常識的な判断にほっとした
「パチンコに必勝法なし」攻略情報会社に賠償命令
「パチンコで必ず利益が出る」との虚偽の説明で多額の情報代を支払わされたとして、北海道と東京都の男女が情報提供会社「KO企画」(東京)や幹部に計約340万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、計約315万円の支払いを命じた。佐藤重憲裁判官は「パチンコの勝敗が偶然によるのは周知の事実で、必勝攻略法など存在しない」と指摘し、2人が支払った全額を損害と認定。
一方で、慰謝料請求については「少しばかりの冷静さを持ち合わせ『パチンコでもうけよう』という甘い考えを持たなければ被害に遭うことはなかった」として退けた。
判決によると、2人は2007~08年、インターネットの広告や社員の勧誘を受け、同社に攻略の情報代を支払ったが、効果がないため、その後解約した。
同社をめぐっては、東北地方の被害者らが計約8千万円の返還などを求める集団訴訟を仙台地裁に起こしている。
[ 2010年04月23日 21:57 ]
当たり前といえば当たり前なんだけど、裁判所がこういう、極めてまっとうで常識的な判断をしているのをみると、ちょっとほっとするし和むなぁ……。
ここからは旧ブログのコメントです。
by 多分役立たず(HNです) at 2010-04-56 06:15:56
儲けもの
横になりますが。
言葉巧みにその気にさせてお金を巻き上げた場合、裁判になっても取り上げたお金を返しさえすればよいとなると、抑止力どころか、詐欺推奨となるような悪寒が...
by zorori at 2010-04-45 06:58:45
勝つ方法がないでもないけど
随分昔に読んだ数学の本で題名も忘れましたが、パチンコの必勝法が書いてありました。その方法とは、1週間、パチンコをせずに店に通って、出る台を見つけるというものでした。今みたいにすぐに台を調整できない時代だったので、可能な方法だったわけです。もっとも、店員に見つかると必ず追い出されるのでお勧めはしないとも。
同様の方法を米国のカジノのルーレットで実践した学生集団がいて映画にもなりましたね。当然、カジノ側も気づき対抗策をとったので、長続きはしなかったけど、相当儲けたようです。
常識で考えれば分かることですが、必勝方があれば、パチンコ店やカジノは経営が成り立ちませんので、一時的に盲点をつく方法を考え出してもすぐに対策がとられるということですね。出来るだけ長く通用させるためには、秘密にして一般には流布させないことが肝要ですから、この手の情報を買うというのは、二番煎じで役に立ちませんね。