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ゴルゴ13

Posted on 5月 20th, 2006 in 未分類 by apj

 講義ネタに使っていたというコメントがついたゴルゴ13のコミックスを買ってきた。Niimiさんの指摘通り、SPコミックス64巻で「2万5千年の荒野」が収録されている。内容は、整備不良のまま運転を始めた原子力発電所が、チェルノブイリをやらかす寸前までいったのを、発電所の技術者とゴルゴ13が食い止めるという話で、ゴルゴが圧力を逃がすための弁の部分を狙撃して穴を開けるという内容だった。
 プロの目から見て内容が許容範囲だということは、さいとう・プロがきちんと取材して資料を活用して製作したということなのだろう。

 さすがにこれくらいメジャーな作品になると、近くの普通の規模の書店にも在庫があるのだった。


ここからは旧ブログのコメントです。


by がじら at 2006-05-24 07:41:24
Re:ゴルゴ13

この話を読んだ時、東海村の臨界事故を思い出しました。
テレビで放射線と放射性物質、放射能をごっちゃにしていたコメント、放射線の影響がまだあるかも知れないのに上空からヘリで中継しているのを見て、メディアの科学的基礎知識の欠如を感じました。
日本のメディアはゴルゴ13以下なんでしょうか・・・

私はゴルゴ13は親父が買っていたので小学生のときから読んでました。
そういえば、「サリン」を子どものときから知っていたのも、水質測定でシアン化カリウムを使いながらアーモンドの匂いの話をしたのもゴルゴにあったからだなー
マニアックな性格になるわけだ・・・

PS
前回の書き込みの際、挨拶を忘れてまして、失礼しました。
今後もよろしくお願いします。


by yimamura at 2006-05-45 08:43:45
Re:ゴルゴ13

はじめまして・・・・ではないんですが覚えていらっしゃらないかと(汗)

ちなみに、文庫版だと55巻です。
現在1巻から全巻購入継続中です(笑)


by apj at 2006-05-27 10:54:27
Re:ゴルゴ13

がじらさん、
>上空からヘリで中継
火事、地震、水害はとりあえず上空に居れば安全ですから、ついいつもの調子で取材しちゃったんでしょうねorz。ところが、臨界事故の場合は、反応してるところからの「距離」が問題ですからねぇ。当然高さ方向だって考えないといけないわけで。

>前回の書き込みの際、挨拶を忘れてまして、失礼しました。
いえいえ、お気になさらないように。堅苦しいことは抜きでかまいません。
こちらこそよろしくお願いします。

yimamuraさん、
>現在1巻から全巻購入継続中です(笑)
すばらしい、あの大作……ってかロングラン作品を。
確かに、文庫本で揃えないと、一般家庭では置き場所に難儀しそうな気が。
ところで、ゴルゴが笑ってるのってどの巻に出てくるんでしたっけ?


by がじら at 2006-05-20 08:22:20
Re:ゴルゴ13

apjさん
>反応しているところからの「距離」
そうなんですよね、「おいおい、地震じゃないぞ」とつっこんでました。
いつも現場からの中継を得意としているCNNが、あれだけの大ニュースにもかかわらず、すぐには現地に行かなかったという話を聞いたりしたので、メディアというか日本人の科学的基礎知識と想像力って低下してる?なんて考えましたね。

あさりよしとお氏の「HAL」にもこの臨界はネタになってましたね。
新装版では描下ろしで「水伝」ネタが収録されてます。

>ゴルゴが笑っているのってどの巻
連載当初はゴルゴも結構表情ありましたから、1~3巻あたりじゃないかと思います。