リンク忘年会とか
代休だったのだが、上京予定だったところへホンダとの打ち合わせが入ったので、上京途中で宇都宮で下車して打ち合わせ。その後東京駅に向かい、この間の朝日の記者さんに写真撮影された。東京駅から麹町へ。
縁あって知りあいになった紀藤正樹弁護士がやっているLINK総合法律事務所の忘年会に参加。
昨日あたりから、警官が霊感商法詐欺の片棒を担いでいた神世界事件で、被害対策弁護団を作って、LINKの弁護士の皆さんが並んで記者会見している写真があちこちに出ていた。実際相当忙しいことになっているらしい。
みどころは、神世界のグッズの実物の展示だった。教祖直筆の有り難い習字は……ド下手orz。ぼったくり価格で売りつけるのなら、せめて書として鑑賞に耐えられるレベルのものを出してほしかったような。教典「神書」も少し読んでみたが、そんなに大したことは書いてなさそうだった。一兆円以上の価値があると吹いていたらしいが、ブックオフで100円ならネタとして買ってもいいかな。「ライセンス」は、ネックレス型で袋に入れられていて、開けてはいけないことになっていたらしい。しかし、開けてみると、薄っぺらい紙に書かれた下手くそな習字だった。やっぱり、開けるとショボイ中身であることが一発でバレるから、開けてはいけないことにしていたのだろうか。
ヒーリングサロンのチラシは、ちょっとだけ体験するコースが500円だが、その次にじっくり体験するコースは7000円で、いきなり値段が跳ね上がっていた。「ヒーリングサロンによる被害」に詳しい情報がある。
結局四次会で朝まで山口弁護士や、悪徳商法マニアックスのbeyondさん、酔うぞさん他の人達と一緒に居て、始発が動いてから山形に戻った。
参加の収穫の1つは、タイムリーに「テレビ霊能者を斬る メディアとスピリチュアルの蜜月」(小池靖著、ソフトバンク新書)を、著者から一冊戴いたこと。この著者の「セラピー文化の社会学」をつい先日買って読んだばかりだった。スピリチュアル番組がなぜ流行るのかを考察している。ぜひ読んでみてほしい。