御社からのその他のクレームにつき、宣伝文句に対して批判を書いたことを問題視した。つまり、コメント内容そのものについての話し合いをしているとみなしていなかった。
お茶大は、御社が上記のメールで「脱線」と書いておられることを「議論の本筋」だと考えており「争点になったことはない」と書いているキャンセルを「我々への措置を決める上で一番重要なこと」と考えています。どうやら、行き違いは学内だけでは済まず、御社の書かれたクレームの内容の理解でも生じているようです。
もし、大学が、大学の責任範囲を明確にし、後は当事者でやれという姿勢をとっていてくれれば、御社が送ってきたクレーム内容に対する議論だけで済んだのです。しかし、大学が公開停止措置をとったことで、大学との交渉に際しては、大学が最重要視している「キャンセル」が争点に入ることになりました。
もし、上に引用したメールの内容が真実であれば、そのことをお茶大に知らせていただきたく思います。上記のメールで、御社が「脱線」(宣伝文句に対する批判かどうかということについて)や「争点になったことはない」(キャンセルについて)と書かれていることが真実なら、これはお茶大の認識と全く異なっております。大学にクレームを送って大学を巻き込むことを決めたのは御社ですから、大学の理解の誤りも正すところまでやっていただくのが筋でしょう。
我々としては、事実関係をまず明らかにしてからお茶大との交渉を行うつもりです。そのためには、御社が書かれたキャンセル内容について、明白な根拠が必要なのです。いろいろ出された資料のうち、キャンセルの事実を示すものだけが欠落しています。その他については、御社が送ってこられた資料等でさしあたりは足りると考えています。
以下、御社がキャンセル内容を出した場合と出さなかった場合について分けて考えます。
【御社がキャンセル内容を知らせてくださった場合】
・事実関係を確認できるのにそれをせずに公開停止措置を決めたというお茶大の手続上の過失につき、その責任を我々が追及する。
・キャンセルの具体的状況と、御社からクレームを最初に受け取ってから我々が行った措置を考慮し、今の公開停止措置の妥当性について議論する。
送っていただいたキャンセル内容は、これから先の大学との交渉の基礎資料として使うつもりです。
大学側の措置が妥当かどうかを議論するには、どの程度深刻なキャンセルだったか、ということと、大学側のとった措置内容のバランスで判断すべきことと考えております。
また、我々と大学が交渉の過程で本格的にもめた場合は、キャンセルを証明する書類が存在し、かつその提出が可能であったということ自体が、判断材料の1つになるだろうと考えています。
【御社がキャンセル内容を知らせてくださらなかった場合】
・お茶大が最重要視しているキャンセルは、実際には真実性が疑わしいということをはっきりさせる
・調べれば、キャンセルそのものの真実性が疑わしいことがわかるのにそれをせず、我々のコンテンツを公開停止にしたことにつき、手続上の過失の責任を追求する。
・御社については「証明もできないのに、キャンセルがあったと大学にまでクレームを送って大学の判断を誤らせ、その結果我々のコンテンツが公開停止にされた」ということを我々のウェブページ上で公表する。
以上でご理解いただけましたでしょうか?
こちらの事情も少し書いておきます。
私(天羽)個人としては、別に、コンテンツが阪大にあっても一向に差し支えありません。しかし、冨永教授が困っています。冨永教授としては、研究内容の紹介と水商売ウォッチングその他を分離するつもりはないということです。これは、学内の会議でも明言しています。そうなると、今は、本来職員なら誰でも利用できるはずのネットワークの利用が制限された状態ということになります。教授本人が正当な権利の行使として、公開停止措置の根拠についての問いあわせをしても、未だに大学から何も答えが帰ってこない以上、恣意的に不平等な扱いをされたと見なさざるをえません。
さらに、お茶大が公開停止を決めたコンテンツが、同じ国立大学の阪大で、そっくり公開されていることについてのお茶大のコメントもありません。公開停止が妥当であるなら、お茶大から阪大に対してクレームがあってしかるべきだと思うのですが、そのようなことはきいておりません。従って、やはり冨永教授が学内で不当に権利を侵害された状態が続いていると考えることになります。
我々としては、こういう状況を解決したいと考えています。
Subject: Re: [Q]キャンセル状況の確認について
Date: Mon, 15 Jul 2002 15:22:41 +0900
2002年7月15日
天羽 優子様
株式会社プロホームアドバンス
担当者:□□□□
>2)御社からのその他のクレームにつき、宣伝文句に対して批判を書いたことを
>問題視した。つまり、コメント内容そのものについての話し合いをしていると
>みなしていなかった。
この部分の文章が良くわかりませんでした。ご説明お願いします。
また、大学側と話合いをされるのは冨永教授なのでしょうか。
あるいは冨永教授とは別に話合いを持たれるということなのでしょうか。
Subject: Re: [Q]キャンセル状況の確認について
Date: 7:43 PM 02.7.15 +0900
At 3:22 PM +0900 02.7.15, **** wrote:
>>2)御社からのその他のクレームにつき、宣伝文句に対して批判を書いたことを
>>問題視した。つまり、コメント内容そのものについての話し合いをしていると
>>みなしていなかった。
>
>この部分の文章が良くわかりませんでした。ご説明お願いします。
大学は、「会社の名前と商品名前を出して宣伝文句に対して批判をすること」そのものがいけないことだと考えた、ということです。
>また、大学側と話合いをされるのは冨永教授なのでしょうか。
>あるいは冨永教授とは別に話合いを持たれるということなのでしょうか。
現状では、冨永教授が先に交渉することになります。
ただし、私(天羽)と冨永教授では、大学に対する立場が違います。
ですから、大学と交渉する際の交渉内容は、私と冨永教授では別になります。
・冨永教授−大学の交渉
大学はキャンセルがあったということについて、非常に神経質になっています。そのことが、我々のページの公開停止の直接の原因となりました。ですから、キャンセルがどの程度深刻なものだったのか、正確な情報を知ってからでないと、大学の対応について、冨永教授は大学の責任を追及することができません。
ですから、もし、一連の大学宛クレームで、御社が、キャンセルを重要視していなかったのであれば、その旨、大学と冨永宛に書面でお知らせください。できれば、先日お伝えしたようなキャンセルの詳細がわかる情報を付けていただけるとありがたいです。
つまり、冨永教授と大学に送っていただく情報は、
1)キャンセルをどの程度重要視していたか
2)キャンセルの詳細状況
ということになります。1)の答えが「重要視していない」のであればその旨の連絡だけで足りますが、「重要視している」であれば、それを裏付ける証拠を戴かないと話になりません。
・天羽−大学の交渉
これからの大学の出方次第です。大学が冨永教授に対してどういう対応をするか見てから決めます。
私(天羽)には、キャンセルの詳細状況を示す書類をお送り下さい。キャンセルについて御社が大学にどういう説明をするかとは無関係に、私には詳細状況を出してください。
そもそも御社が「キャンセルされた」という書類を大学に送ったことでサーバの移転ということになったわけですから、キャンセルがどういう状況だったのか、私にも知る権利があると考えています。
キャンセル情報を出すことは、御社のクレームをさらに正当化することになるだけですから、御社にとって何ら差し支えないと思います。
もし、調べても記録の不備で出せないというのであれば、その旨書面でお知らせ下さい。
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