判例時報
神戸の判決が判例時報に掲載されたものを公開。pdfファイル。
判例時報の記事の大部分は私の得た判決をまとめたもので、それに簡単な解説が付いている。それを、判決を貰った当事者が判決に至った訴訟資料とともに公開することについて、どこまでが正当な引用かという著作権上の問題はあるので、文句を言われたら非公開にする。とはいえ、中西先生の時も黙認のままなので、一応黙認を期待して公開。実際、記事の大部分は、判決書の内容なので、既に私が先に公開したものと重複しているわけで……。
それはそうと、今回絵里タンが名前を間違えられて散々だった件。
まず判決の中で「里」の字が「理」になっていたので裁判所に連絡。判例時報では直っているのだが、今度は「弘中」が「引中」に。
仕方がないので、公開している判例時報には、私が、赤で訂正を入れてある。これで「同一性保持権」とか言い出されたらたまらない訳だが(笑)。というか校正をちゃんとしろ>判例時報社。
お祓いに行ってお札でも貰ってきては?>絵里タン。
【追記】
ところで、判例時報の記事で、被告の名前は変更なし、参加人の名前も変更無し、原告と原告関連の名前だけ「甲」何ちゃら、に変更されている。
当事者の名前を置き換える時のルールって、何かあるんだろうか。
ここからは旧ブログのコメントです。
by mimon at 2009-07-47 09:34:47
名誉毀損除け?
追記の件ですが、判決が判決だけに、判例時報社が名誉毀損や威力業務妨害で訴えられるのを恐れたのではないでしょうか。
それって、普通、被告のほうにする配慮だと思うのですが。
まあ、見事な「返り討ち」判決だったということでしょう。