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XCodeでIgor XOPのコンパイルまとめ

Posted on 7月 30th, 2008 in 倉庫 by apj

 前にも書いたがもう一度自分用メモとしてまとめておく。Igor ProのXOP Toolkitを使って、ディレクトリの好きな場所でXOP製作作業をするための変更。XCodeはバージョン3.0。
1)XOP Toolkitの中のサンプルを、自分用作業場所にコピー。
2)XCodeで開く。
3)プロジェクトの情報を開く
4)ヘッダ検索パスを、(XOPツールキットを置いているディレクトリ)/XOP Toolkit 5/IgorXOPs5/XOPSupportに設定
5)ライブラリ検索パスを、(XOPツールキットを置いているディレクトリ)/XOP Toolkit 5/IgorXOPs5/XOPSupport/Xcodeに設定
 ※4)と5)の設定は、値をいれるところをダブルクリックしてウィンドウが開いたら、該当するフォルダをファインダーで見ながらドラッグ&ドロップすると、文字列で入る。直接キーボード入力の必要はない。
6)プロジェクトファイルから、External Frameworks and Librariesを選び、一旦libXOPSupport.aを削除し、もう一度追加する(パスは設定してあるはずなんだけど、これをやらないとうまく認識されないっぽい)。
 まあ、サンプルをコピーしてきて動かそうという時にはこれで十分。

 新規にプロジェクトを作る時の注意。マニュアル通りなんだけど、うっかり、グループとファイルの一番上に出ている青い書類アイコンをクリックして設定を始めると、後の方でマニュアルと違っていて迷うことになる。オプションの設定は全部、「ターゲット」の下の、これから作るXFUNCの名前を選択した状態で、コマンド+マウスボタンで、「情報を見る」で出てくるウィンドウを使って行う。
 マニュアルは英語だがXCodeが日本語なので、設定項目の対応表を作るとこんな感じ。
・Architectures アーキテクチャ
・Header Search Paths ヘッダ検索パス (XOP Toolkitのヘッダの在処を入れる)
・Library Search Paths ライブラリ検索パス (XOP ToolkitのlibXOPSupport.aの在処を入れる)
・Exported Synbols File 書き出されたシンボルファイル (サンプルの、Exports.expをコピーしたものを追加したあと、キーボードから./Exports.expと入力)
・ZeroLink ゼロリンク(XCode 2.xのみ)
・Wrapper Extension ラッパーの拡張子
・Warn About Deprecated Functions 推奨されない関数についての警告
・OTER_REZ_FLAGS ほかのRezフラグ (マニュアルの通りに-i ../../XOPSupport -d TARGET_RT_MAC_MACHOと入力。ToolKitや自分のプロジェクトの置き場所に関わらずこの通りに入力しないとエラーが出る)
・「プロパティ」タブからの入力は、日本語では、それぞれ、識別子(Identifier)、タイプ(Type)、クリエータ(Creator)、となっている。うっかり、青色書類アイコンをダブルクリックして入力していると、「プロパティ」タブが出ないから、このへんで詰まる。