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Where……中学生の英語

Posted on 3月 9th, 2009 in 倉庫 by apj

 何となく思い出したのでメモ。

 中学生の頃に、英語の授業で「where did you come from?」といった一連の言い回しを習った。そうすると、外国人を見かけると「where did you come from?」と言いたがる中学生が私の周りでも激増していた。すると、それはそれで訊かれる方にとっても奇妙だろうし、ソレばっかり訊くのは場合によっては失礼だろうという評論を書いた人がいて、どこかで読んだ記憶がある。また、居住地を訊くとしたらwhere do you live?だし、という話もあった。当時の英語の先生も同じようなことを言ってたなぁ。
 ここまでが前振り。

 10年ほど前に、夏前にグラナダの国際会議に出かけたわけだが、これが日中はとても暑かった。地中海性気候で湿度は低い(というか人為的に水をやらないかぎり植物はまず確実に枯れそう)のだが、昼間は40℃超くらいになる。東京の、30℃超で湿度が高いのも不快だが、からっとして40℃超というのも結構きつかった。街を歩こうとしても、日光に照らされているだけで目の前が暗くなってくる。街角にはそこかしこに日陰があるので、日陰の部分を経由して休みながらでないと動けたものではなかった。私は特に暑いのが苦手であった。

 で、会議場で暑くてたまらんと英語で愚痴ってたら、殆どの人は同意してくれたのに、来る前に居た場所の方がもっと暑かった、こんなの大したことはないノープロブレム、とのたまった奴がいた。
「where did you come from?」
 訊きたくもなるわな。もっと暑いっていうのはどのあたりのことなんだろう?と。
 ブラジルの熱帯に近いところから来たヒトでしたorz。あのへんは、気温が高い&湿度も高いの二連コンボだから、湿度が低くて高温なだけのグラナダは過ごしやすいのだろうと納得。熱帯雨林にKOされた気分にはなったけど^^;)。


ここからは旧ブログのコメントです。


by 温泉カワセミ at 2009-03-51 08:48:51
湿度+温度

apjさん、

そぉいえば前の勤務地の大阪で外国人の面倒を見てたとき、夏場の高湿度+高温のコンボにエジプト人が辛いと言うとりましたわ(笑)
流石に砂漠の民には高湿度は堪えたらしいです。

ただ、東南アジア系は強かったですねぇ。
私が受け持ったマレーシアの女性はムスリムでしたので、顔と手以外は全て覆ってたんですが、うだるような季節でも平然としてましたねぇ。


by apj at 2009-03-24 09:01:24
平均気温に騙された

一応行く前に、気温は調べたんですよ。そうしたら平均気温30℃って書いてあった。何や東京と変わらんやん、と思いつつ出かけたら、あっちは地中海性気候で、日没とともにがんがん気温が下がり、明け方は二十度を切ってたはず。でもって、一日の気温を平均すると確かに30℃。確かにウソは書いてなかったし、勘違いした自分が悪いんだけど、でも騙された感が漂った……。


by 散歩人 at 2009-03-15 00:54:15
ちょっと違和感が・・

アメリカ系外資企業で働いていた者です。揚げ足取りをするつもりは全くないし、英語の専門家でもないですが、出身地を聞く時にWhere did you come from?というのはちょっと引っかかります。これだと物理的にあなたはどこから来ましたか、と言うようなニュアンスになるのではないでしょうか。つまりI came from Hotel New Ohtaniなどという返事が来る可能性があると言うことです。慣用句としてはWhere are you from?と言うのがもっともなじみがあると思います。どうしてもcomeを使いたければWhere do you come from?でしょうか。これはもちろん文法的にどうこうという問題ではありません。もし近くにネイティブスピーカーがいらっしゃったら確かめてみてください。大変失礼しました。


by apj at 2009-03-06 05:28:06
Re:Where……中学生の英語

散歩人さん、

 コメントありがとうございます。

 まあ、どこから来たのかなどと敢えて問いたださなければならないシチュエーションって、実はあんまり無いのですが、状況によっては訊くことになるんだなあ、というのが自分でもちょっと可笑しかったのでこのエントリーとなりました。
 手持ちの英語参考書もありますので、少し調べてみます。
 日常会話のニュアンスって、意識していないと抜けてしまいますね……(汗)。