Feed

宇都宮先生の本

Posted on 10月 26th, 2009 in 倉庫 by apj

 「弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」を書店で見つけたので衝動買い。

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖 (単行本)

 確か、消費者庁を作る時の集会(名前を忘れたが、福田首相(当時)も挨拶に来られたイベント)の後の懇親会で、宇都宮弁護士と会ったことがある。たまたま席が前だったので、beyondさんと一緒に握手してもらった。「当分この手を洗えない……」とアイドル扱いになってたことは内緒w。オウム真理教の被害者救済をやった弁護士だということは知っていたが、その時はそれ以外の活動いついては知らなかった。

 それはともかく、水関係でマルチ商法の会社を相手に訴えたり訴えられたりだという話をしたら、宇都宮先生に「悪徳商法の批判をやっているのなら、悪徳業者から訴状が来るのは勲章」と言われてしまった。

 今回、本を読んでみて、世間で大被害を出して話題になった消費者被害の救済を他にも数多く手がけてこられたことがわかった。また、消費者庁の設置のための活動も続けておられたことがわかった。訴状が来るのが勲章だという意味も、よくわかった。


ここからは旧ブログのコメントです。


by mimon at 2009-10-05 06:56:05
私の所には、まだ勲章が届いていません

今年の7月から8月にかけて、騒いでいた人は、
http://blog.goo.ne.jp/mimon/e/a7f463d4207038384087381dbaf134e6
「訴えてやる」と、捨て台詞を吐いたきり、私には、まだ何も言ってきません。
本当に訴えられたら、少し面倒くさそうですから、煽るようなことは、控えているつもりですけれど、実は、期待してたりして、・・・。
こちらが対応をミスらなければ、負けることは、多分ないと思っていますが、綿密な準備をされたりすると、少々、手間のかかる事になるかも知れません。


by apj at 2009-10-02 08:58:02
手間は確かにかかります

mimonさん、

 訴訟になると手間は確かにかかりますよ。
 ただ、イェーリングの「権利のための闘争」のファンとしては、民事訴訟で争うことは個人の権利であると同時に社会に対する義務、と前向きに考えるべきかとも思ったり。


by mimon at 2009-10-21 15:47:21
どんな本なのかと思い

“権利のための闘争 (岩波文庫)”
がamazonの古本に1円で出ていましたので、発注しておきました。
ただ、こういった種類の本は、「積読」になることが多いものですから、来たからといって、すぐに読むとは限りません。


by apj at 2009-10-34 21:43:34
私の方は原著が積ん読^^;)

mimonさん、
 私の方は、ドイツ語の原著(ISBN 3-549-06602-3)が積ん読状態です。


by Atlantis.sawamura at 2009-10-34 17:19:34
Re:宇都宮先生の本

本気で、1円で買えるんですか?(手数料は??)
あ、でも配送料…。

結局数百円なのかな(^^;


by mimon at 2009-10-18 17:45:18
配達料

Atlantis.sawamuraさん、
> あ、でも配送料…。
amazonの古本の配達料は、基本的に340円です。
もちろん、業者は、それを安くあげて、利益にしています。
BookOffの105円均一コーナーの方が安くなりそうですが、
近所にないので、バスで出かけると、往復800円くらいかかります。
ヒトなんていう質量の大きい物体が移動するよりも、本に移動してもらった方が低コストになるということです。