このほど、従来の常識を覆す驚異の水がアメリカで発見された。
従来の水は、酸素と水素の結合角が104.5度である。このため、水分子はいくらがんばっても、これ以上に角度を拡げることができず、従って、浄水器や活水器業界で期待されているように、145度や160度といった広がった結合角をとることは不可能であった(右図:青丸が酸素原子、赤丸が水素原子を示す)。新しい水は、この問題を完全に克服できる水であることがわかった。
新しく発見された水は、結合角が何と255.5度にも及んでいるため、水処理によって145度や160度という角度を容易に取りうる。このため、パトリック・フラナガン博士の提唱する五角形の水を作るなど朝飯前である。発見者はNASAの研究員で、星間物質の観測をしていて偶然発見した。
なぜこんな水の形になったかはまだ解明されていないが、長期間にわたって非常に重力の小さい条件に置かれたことがカギを握っているというのが研究グループの一致した見解である。
酸化還元電位、マイナスイオンの発生のしやすさ、および人体が摂取したときの吸収の速度については、日米で共同研究チームを作って試験をすることになっている。
この成果は、2002年4月1日付けで、イギリスの科学雑誌ネイチャーに発表される。