血液型性格判断について、技術開発者さん風に学生に向かって一言
共通教育の講義の最後の方で、血液型性格判断について言及。内容は、菊地さんのまとめたものの抜粋。
で、最後に一言。
「B型自分の説明書、とかが流行っているけど、今、楽しく血液型性格判断を受け入れて社会に蔓延させることに手を貸したりしていると、君たち、4年後に就職するときに謂われもなく血液型が理由で不採用になったりするかもしれないよ」
ここからは旧ブログのコメントです。
by 黒猫亭 at 2008-11-25 00:59:25
想像力の問題でもありますね。
>>「B型自分の説明書、とかが流行っているけど、今、楽しく血液型性格判断を受け入れて社会に蔓延させることに手を貸したりしていると、君たち、4年後に就職するときに謂われもなく血液型が理由で不採用になったりするかもしれないよ」
この辺のことは、日頃poohさんが仰っている「想像力」の問題になってくるかもですね。学生さんに限らず、何が何処でどう繋がっているのか、そう謂う想像が全然出来ていないわけで、現実に自分の身に具体的な不利益として降り懸かってこないとわからない。
これを想像力の欠如と視るのか、想像力の限界と視るのかで話の仕方も変わってくるんだとは思いますが、技術開発者さんやpoohさんが仰っているように、人の想像力が衰えたと謂うより、社会の在り方がわかりにくくなってはきているんだと思います。
by apj at 2008-11-58 09:18:58
教育の役割も変わってきているのかも
黒猫亭さん、
>人の想像力が衰えたと謂うより、社会の在り方がわかりにくくなってはきているんだと思います。
だとすると、そのわかりにくさにうまく対応していけるようにするのは、教育の役割ではないかと思うんですよねぇ。社会がおかしなことになると巡り巡って個人の損になる、というあたりをどうわかりやすく提示するか、といったことをもっと教えるようにした方が良いのかもしれません。